中型株

【最新】綜合警備保障が「11期連続増配」を発表!配当金や株主優待は?業績や株価から買い時を分析!

2022年10月12日

連続増配中の綜合警備保障の配当金に興味があるんだけど、業績ってどうなの?
綜合警備保障の株を買いたいんだけど、今の株価は割安?それとも割高?

今回は読者さんのこんな悩みにお応えする為に、綜合警備保障の業績や財務内容、配当金の推移、株主優待などから、今の綜合警備保障の株価は買い時なのか?について僕の個人的な考えを紹介していきます。

YUSUKE
この記事を最後まで読むことで、投資初心者の方でも今の綜合警備保障の株価が割安なのか?割高なのか?客観的な視点から株価水準を判断することが出来ます!

投資家12年目の僕が成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに、今回は記事を作成しました。

YUSUKE
時間のない方で「効率よく銘柄分析をしたい!」という方は、目次から興味のあるトピックに飛んで頂ければと思います。また、記事の最後には個人投資家が絶対に知っておきたい情報を記載しておきましたので、是非最後までお付き合い下さい!それでは、早速やっていきましょう!

注意事項

本記事は僕の銘柄分析の一環としてまとめたもので、僕の独断と偏見が含まれた個人の見解になります。投資をする際は必ず最新の情報を調べた上で、自己責任で投資判断をお願いいたします。

僕の代表的な6つの投資判断基準

投資判断の基準は「投資家」や「投資スタイル」によって様々です。僕の軸としている高配当株投資の場合、業績好調な高配当株に出来るだけ割安な水準で投資をすることが重要なので、以下の6つの観点を重視しています。

上記6つの投資判断基準から綜合警備保障の株価は買い時なのか?僕なりに分析をしてみました。

前提条件としてこちらの記事は

2022年10月11日時点での情報をもとに作成した記事になっておりますので、事前にご理解下さい。

綜合警備保障ってどんな企業?

【2331】綜合警備保障の公式HP

企業概要

綜合警備保障は、警備サービスでセコムに次ぐ2位。綜合警備保障が正式社名だが2003年から「ALSOK」で事業展開をしている。金融機関向け常駐警備と警備(現金)輸送に強みを持つ。警備輸送は、コンビニATMへの現金補充・集金や、商業施設での集金代行などの事業を拡大。機械警備は、法人営業を強化する一方で、ホームセキュリティでは住宅メーカーとの連携で契約件数を伸ばす。近年はビル管理業者を相次いで買収し、総合ビル管理と警備を一体化した事業も行う。


各種指標

業績の推移

One-Pointメモ

売上高は12期連続での増収、純利益は10期連続での増益と過去最高を更新し続けてきています。営業利益率は10年前の3.7%から前期は8.8%に、純利益率は10年前の2.7%から前期は5.9%と利益率は向上してきています。成長率を見ていくと、売上高は過去10年間で60.5%の増加、営業利益は296.5%の増加で年平均29.7%の増益と素晴らしい成長率。

今期進捗状況

One-Pointメモ

今期経常利益の進捗率を確認すると、1Q終了時点で16.8%と25%を下回っており、前年同期比でもマイナス21.5%と大きく出遅れています。ですが、今期目標の下方修正はなく、今期の目標に変更はありません。

海外売上高比率

綜合警備保障は海外売上高情報はありません。

キャッシュフローの推移

One-Pointメモ

「営業CF」は常にプラスで緩やかな右肩上がりのグラフ。「フリーCF」は10年中9年がプラスと良好なキャッシュフロー。「営業CFマージン」は10年平均7.7%と特筆すべきほどの水準ではありませんが、全く問題のない水準。

財務状況の推移

One-Pointメモ

総資産、自己資本は右肩上がりで拡大してきている事が見て取れます。有利子負債は500億円から700億円の間を常に推移しています。自己資本比率に関しては、右肩上がりで伸びてきており、前期は61.5%と良好な財務状況。

従業員数と生産性の推移

One-Pointメモ

従業員数は緩やかに増えており、10年前の28,000人から前期は38,000人と1万人程増えました。1人当たり純利益は2013年3月期の31万円から前期は76万円と緩やかに増え続けています。

配当金の推移

One-Pointメモ

綜合警備保障は2013年3月期から10期連続増配中。7年間での増配率は115.8%の増配、年平均16.5%の増配率と着実に成長をしてきています。配当性向に関しては、常に30%以下で推移をしており、10年間の平均は29.3%と配当余力は十分。配当性向の推移を見るに、かなり安定的に配当金を出している事が見て取れます。

株主優待

綜合警備保障は株主優待はありません。

現在の株価は割安か?

週足5年チャート

PERの推移

One-Pointメモ

現在の予想PERは12.5倍で過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見るとかなり割安な水準に位置しています。予想PERのチャート推移を見ると、最大値は30.4倍、平均値21.0倍、最小値11.8倍となっており、2018年の頭から右肩下がりで落ちてきており、過去5年間では最も割安な水準。

PBRの推移

One-Pointメモ

現在のPBRは1.25倍で過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見るとかなり割安な水準に位置しています。PBRのチャート推移を見ると、最大値は3.21倍、平均値2.08倍、最小値1.18倍となっており、PERと同様に2018年の頭から下げ続けています。

予想配当利回りの推移

One-Pointメモ

現在の予想配当利回りは2.32%で、コロナショック時に記録した配当利回りを超えてきています。増配に加えて、株価も下げてきており、過去まれにみる配当利回りの高さです。

個人的見解

綜合警備保障についてあらゆる角度から企業分析をした結果、超簡単にまとめると下記のようになります。

これらを踏まえて、僕の個人的見解は綜合警備保障は業績好調の連続増配株の一つで、今は過去5年間で最も割安で面白いタイミングという判断です。

個人的には、『貧富の差が広がってきている昨今では、警備会社はこのまま緩やかに業績を伸ばしていく』と考えています。

注意事項

あくまでも、僕の個人的見解になりますので、投資を検討の方はご自身でしっかりと企業分析をした上で、ご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

最後に

『高配当株を買って日々の生活を豊かにしていきたい!』と思ってるけど、まだまだ資金が少ないという方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。

マネックス証券のワン株

昔と違い、今はネット証券大手のマネックス証券でも1株から手数料無料で買い付けが可能です。

YUSUKE
僕自身もマネックス証券で単元未満株を日々購入をしていっています。
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マネックス証券は買付手数料が無料と言うのは勿論、何よりもアプリやwebサイトがお洒落で直感で操作が可能です。

贅沢をする順番をかえるだけ

コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を1回我慢するだけで、好きな高配当株を買う事が出来ます。ちょっとした我慢を先にすることで、将来的には配当金でランチをしたり、友達と飲み会にいったりすることが出来るようになります。

誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に高配当株を積み上げていきましょう。

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