中型株

DCMホールディングスの株主優待が使えない場合の対策とは?今後の見通しについても徹底分析!

2023年4月20日

DCMホールディングスの株の業績や配当金の推移ってどうなの?
DCMホールディングスの株に興味があるんだけど、今の株価は割安?

この記事では、皆さんのこのようなお悩みにお応えし、以下の6つの投資判断基準から徹底的に分析をしました。

また、皆さんが気になっている、DCMホールディングスの株主優待が使えない場合の対策についても、詳しく解説をしていきます。

※すぐに『DCMホールディングスに対するボクの見解を知りたい!』という方は、【個人的見解】DCMホールディングスの買い時についてからご覧ください!

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DCMホールディングスってどんな企業?

まずはじめに、『DCMホールディングスがどんな企業なのか?』について概要を解説していきます。

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週足チャートの推移

それでは、DCMホールディングスの株価が『どのような値動きをしているのか』確認をしていきましょう。

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  • 日足チャートで見ると、22年9月末に発表された好決算で株価は窓をあけて大きく上昇。
  • そして、4月11日の本決算の発表を受け、再び株価は窓をあけて急騰しています。
  • 週足チャートで見てみると、株価は上昇トレンド。
  • 月足チャートで見ても、リーマンショック時の安値340円から株価は4倍まで伸びています。

業績の推移

つづいて、DCMホールディングスの『過去10年間の業績の推移』を確認していきます。

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  • 売上高に関しては、前期の2023年2月期に過去最高を更新しました。
  • 営業利益に関しては、前々期の22年2月期に過去最高を記録。今期はその過去最高を更新する予想です。
  • 営業利益率に関しては、着実に伸びてきており、22年2月期に過去10年での最大値を記録。21年2月期以降は6%超で推移しています。

キャッシュフローの推移

それでは、DCMホールディングスの『資金繰りに問題はないのか?』過去10年間のキャッシュフローの推移を確認していきます。

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  • 営業CFに関しては、軒並みプラスで推移しており、問題はなし。
  • つぎに、フリーCFに関しては、過去10年間のうち5期でマイナスとイマイチ。
  • 現金・現金等価物に関しては、14年2月期の120億円から大きく増加してきています。
  • さいごに、営業CFマージンに関しては、ひとつの目安とされている15%を大きく超えており収益性は抜群です。

財務状況の推移

つぎに、DCMホールディングスの『財務状況は問題がないのか?』過去10年間の財務状況の推移を確認していきましょう。

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  • 総資産に関しては、14年2月期の3,339億円から前期には5,160億円と10年間で約1.5倍に拡大。
  • 自己資本に関しては、着実に毎年増加しており、良好に推移しています。
  • それに対して、有利子負債は、ほぼ横ばいで推移するも、前期に大きく増えています。
  • 自己資本比率に関しては、常に45%前後での推移と非常に安定しています。

従業員数と生産性の推移

それでは、DCMホールディングスの『従業員数の推移と一人当たりの生産性』を確認していきます。

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  • 従業員数に関しては、14年2月期の4,056人から前期には4,025人と10年間でほぼ変わらず。
  • 従業員の生産性をあらわす1人当たりの純利益は、上場企業の中央値を上回り前期は467万円と良好です。

配当金の推移

つづいて、DCMホールディングスの『過去10年間の配当金の推移』を確認していきます。

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  • DCMホールディングスの配当金は右肩上がりで増加しており、2016年2月期から8期連続で増配中です。
  • また、配当性向は常に30%前後で推移と安定しており、配当余力は十分にあります。
  • 増配率に関しては、そこまで高くはないものの、過去5年間で1株26円⇒1株40円と53.8%の増配率です。

配当方針に関して

利益成長と共に継続的に増配をしていく方針で、配当性向35%を目安として配当金額を決定。将来的には配当性向40%を目指す。

自社株買いの推移

つぎに、DCMホールディングスの『過去10年間の自社株買いの推移』を確認していきましょう。

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  • 自己株式取得に関しては、過去10年間中8期で実施と良好。
  • 総還元性向は、前期に104%も、全体的にはそこまで高くはありません。
  • 総還元利回りは、非常に高く前期は10%超です。
  • また、過去10年間での総還元利回りの平均値は5.02%とかなり魅力的な水準かと思います。

株主優待

こちらは、DCMホールディングスの株主優待です。

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ワンポイント
DCMホールディングスの株主優待は、100株以上(約13万円分)保有の株主に対して、「自社買物優待券」がもらえます。

DCMホールディングスの株主優待が使えない際の対処法とは

近くに株主優待券を使える店舗がなくて、せっかくもらってもどうしようもない…。

こんな風に感じている方は意外と多いかと思います。

その場合の対処法がメルカリです。

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なんと、4,000円分の優待券が3,900円で取引をされたりと、ほぼそのままの金額で取引をされています!

このように、『DCMホールディングスの株主優待が使えない…。』という方であったとしても対策はありますので、是非活用をしてみて下さい。

現在の株価は割安なのか?

DCMホールディングスの『現在の株価は割安なのか?それとも割高なのか?』把握をするために下記の5項目を確認していきます。

  1. 予想PERの状況
  2. 実績PBRの状況
  3. 配当利回りの推移(過去5年間)
  4. 目標株価
  5. アナリストの評価

予想PER/実績PBR/配当利回り

それでは、DCMホールディングスの『現在の株価水準は割安なのか?』を確認していきましょう。

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  • 予想PERに関しては現在9.6倍で、過去5年間レンジで見ると、やや低い水準に位置しています。
  • 実績PBRに関しては現在0.74倍で、過去5年間レンジで見ると、こちらも中央よりもやや低い水準に位置しています。
  • さいごに、過去5年間の配当利回りの推移を見ると、最大値は3.75%、平均値は2.78%、最小値は1.84%、現在の配当利回りは3.11%です。
  • 先日の決算発表以降の株価上昇に伴い、利回りは大きく低下したものの、現状は平均値を上回った水準で推移しています。

上記資料の配当利回りの推移や、予想PER、実績PBRのレンジ位置で割安度合いを確認したいという方は、マネックス証券の銘柄スカウターをご利用ください。

目標株価 / アナリストの評価

さいごに、DCMホールディングスの目標株価 / アナリストの評価を確認していきましょう。

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  • 過去3カ月間に1名のアナリストがDCMホールディングスの株価を評価しており、目標株価は『現在の株価から+8.86%の1400円』で『強い買い』の評価となっています。
  • また、テクニカル指標のシグナルを確認すると、オシレーターは現在『売り』、移動平均は現在『強い買い』、総合的には『買い』といった状況です。

上記資料のアナリストの評価や、テクニカル指標の状況をもとに投資タイミングを検討したいという方は、TradingViewの銘柄詳細を確認してみてください。

【個人的見解】DCMホールディングスの買い時について

ここまでを踏まえて、DCMホールディングスに対するボクの個人的見解は、

  • 業績は堅調に推移しており、2016年2月期から8期連続で増配中の魅力的な高配当株のひとつです。
  • また、配当性向は30%前後で推移しており、配当余力も十分にあります。
  • 過去10年間での総還元利回りの平均値は、『5.02%』と株主還元率の非常に高い銘柄です。

懸念材料としては、電気代の高騰によるコストの増加や、急激な為替の変動、物価上昇による原材料価格の高騰と、小売業界においては非常に厳しい経営環境が続いています。

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とはいえ、これらの懸念材料を粗利の改善や、経費のコントロールにより22年6月以降の営業利益は増益としっかりと対応しています。また今期から新たな中期経営計画を発表しており、配当性向は35%を目標と、今期増配する可能性も十分に考えられる魅力的な高配当株とボクは考えています。

参考【重要】高配当株の買い時はこの7パターン!タイミングの見極め方についても解説

注意事項

あくまでも、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方はご自身でしっかりと企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

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