

今回は読者さんのこんな悩みにお応えする為に、DCMホールディングスの業績や財務内容、配当金の推移、株主優待などから、今のDCMホールディングスの株価は買い時なのか?について僕の個人的な考えを紹介していきます。


ボクの資産形成戦略を詳しく知りたいという方はこちらの記事をご覧ください。
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稼いで、増やそう!誰でも出来る『最速で1000万円を作る』資産形成3ステップ
投資家12年目の僕が成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに、今回は記事を作成しました。

注意事項
本記事は僕の銘柄分析の一環としてまとめたもので、僕の独断と偏見が含まれた個人の見解になります。投資をする際は必ず最新の情報を調べた上で、自己責任で投資判断をお願いいたします。
僕の代表的な6つの投資判断基準
投資判断の基準は「投資家」や「投資スタイル」によって様々です。僕の軸としている高配当株投資の場合、業績好調な高配当株に出来るだけ割安な水準で投資をすることが重要なので、以下の6つの観点を重視しています。
上記6つの投資判断基準からDCMホールディングスの株価は買い時なのか?僕なりに分析をしてみました。
前提条件としてこちらの記事は
2022年10月3日時点での情報をもとに作成した記事になっておりますので、事前にご理解下さい。
DCMホールディングスってどんな企業?
【3050】DCMホールディングスの公式HP
企業概要
DCMホールディングスは、ホームセンター国内最大手の企業。ホーマック、カーマ、ダイキが2006年に経営統合し設立した持株会社。ホーマック(1951年創業)は北海道・東北、カーマ(70年創業)は東海・北陸、ダイキ(58年創業)は中・四国が地盤で、地域的に補完関係を持つ。調達や在庫管理統合の一方、PB開発の品種拡大を推進。シェア拡大を狙い各地のホームセンターを積極的に買収している。2017年1月、大手のケーヨーに出資し持分法会社化。出店はプロ用ショップ「ホダカ」と商圏1万人規模の小型店「ニコット」を中心に展開。
業績の推移

One-Pointメモ
売上高はコロナ禍の巣ごもり需要もあり、2021年2月期に過去最高の売上高を記録。前期は減収も、営業利益、純利益は過去最高を更新しました。営業利益率、純利益率は緩やかに上昇してきており、2013年2月期と比較をすると前期は1%以上伸びています。成長率を見ていくと、売上高は過去10年間で0.6%の増加とほぼ横ばい。営業利益は55.2%の増加で年平均5.5%の増益とこちらは緩やかに伸びてきています。
今期進捗状況

One-Pointメモ
今期経常利益の進捗率を確認すると、2Q終了時点で62.4%と50%を超えているものの、前年同期比で1Q、2Qともにマイナス。前期、前々期と本決算に向けて経常利益は減少傾向なので、ここで踏ん張る事ができるか注目。
海外売上高比率
DCMホールディングスは海外売上高情報はありません。
キャッシュフローの推移

One-Pointメモ
「営業CF」「フリーCF」ともにマイナスになる年度があるも、まずまずの水準。「営業CFマージン」は10年平均4.7%とごく平均的な数値です。
財務状況の推移

One-Pointメモ
総資産、自己資本は右肩上がりで拡大してきており、特に自己資本に関しては、2013年2月頃から毎期増えてきています。有利子負債は2016年2月期に大きく増えてからは、横ばい。自己資本比率に関しては、常に40%超で推移しており、前期は53.6%と大きく改善されました。
従業員数と生産性の推移

One-Pointメモ
従業員数は2018年2月期を機に減少傾向。過去5年間で約10%ほどの人員削減を実施。1人当たり純利益は、上場企業の中央値である127万円を常に超えており、前期、前々期は大幅に上昇し450万円超です。
配当金の推移

One-Pointメモ
DCMホールディングスは2016年2月期から7期連続増配中。7年間での増配率は65.0%の増配、年平均9.3%の増配率とまずまずの増配率。配当性向に関しては、常に30%前後で推移をしており、10年間の平均は30%を割っており、配当余力は十分。
株主優待

One-Pointメモ
100株以上保有の株主が貰うことができ、500株以上、1000株以上と株数により貰える優待内容が変わります。また、長期保有特典があり、3年以上保有することで優待内容が大幅UPします。
現在の株価は割安か?
週足5年チャート

PERの推移

One-Pointメモ
現在の予想PERは8.9倍で過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見ると真ん中よりもやや割安な水準に位置しています。予想PERのチャート推移を見ると、最大値は14.3倍、平均値10.4倍、最小値7.7倍となっており、コロナショック後の2020年9月頃をピークに大きく下げ、現在は平均値を下回っている状況。
PBRの推移

One-Pointメモ
現在のPBRは0.68倍で過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見ると真ん中よりも割安な水準に位置しています。PBRのチャート推移を見ると、最大値は1.00倍、平均値0.74倍、最小値0.61倍となっており、PER同様に2020年9月頃をピークに大きく下落。現在は最小値付近での推移。
予想配当利回りの推移

One-Pointメモ
現在の予想配当利回りは3.48%で、コロナショック時に記録した配当利回りを大きく超えてきています。増配に加えて、株価も下げてきており、過去まれにみる配当利回りの高さです。
個人的見解
日本電信電話についてあらゆる角度から企業分析をした結果、超簡単にまとめると下記のようになります。

これらを踏まえて、僕の個人的見解はDCMホールディングスは連続増配中の銘柄の一つで、今は過去まれに見る配当利回りの高さで結構面白いタイミングかなという判断です。
個人的には、『配当利回り3.5%近辺は買いかな』と考えています。
注意事項
あくまでも、僕の個人的見解になりますので、投資を検討の方はご自身でしっかりと企業分析をした上で、ご自身の判断で投資をするようお願いいたします。
最後に
『高配当株を買って日々の生活を豊かにしていきたい!』と思ってるけど、まだまだ資金が少ないという方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。
昔と違い、今はネット証券大手のマネックス証券でも1株から手数料無料で買い付けが可能です。

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マネックス証券は買付手数料が無料と言うのは勿論、何よりもアプリやwebサイトがお洒落で直感で操作が可能です。
贅沢をする順番をかえるだけ
コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を1回我慢するだけで、好きな高配当株を買う事が出来ます。ちょっとした我慢を先にすることで、将来的には配当金でランチをしたり、友達と飲み会にいったりすることが出来るようになります。
誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に高配当株を積み上げていきましょう。
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