この記事では、皆さんのこのようなお悩みにお応えし、以下の3つの投資判断基準から徹底的に分析をしました。
また、アイモバイルの株に投資を検討している皆さんが気になるであろう項目に関しては、よくあるQ&Aにまとめています。
アイモバイルの株に対するよくあるQ&A
※この記事は、株式投資歴13年目の個人投資家であり、現役のファイナンシャルプランナーのボクが、自分の銘柄分析の一環として作成をした記事になります。
本記事の信頼性
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アイモバイルってどんな企業？
まずはじめに、『アイモバイルがどんな企業なのか？』についての概要がこちらです。
アイモバイルは何で稼いでいるのか？
それでは、アイモバイルが『何で稼いでいるのか？』こちらの資料に簡単にまとめました。
- 売上高の構成比に関しては、コンシューマが70.9%の割合を占めトップ。コンシューマ事業は、主にふるなびでの売上です。
- 営業利益率に関しては、インターネット広告事業が34.81%と最も高く、素晴らしい利益率となっています。
- 海外売上高比率に関しては、売上の割合は日本が100%と国内のみで事業を営んでいます。
月足10年チャートの推移
つぎに、アイモバイルの株価が『どのような値動きをしているのか』確認をしていきましょう。
- 月足チャートで見ると、2016年10月に上場をしてから乱高下を繰り返しています。
- コロナ禍で一時上場来安値の441円をつけるも、その後株価は急騰。
- 2021年6月に上場来高値の1956円を記録してからは、下落トレンドで推移しています。
最近の株価推移について
- 直近の値動きを日足チャートで確認をすると、2023年に入ってから株価はレンジ内での推移。
- 先日の6月に公表された3Qの決算を受け株価は急落も、下げた分をほとんど戻してきています。
- 現在は出来高の厚い価格帯での推移となっており、ここからどちらに振れていくのか注目です。
上記チャートはTradingViewというチャート分析ツールを活用しています。数百種類のテクニカル指標を無料でチャート上に表示させることができ、カスタマイズの幅がかなり広い分析ツールです。（全世界5000万人以上の方が利用）
業績は成長しているのか？
アイモバイルの『業績は成長しているのか？』把握をするために下記の2項目を確認していきます。
売上高の推移
それでは、アイモバイルの『過去10年間の業績の推移』を確認していきます。
- 売上高に関しては、19年7月期をピークにその後は停滞しています。
- 営業利益に関しては、14年7月期の18億円⇒22年7月期には38億円と2倍超にまで成長しています。
利益率の推移
こちらは、アイモバイルの『過去10年間の利益率の推移』です。
- 営業利益率は11%～28%の間を推移しており、19年7月期から上昇傾向。前期には27.2%を記録しています。
- 当期利益率も同様に、19年7月期から上昇、前期には19.2%まで上昇をしています。
株主還元は魅力的なのか？
アイモバイルの『株主還元は魅力的なのか？』把握をするために下記の3項目を確認していきます。
配当金の推移
それでは、アイモバイルの『過去10年間の配当金の推移』を確認していきます。
- アイモバイルの配当金は、21年7月期に1株100円の配当を実施も、前期の22年7月期は大幅減配。
- ですが、EPSは19年7月期から毎期、着実に増え続けています。
- 配当性向は前期は28.5%と低く、配当余力はまだまだあります。
配当方針に関して
配当性向30%およびDOE5％を目安とした安定的・継続的な配当の実施に、自己株式の取得を柔軟に加えた、総還元による株主還元を目指す方針。
自社株買いの推移
つぎに、アイモバイルの『過去10年間の自社株買いの推移』を確認していきましょう。
- 自己株式取得に関しては、上場をした16年10月以降の6期の内5期で実施と積極的。
- 総還元性向は、19年7月期以降100%前後で推移と利益のほぼ全てを株主還元に充てています。
総還元利回り
つづいて、アイモバイルの『過去10年間の総還元利回りの推移』がこちらです。
- 総還元利回りは、19年7月期以降に急騰しており、前期の22年7月期には10.27%と高還元。
- また、過去10年間での総還元利回りの平均値は3.38%と非常に魅力的な水準かと思います。
株主優待
アイモバイルには株主優待はありません。
アイモバイルの現在の株価は割安なのか？
アイモバイルの『現在の株価は割安なのか？それとも割高なのか？』把握をするために下記の3項目を確認していきます。
予想PERの推移
こちらは、過去5年間の予想PERの推移です。
- 予想PERの推移を過去5年間レンジで確認すると、最大値は42.9倍、最小値は8.3倍、平均値は14.8倍です。
- 現在の予想PERは9.4倍で、平均値を大きく下回っており、アイモバイルにしては比較的割安な水準です。
実績PBRの推移
つづいて、こちらは過去5年間の実績PBRの推移です。
- 実績PBRの推移を過去5年間レンジで確認すると、最大値は2.86倍、最小値は0.84倍、平均値は1.73倍です。
- 現在の実績PBRは1.71倍で、平均値近辺での推移となっており、アイモバイルにしては平均的な水準です。
予想配当利回りの推移
つづいて、こちらは過去5年間の予想配当利回りの推移です。
- 予想配当利回りの推移を過去5年間レンジで確認すると、最大値は7.68%、最小値は0.00%、平均値は1.69%です。
- 現在の予想配当利回りは3.16%で、平均値を大きく上回っており、アイモバイルにしては魅力的な利回り水準です。
上記資料の過去5年間の配当利回りの推移は、銘柄スカウターで確認をすることが出来ます。
＼銘柄スカウターの特徴／
銘柄スカウターは、マネックス証券に口座を開設している人のみが使える「無料」の分析ツールです。
- 過去15年間もの業績推移をチェック
- セグメント別の売上比率をチェック
- 過去5年の配当利回りをチャート化
- アナリスト（専門家）が株価を予想
- 3パターンの理論株価を自動計算
高配当株投資において「銘柄分析は必須」事項ですので、銘柄スカウターを活用して効率よく分析をしていきましょう。
アイモバイルの株に対するよくあるQ＆A
それでは、アイモバイルの株に対するよくある質問にお答えしていきます！
アイモバイルの株に対するよくあるQ&A
注意事項
Q1 . 将来性のある企業ですか？
結論：個人的にアイモバイルは「将来性のある」企業だと考えています。
アイモバイルの魅力について
- アイモバイルの業績は不安定ではあるものの、ふるさと納税サイトの中では確固たる地位を築いてきている企業です。
- 配当に関しては、3%ちょっとの配当も、自社株買いに積極的で株主還元率はかなり高い。
- ふるさと納税は会員数、契約自治体とも続伸。まだ、これから増えていくことが考えられます。
アイモバイルの懸念材料について
- ネット広告はアプリが巣ごもり需要効果一巡し伸び悩む。
- アドプラットフォームの大型案件も剥落。
- 広告費の負担こなせず営業益足踏み。
これらを踏まえて、ボクの個人的見解は…、
ですが、ボクとしては敢えて高配当株ポートフォリオに組み込むほどの銘柄でもないかなと考えています。
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Q2 . 「今」って買い時ですか？
結論：個人的にアイモバイルは「今」は積極的に買いたいとは思いません。
ちなみに、
※あくまでも個人の見解です。
- アイモバイルの予想配当利回りが3.5%まで上がるためには、株価は1142円まで下げる必要があります。
- アイモバイルの株価は現在出来高の厚い価格帯で推移しており、ここを上抜けできないようであれば下げてくる可能性も高いです。
- テクニカル指標のRSIは、買われ過ぎの水準である70に近づいてきており、敢えて今買い向かう必要はないと考えています。
テクニカル指標の状況
個人的な見解に加えて、客観的な指標としてテクニカル指標を確認しておきましょう。
- アイモバイルの現在の株価は5つの項目で『売りシグナル』が出ています。
- RSI、サイコロジカルといったテクニカル指標で売りサインが出ており、これらテクニカル指標を活用した際の通算パフォーマンスは100以下と、信頼性は決して高いとは言えないシグナルです。
- ですが、75日線形回帰トレンドが±1.8σとなった際には、かなり高い通算パフォーマンスとなっており、売買の検討材料として活用したいです。
上記資料の過去2年間の売買シミュレーションのデータは、auカブコム証券で口座開設済みの方のみ確認ができます。
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売買タイミングは、auカブコム証券に口座を開設している人のみが使える「無料」の分析ツールで一目瞭然です。
- 「今」買い時の銘柄がワンクリック
- 相性の良いテクニカル指標を判別
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全上場銘柄（約3900社）で上記項目をすべて自動で分析してくれます。
高配当株投資において「売買タイミングは重要」な項目ですので、auカブコム証券の分析ツールを有効活用していきましょう。
Q3 . アイモバイルの株の買い方について教えてください。
アイモバイルの株の買い方の手順はこちらです。
買い方の手順4STEP
- 証券会社に口座を開設する
- 開設した口座に入金をする
- 銘柄を検索し、買付注文を入れる
- 購入完了
といった質問をよく頂きます。
ちなみに、ボクはSBI証券をメイン口座として活用しています！
一番の理由は「業界屈指の格安手数料」です。
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【重要】配当金で人生を豊かにするために
と思っているけど、今はまだ資金が少ない…という方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。
ちなみに、日本を代表するメガバンク三菱UFJフィナンシャルグループ（配当利回り：4.42%）の株は、1株たったの928円ですので、誰でも気軽に購入ができます！（2023年5月29日時点）
昔と違い、今はネット証券最大手のSBI証券でも1株からなんと手数料無料で買い付けが可能です。
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資産形成を加速させる上でのポイントは、『贅沢をする順番を変える！』ということです。
例えば…
コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を1回我慢するだけで、好きな高配当株を買う事が出来ます。ちょっとした我慢を先にすることで、将来的には配当金でランチをしたり、友達と飲みに行ったりすることが出来るようになります。
誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に高配当株を積み上げていきましょう。
＼高配当株投資の攻略法3選／
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現役FPが高配当株の選び方を伝授❷ 良いタイミングで売買する
高配当株の買い時と売り時7パターン❸ 入金力を上げる
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