【図解】伯東の業績が好調！業績や株価から買い時を分析！配当金や株主優待は？

本記事は僕の銘柄分析の一環としてまとめたもので、僕の独断と偏見が含まれた個人の見解になります。投資をする際は必ず最新の情報を調べた上で、自己責任で投資判断をお願いいたします。

2022年9月20日時点での情報をもとに作成した記事になっておりますので、事前にご理解下さい。

出所：伯東の公式HP

伯東はコロナ禍にも関わらず、2020年3月期、2021年3月期と増収増益で過去最高を記録。そして前期も売上高、純利益と過去最高を更新しました。利益率に関しては、営業利益、純利益ともに横ばい。前期は平均以上の水準。成長率を見ていくと、売上高は過去10年間で64.9%の増加、営業利益は73.0%の増加で年平均7.3%の増益と堅調に推移。

今期経常利益の進捗率を確認すると、1Q終了時点で57.5%と既に50%を超えています。前年同期比と比べると、プラス84.9%と倍近くの利益を出しています。

「営業CF」「フリーCF」ともに2018年3月期から悪化傾向ですが、前期、前々期と立て直してきています。「営業CFマージン」は10年平均0.2％とギリギリプラスの水準と、正直イマイチ。

総資産、自己資本と右肩上がりで拡大をしてきているものの、2020年3月期に有利子負債が急増。自己資本比率に関しては、2019年3月期まで60%台と素晴らしい水準でしたが、2020年3月期からは40%台まで落ちてきています。

従業員数は2013年3月期をピークに毎年少しずつ減ってきています。1人当たり純利益は前期に過去10年間で最高の407万円を記録と、上場企業の中央値である127万円を上回っている水準を維持。

伯東は2013年3月期以降一度も減配をすることなく、増配をしていきています。前期に大幅増配をしたこともあり、7年間での増配率は300%、年平均にすると42.9%と凄まじい増配率。配当性向に関しては、前期は60%超ですが、10年間平均では40%以下、3年間平均では54.7%と全く問題のない配当水準。

現在の予想PERは13.3倍で過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見ると真ん中よりも割高な水準に位置しています。予想PERのチャート推移を見ると、最大値は17.8倍、平均値11.0倍、最小値6.3倍となっており、コロナショック以降は平均値よりも上の水準で推移しています。

現在のPBRは1.07倍で過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見るとかなり割高な水準に位置しています。PBRのチャート推移を見ると、最大値は1.13倍、平均値0.57倍、最小値0.32倍となっており、コロナショック後から右肩上がりで上昇していきています。

現在の予想配当利回りは4.60%で、最近付けた最大値6.94%から株価急騰の影響で利回りは下げてきています。ただ、株価上昇の割には利回りは平均以上の水準となっており、魅力的な水準ではあります。

あくまでも、僕の個人的見解になりますので、投資を検討の方はご自身でしっかりと企業分析をした上で、ご自身の判断で投資をするようお願いいたします。