おすすめ銘柄

8月権利確定のおすすめ株主優待ランキングTOP5

2022年8月3日

先日、視聴者の方からこんな質問を頂きました。

・8月に権利確定のおすすめ株主優待を知りたい。
・少額から投資できる株主優待銘柄を知りたい。
・実際に1銘柄投資をするなら何の銘柄か知りたい。

 

今回は視聴者さんのこんな悩みを解決できる動画を用意しました。

 

この動画を最後まで見ることで、投資初心者の方でも『8月権利確定のおすすめ株主優待銘柄』を知ることができ、今よりもきっと投資成績が向上します!

 

 

投資家12年目の僕が成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに、今回は動画を作成しました。

 

そして、今回の動画の目次がこちらです。

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1
8月株主優待の全体像

2022年8月の権利確定スケージュールを確認し、8月権利確定の銘柄はどのくらいあるのかチェック。

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2
8月権利確定のおすすめ株主優待5選

王道の銘柄から、特徴のある銘柄まで僕の独断と偏見で選んだ5銘柄を紹介。

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3
個人的見解

今回紹介をする5銘柄の中で、1銘柄だけ買うとしたらどの銘柄を選ぶのか、個人的見解をお話。

 

YUSUKE
時間のない方のためにも、動画の目次や使用しているツールを概要欄の方に載せてありますので、興味のあるトピックに飛んで頂ければと思います。それでは早速やっていきましょう!

動画で見たい方はこちら

 

8月株主優待の全体像

株主優待を獲得する為には、『決められた期日』までに『決められた株数』を保有しておく必要があります。

その期日を1日でも過ぎてしまうと株主優待は手に入らないので、しっかりとスケジュールを確認していきましょう。

2022年8月権利確定日スケジュール

権利確定カレンダー

 

《2022年8月》権利確定日スケージュール

2022年8月は29日(月)が『権利付き最終日=株を買っておく日』、30日(火)が『権利落ち日=株を売っても良い日』、31日(水)が権利確定日となっています。権利付き最終日までに狙っている銘柄をしっかりと買っておく事はもちろん、継続保有期間等の優待を貰うための条件も事前に確認をしておきましょう!

 

8月権利確定の銘柄数

8月権利確定の銘柄数

銘柄選定理由

東証上場銘柄、3870銘柄のうち、8月権利確定の銘柄は107銘柄あります。その107銘柄の中から今回は僕の独断と偏見でPICKUPしたおすすめ優待銘柄を5銘柄紹介していきます。

 

 

8月権利確定のおすすめ株主優待5選

それでは8月権利確定のおすすめ株主優待5選を紹介していきたいと思います。

今回は、1万円以下で買える低位株を1銘柄外食企業を2銘柄王道を2銘柄PICKUPしています。

あくまでも、僕の独断と偏見でランキング付けした5銘柄になりますので、皆さんのおすすめの銘柄がありましたらコメント欄で教えて頂けると嬉しいです。

前提条件としてこちらの動画は

・2022年7月28日時点での情報をもとに作成
マネックス証券の銘柄スカウターと、Trading Viewを活用して作成
した情報になっておりますので、事前にご理解下さい。

それでは、第5位から順番に紹介をしていきます!

第5位:【3543】コメダホールディングス

8月権利確定のおすすめ株主優待、第5位は【3543】コメダホールディングスになります。

【3543】コメダホールディングス

 

企業概要

コメダホールディングスは中京圏地盤の喫茶店チェーンです。FC加盟店を中心に全国でフルサービス型の喫茶店「コメダ珈琲」を店舗展開。“くつろぎ”最優先の店づくり、ログハウス調建物、接客サービスなどに特徴。


各種指標

株主優待

One-Pointメモ

優待の使い道として、僕のおすすめはコメダ珈琲の「モーニングセット」です。飲み物を一つ注文をすると、トーストとゆで卵が無料でついてくるので味は勿論、コスパ含めて最強です。

業績

業績の推移

One-Pointメモ

2016年6月29日に上場をしてから連続して伸び続けていた売上高はコロナ禍で減収するも前期は過去最高の売上高を記録。今期も過去最高を更新する予想。営業利益は前期に持ち直すも、コロナ前の水準には届かず。成長率を見ていくと、売上高は5年間で38.5%の増収も営業利益はほぼ横ばい。利益率は徐々に下がってきており、前期そして今期と5年平均を下回る予想。

 

配当金

配当金の推移

One-Pointメモ

新型コロナウイルスの影響で、2021年2月期に上場来初の減配を記録も、前期に復配。今期は1円増配の予定で前期から2期連続での増配予想。配当性向に関しては5年間合計で46.5%と50%を割っており、毎期安定した水準での配当を継続。

チャート

週足チャート

使用ツール:TradingView

One-Pointメモ

2018年10月に上場来高値の2400円を記録するも、再度高値更新を狙っていったところでコロナショックにより急落。2020年4月、コロナショック時に上場来安値の1316円を記録するも、その後反発し再度上昇トレンドに。現在は再度上場来高値を狙っている状況です。

YUSUKE
コメダホールディングスは、新型コロナウイルスの影響を大きく外食産業の一角ですが、業績は反転の兆しを見せており今期はコロナ前の水準に戻る見込みです。チャートも上昇トレンドになっており、上場来高値をブレイクしたら一気に上抜けしていくことも予想されます。

 

第4位:【3048】ビックカメラ

8月権利確定のおすすめ株主優待、第4位は【3048】ビックカメラになります。

【3048】ビックカメラ

 

企業概要

ビックカメラは国内2位の家電量販店です。首都圏を中心に北海道から鹿児島までの大型店「ビックカメラ」を44店舗、地方中心の「コジマ」「コジマ×ビックカメラ」を139店舗、全国に店舗展開。


各種指標

株主優待

One-Pointメモ

ビックカメラは、言わずと知れた家電量販店の大手。冷蔵庫などの大型家電から電球、電池などの消耗品、さらにはお酒、おもちゃ、薬など、家電というジャンルを飛び越えた多種多様な品揃えが魅力です。そんな企業だけに、株主優待で贈呈されるお買物優待券は使い勝手が良く大人気です。

業績

業績の推移

One-Pointメモ

売上高に関しては2019年8月期をピークに下落基調。営業利益は2018年8月期から下落基調も前期は大幅増益。
成長率を見ていくと、売上高は10年前と比較をすると伸びてはいるものの、営業利益は3年間、5年間、10年間全てにおいてマイナス成長。利益率は前期そして今期予想と平均的な水準。

 

配当金

配当金の推移

One-Pointメモ

前期2円の増配で連続増配期間は現在1期。コロナ前の水準の20円にはまだ届かず、今期予想は前期同様の15円の予想。配当性向に関しては3年平均で32.1%、10年平均で26.4%と配当余力はまだまだあります。配当性向に関しては直近3年間合計で29.6%、10年間合計では22.6%と、まだまだ余力を残した中での配当を継続。

チャート

週足チャート

使用ツール:TradingView

One-Pointメモ

2018年4月頃に過去最高益更新の予想を背景に株価は上場来高値の1942円を記録するも、その後に大きく下落。2020年3月頃にコロナショックもあり一時800円割れの736円を記録したが、すぐさま反発。2022年に入ってから株価は上昇トレンドとなっており、1300円のラインを抜いていく事ができるか注目。

YUSUKE
ビックカメラは総合利回り3.86%と高く、長期保有者であれば更に利回りは上がってきます。業績は低調ではあるものの、直近のチャートでは上昇トレンドとなっており8月の株主優待銘柄の中では王道の銘柄の一つです。

 

第3位:【3198】SFPホールディングス

8月権利確定のおすすめ株主優待、第3位は【3198】SFPホールディングスになります。

【3198】SFPホールディングス

 

企業概要

SFPホールディングスは居酒屋チェーンで「クリエイト・レストランツHD」の子会社です。海鮮系食材を主体にした『磯丸水産』や『きづなすし』など居酒屋中心の直営方式を軸にチェーン展開。


各種指標

株主優待

One-Pointメモ

SFPホールディングスの中で僕が好きなお店はやっぱり『磯丸水産』と『きづなすし』です。特に『磯丸水産』に関しては、時間のある時はランチでも入ったりするくらい大好きなお店ですので、まだ行ったことがないという方は是非行ってみて下さい。

業績

業績の推移

One-Pointメモ

2016年2月期に決算期を9月から2月に変更をしており一時的に前期比大幅にマイナス。売上高は2020年2月期まで伸びていくも、その後はコロナの影響を大きく受け減収。営業利益も2期連続での赤字。成長率を見ていくと、売上高、営業利益ともに大幅にマイナス。利益率に関しても営業利益率は10年間で見てもマイナスとなっており、コロナの外食産業に与えた影響の恐ろしさを表しています。

 

配当金

配当金の推移

One-Pointメモ

2021年2月期は経常赤字ということもあり無配となったが、2022年2月期は店舗家賃等のコスト圧縮と助成金制度の活用により経常黒字を記録し増配。今期は前期の2倍の1株20円の予想。配当性向に関しては直近3年間合計で18.5%、10年間合計では22.5%と、まだまだ余力を残した中での配当を実施。

チャート

週足チャート

使用ツール:TradingView

One-Pointメモ

2020年1月頃、過去最高の売上高の予想で株価は上場来高値の2580円を記録するもコロナの影響で急落。2020年4月頃、新型コロナウイルスの影響をモロに受け、上場来安値の1147円を記録。現在は上昇トレンドとなっており、コロナ以降のレンジを上抜けし、更に上値を追うことが出来るか注目。

YUSUKE

SFPホールディングスは総合利回り5.71%と非常に高く、優待内容、利用できる店舗ともに非常に魅力的です。外食産業ということで、コロナの影響で大きく業績が落ち込んでいるのは難点ではありますが、株主優待銘柄としてはおすすめの銘柄の一つです。

 

第2位:【9978】文教堂グループホールディングス

8月権利確定のおすすめ株主優待、第2位は【9978】文教堂グループホールディングスになります。

【9978】文教堂グループホールディングス

 

企業概要

文教堂グループホールディングスは日本最大級の直営書店チェーンです。首都圏を中心に「文教堂書店」を96店舗チェーン展開。日本出版販売と大日本印刷の持分法適用会社。


各種指標

株主優待

One-Pointメモ

文教堂グループホールディングスの5%割引優待カードは『たった4700円の投資』で貰うことが出来るので非常にお得です。年間で10万円の「書籍・文具・DVD・ホビー」を購入することで5000円分の割引になるので、万が一文教堂が倒産したとしても元が取れます。書籍だけではなく、文具やDVD、ホビーも販売されているので、意外と投資金額を回収出来たりします。

業績

業績の推移

One-Pointメモ

売上高は綺麗な右肩下がりのグラフになっており、営業利益は過去10年で6年が赤字。前期、前々期と黒字を続けて記録。成長率を見ると、売上高は10年間でマイナス49.9%とほとんど半分に。純利益率も3年平均、5年平均、10年平均と見ても全てでマイナス。

 

配当金

配当金はなし

チャート

週足チャート

使用ツール:TradingView

One-Pointメモ

2018年8月期に約2億3000万円の債務超過となり、上場廃止の猶予銘柄となるも、何とか回避。ただ、その後も売り上げは下がる一方で株価も下がり続けています。

YUSUKE

文教堂グループホールディングスの株価は下がり続けており、業績も良くないです。ですが、最近は黒字転換してきており、一時期に比べるとマシにはなりました。それに株主優待が目的の投資家であれば、文教堂書店などで使える割引優待カードは持っているとかなりお得なカードです。

 

第1位:【8267】イオン

8月権利確定のおすすめ株主優待、第1位は【8267】イオンになります。

【8267】イオン

 

企業概要

イオンは国内最大の流通企業グループでスーパーマーケット業界トップです。傘下には「ミニストップ」や「イオンモール」「イオンFS」「ウェルシアHD」など数多くの企業を抱えている大企業です。


各種指標

株主優待

One-Pointメモ

イオンは株主優待の中でも特に人気のある銘柄です。その理由は、毎日の生活に欠かせないスーパーでの買い物がお得になる「オーナーズカード」がもらえるからです。このカードは持株数に応じて半年ごとに、買物金額の合計から3%~7%キャッシュバックされるというもの。しかも毎月20日・30日の「お客さま感謝デー」の5%割引の特典に重ねて使用することができ、生活圏にイオンがある人にとっては必須といっても過言ではない株主優待。

業績

業績の推移

One-Pointメモ

売上高に関しては着実に増収をしてきており、10年間での成長率は67.4%。営業利益はほぼ横ばいで、コロナ禍での減益もあり、10年間での成長率はマイナス10.9%。営業利益率、純利益率ともに下落傾向にあるものの、今期は営業利益率2.3%、純利益率0.3%と過去10年の平均値まで戻す予想です。

 

配当金

配当金の推移

One-Pointメモ

2019年8月期から1株36円の配当金が続いており、今期も36円の予想。配当性向に関しては2015年8月期から毎期100%を超えており、過去7年間で28.6%増配をしているがこれ以上の増配は当面考えにくい。

チャート

週足チャート

使用ツール:TradingView

One-Pointメモ

2020年3月頃、コロナショックで一時株価を下げるも、すぐに下げ止まり反発。2021年4月頃には好調な業績を背景に上場来高値の3675円を記録。また、2021年TOBによりキャンドゥを子会社化。現在は2600円前後で下げ止まることが出来るか、そして上昇に転じることが出来るのか注目。

YUSUKE
イオンの株主優待は非常に有名で魅力的な優待です。最大での総合利回りは12.68%とかなり高いです。売上高は緩やかな右肩上がりとなっており、業績は悪るくはないです。イオンが身近にある個人投資家にとっては必須の株主優待です。

 

個人的見解

はい、いかがでしたでしょうか。

人それぞれ、生活圏や生活スタイルが違うので、どの株主優待が最も価値を発揮するのかはその人によります。

僕自身、本や文房具をかなり買う方なので、【9978】文教堂グループホールディングスの株主優待が8月の中では一番嬉しいです。

その次はやはり王道の【8267】イオンが魅力的です。

僕の生活圏にはイオンがほとんどないものの、金銭的なメリットは一番です。加えて、中長期的に保有することも出来る大型株ですので株価を大きく下げてきている今は面白いタイミングです。

YUSUKE

今回は僕の独断と偏見で銘柄をPICKUPしてランキング付けしてみました。皆さんのおすすめの銘柄も気軽にコメント欄で教えて頂けると嬉しいです。

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