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【要チェック】円安で業績が爆上げする日本株を33業種別にまとめてみた。

2022年5月11日

YUSUKE
今回は、『【要チェック】円安で業績が爆上げする日本株を33業種別にまとめてみた。』というテーマでやっていきます。

 

こちらの動画では

・円安がプラス材料になる銘柄を知りたい
・次回の円安時には確実に波に乗りたい
・33業種別にまとめたリストが欲しい

と考えている方のニーズにお応えしていく動画になっております。

 

今回の動画の簡単な流れ

STEP1▶円安がプラス材料になる理由
STEP2▶円安好感銘柄の33業種別まとめ
STEP3▶僕が最も注目をしている円安好感銘柄
STEP4▶まとめ

株式投資をする上で引き出しを複数持っておくのはとても重要です。

今回の円安には乗り遅れたと感じている方も、次回の波に確実に乗る為に、そして円高に振れた時に逃げ遅れない為にも、為替の影響を受ける銘柄を把握しておくという事はとても重要ですので、しっかりと勉強していきましょう。

YUSUKE
僕自身が夢の配当金生活を送るために時間をかけて、インプットした情報を分かりやすくまとめてみました。動画の最後には僕の円安好感銘柄リストを公開しますので、是非最後までお付き合いください。それでは早速やっていきましょう!

▶動画で見たい方はこちら

円安がプラス材料になる理由

円安がプラス材料になる企業と聞かれてパッと思いつくのが、自動車、電機、精密機器、機械などの主力輸出企業かと思います。

輸出企業にとって円安は収益拡大要因となります。

円安がプラス材料になる理由
【1ドル=100円から1ドル=120円へと対ドルで20円分の円安ドル高が進行した場合】
従来1ドル(100円)で販売していた同じものが、1ドル(120円)で売れるようになり、円換算することで、売上高、利益の手取りが20円分増加し、利益水準が増加することになる。

⇒また、手取りが増加したことで、値下げの余地も出て価格競争力の向上も期待できる。

ドル円の週足チャート

 

円安好感銘柄の33業種別まとめ

円安が今後も進んでいくのであれば、円安の恩恵を受ける企業に投資をしておくのがセオリーです。

また、今回は一つの大きなトレンドに乗り遅れてしまったと感じている方も、長い投資家人生において次の円安進行時には乗り遅れない為にも、円安の恩恵を受ける企業を知っておくことはとても大切なことかと思います。

そこで今回は、『33業種別に海外売上高比率の高い上位3銘柄ずつ』をこちらの記事を参考にまとめてみましたので、紹介していきます。

海外売上高比率でのまとめになっているので、必ずしもドル円が円安に振れることがメリットになるとは限りません。中にはアジアへの輸出比率が高い企業もありますので、その点はご容赦下さい。

33業種別の紹介と少し長めになっておりますので、『僕の最も注目をしている銘柄だけ知りたい!』という方は目次から飛んで頂ければと思います。

 

水産・農林業

水産・農林業1位のサカタのタネは、種苗会社で国内最大手の企業です。様々な野菜と花の品種研究・育成により世界170か国以上に野菜や花の種を販売しています。

 

鉱業

鉱業1位のINPEXは、日本最大の石油・天然ガス開発会社です。鉱区権益に基づき世界各地で石油・天然ガスの探鉱・開発・生産・販売を展開しています。エネルギー確保のため世界20数か国・70超のプロジェクトに取り組んでいます。

 

建設業

建設業1位の日揮ホールディングスは、独立系の大手総合エンジニアリング会社です。国内外のオイル&ガス・化学・ライフサイエンス・産業設備・社会インフラ分野における各種プラント建設の工事・運用・保守の一括請負を営んでいます。アジア・中近東・アフリカなどで石油・ガス・石油化学分野の国家プロジェクトに参画、世界各地80か国、2万件以上の実績があります。

 

食料品

食料品1位の日本たばこ産業は、たばこ事業を中核に医薬・食品加工事業を営んでいます。グローバル・タバコ・メーカーとして世界130か国以上の国と地域で販売しています。

 

繊維製品

繊維製品1位のオーベクスは、ペン先繊維製品メーカーです。ポリエステル繊維・ナイロン繊維・プラスチック等を原料としたペン先を生産、世界各国の有名筆記具メーカーへ納入しています。

 

パルプ・紙

パルプ・紙1位の阿波製紙は、徳島市を本社とする機能紙・不織布メーカーです。主力製品である、純水を作り出す分離膜支持体紙(RO紙)は世界トップです。

 

化学

化学1位のウルトラファブリックス・ホールディングスは、第一化成と米国ウルトラファブリックス社を中核とする合成皮革メーカーです。ポリウレタンレザーの製造・販売を営んでおり、主要マーケットは米国です。

 

医薬品

医薬品1位のGNIグループは、創薬企業グループです。中国を拠点に新薬探索・臨床開発から製造・販売まで一貫した事業活動を営んでいます。中国での新薬承認に基づき、中国市場での販売~日本・米国等へのライセンス販売を目指しています。

 

石油・石炭製品

石油・石炭製品1位の日本コークス工業は、旧三井鉱山で資源・プラントメーカーです。コークス生産を基幹に、燃料販売、総合エンジニアリングを営んでいます。資源・素材・エネルギー分野を事業領域にコークス・副産物の生産と国内外の鉄鋼会社への販売等を行っています。

 

ゴム製品

ゴム製品1位のTOYO TIREは、国内4位のタイヤメーカーです。自動車タイヤ、自動車部品の製造・販売を営んでいます。主要マーケットは米国で比率51%となっています。

 

ガラス・土石製品

ガラス・土石製品1位の日本電気硝子は、特殊ガラスメーカーです。電子・情報用ガラス、機能材料の製造・販売を行っています。液晶用ガラス基板は米コーニング、AGCとともに世界3強です。米塗料大手PPG社のガラス繊維事業買収により日本・マレーシア・欧州・米国の四極生産供給体制を確立しています。

 

鉄鋼

鉄鋼1位の大平洋金属は、合金鉄メーカーです。ステンレス鋼の主原料となるフェロニッケル、フェロニッケルスラグ加工品、ガスの製造販売を行っています。フェロニッケル生産量は業界1位です。

 

非鉄金属

非鉄金属1位のフジクラは、住友電工・古河電工と並ぶ国内大手電線メーカーです。主力製品の光ファイバーは世界3位、光融着接続器は世界1位です。

 

金属製品

金属製品1位のジーテクトは、車体専門の自動車部品メーカーです。主力はホンダ車・スバル車の車体骨格、トヨタ・BMW・ジャガーランドローバー・フォードなどにも供給をしています。本田技研工業の持分法適用会社です。

 

機械

機械1位の三井海洋は、世界トップクラスの海洋開発会社です。海洋石油・ガス開発プロジェクトに用いられる浮体式の海洋石油・ガス生産設備の設計・建造、リース販売と運転・保守を行っています。前身は三井造船と三井物産の出資により設立された企業です。

 

電気機器

電気機器1位のアドバンテストは、テスト・計測の大手メーカーです。半導体デバイス・部品テストシステム、メカトロニクス関連機器の製造・販売を行っています。DRAMなどの高速デバイス、コンピューティングデバイス、通信用プロセッサの量産テスト市場で業界をリードしている企業です。

 

輸送用機器

輸送用機器1位のヤマハ発動機は、二輪車メーカーでランドモビリティ製品を中心に、マリン製品、ロボティクス製品の製造と販売を行っています。二輪車は世界2位、船外機やウォータービークルは世界1位です。

 

精密機器

精密機器1位のブイ・テクノロジーは、FPD製造装置、FPD検査装置、フォトマスク用装置の開発・販売を行っています。カラーフィルター用露光装置、検査装置は国内トップクラスで中国市場向け売り上げが約90%です。

 

その他製品

その他製品1位のNISSHAは、電子デバイスメーカー、旧日本写真印刷です。主力商品である携帯端末やデジタル機器向けのタッチパネル「Fine Touchシリーズ」はタッチ入力部品で世界トップレベル、米アップル社へも供給しています。

 

電気・ガス業

電気・ガス業1位のJ-POWERは、日本最大の卸電気事業会社です。国内発電所数は約100か所で石炭火力発電は国内最大の設備を保有、風力発電は国内事業者第2位の規模です。海外はアメリカ・中国など7か国で発電事業を営んでいます。

 

陸運業

陸運業1位のアルプス物流は、電子部品に特化した物流会社でアルプスアルパインの子会社です。国内電子部品メーカー・商社約1500社とセットメーカーなど約1200事業所を結ぶ物流ネットワークと電子部品物流プラットフォームを確立。海外は北米・インド・東欧と拠点拡充によるネットワークを構築していっています。

 

海運業

海運業1位のNSユナイテッド海運は、製鉄原料・エネルギー輸送を中心に不定期船専門の海運会社として世界各国の荷主に対し外航海運、内航海運を提供しています。海外売上高比率はオーストラリアが約36%と一番大きいです。

 

空運業

空運業1位の日本航空は、国際線網と国際線乗客数で日本トップの航空会社です。世界的な航空連合「ワンワールド」の一員で、航空運送、旅客サービス、貨物運送、空港内地上サービスを展開。アジア・オセアニア、米州での海外売上が大きいです。

 

倉庫・運輸関連業

倉庫・運輸関連業1位の近鉄エクスプレスは、近鉄グループの国際総合物流サービス会社です。海外46か国301都市607拠点のグローバルネットワークにより国際航空貨物輸送・ロジスティクスを提供しています。

 

情報・通信業

情報・通信業1位のガーラは、日本・韓国を拠点にスマホ・タブレットPC向けアプリ、オンラインゲームの開発・運営、世界各国のパブリッシングパートナーを通じ販売をしています。売上の97%が韓国となっております。

 

卸売業

卸売業1位のオプティマスグループは、日貿を中核とする中古自動車輸出グループです。ニュージーランドを主力マーケットにディーラー向け中古自動車輸出事業を展開しています。

 

小売業

小売業1位のミニストップは、イオン系列のコンビニエンスストアで業界4位です。現在は国内事業への集約に取り組んでおり、ベトナムを除き海外事業からの撤退をしています。

 

銀行業

銀行業に関しては未集計となっています。

 

証券・商品先物取引業

証券・商品先物取引業1位のHSHLDは、モンゴル最大のリテール銀行のハーン銀行を中核とする金融投資事業会社でHISグループです。海外売上高比率の85%がアジアでの売上です。

 

保険業

保険業1位の東京海上ホールディングスは、東京海上日動火災保険を中核とするグローバル損保グループで業界最大手の1社です。国内損害保険、国内生命保険、海外保険、金融・一般の各事業を展開。海外売上高比率の約24%が米国での売上です。

 

その他金融業

その他金融業1位のウェッジホールディングスは、コンテンツ制作会社で昭和ホールディングスの子会社です。コンテンツ事業は出版社・ゲーム会社等からの制作受託を行うプロダクション部門を中心に、カードゲームの企画開発、書籍編集を営んでいます。海外売上高比率はタイが約60%、カンボジアが約11%とアジアが中心です。

 

不動産業

不動産業1位の宮越ホールディングスは、不動産開発事業の中国深セン市都市総合開発推進を中核に、企業やプロジェクトへの投資等を展開しています。売上の100%が中国での売上です。

 

サービス業

サービス業1位のフェニックスバイオは、広島大学発のバイオベンチャー企業です。製薬会社に対してPXBマウスを利用した医薬品開発の受託試験サービスを提供しています。売上の約34%が米国、約27%がスイスです。

 

僕が最も注目をしている円安好感銘柄

それでは、ここまで紹介をしてきた銘柄の中で、僕が最も注目をしている円安好感銘柄を紹介介していきたいと思います。

前提条件としてこちらの動画は

・2022年5月9日時点での情報をもとに作成
マネックス証券の銘柄スカウターと、チャート分析ツールのTrading Viewを活用して作成
した情報になっておりますので、事前にご理解下さい。

それでは、早速やっていきましょう。

サカタのタネ

僕が最も注目をしている円安好感銘柄は、【1377】サカタのタネになります。

おいおい、めちゃくちゃ地味な企業だなと感じた方も多いかと思いますが、個人的にはかなり面白い銘柄なんじゃないかなと思っているので紹介していきます。

サカタのタネの企業概要

サカタのタネは、種苗会社で国内最大手の企業です。様々な野菜と花の品種研究・育成により世界170か国以上に野菜や花の種を販売しています。水産・農林業の中では海外売上高比率が1位の企業です。

各種指標

自己資本比率が83.9%と非常に高く、利益剰余金は938億円、有利子負債は24億円と財務面に関しては申し分なしです。

 

業績の推移/売上の構成比

業績の推移

業績の推移に関して
売上高に関しては2020年5月期に少しだけ前期より落ちたものの、基本右肩上がりで伸び続けていることが分かります。営業利益率に関しても2016年5月期から10%を超えている水準を維持しており、業績は好調です。これに加えて、為替が円安へと進んだことによるメリットも加わり今期は過去最高益を更新する予想となっています。


売上の構成比

セグメントに関しては、小売の割合がほとんどなく、売上のほとんどが卸売りになります。海外売上高構成比に関しては、欧州・中近東、アジア、米国、北中米と世界各国様々な地域でバランス良く売上があがっています。

 

キャッシュフローの推移

キャッシュフローの推移

キャッシュフローの推移に関して
前期は営業CF、フリーCFともに過去最高の水準を記録、営業キャッシュフロー・マージンに関しても、16.4%と一つの基準である15%を超えており、しっかりと稼げていることが分かります。

 

配当金の推移

配当金の推移

配当方針に関して
各期の連結業績を勘案し、経営体質および経営基盤の強化に必要な内部留保を勘案しつつ、かつ安定的、継続的な利益配分を行うことを基本方針としています。配当性向20%超でここまで推移してきてはいますが、配当性向は下落基調で、内部留保を進めていることが分かります。ただ、今期EPSは大幅に増加する予想となっており、増配もありえると個人的には考えています。

 

日足チャート

日足チャート

YUSUKE
個人的な見解ではありますが、業績が好調であることに加えて、円安の恩恵も受け株価は好調、上場来高値を更新していく展開を予想しています。円安のメリットを受ける銘柄ということを除いたとしても、この農業という分野で活躍するサカタのタネは中長期的にも面白い銘柄だと考えています。

 

ゆうすけ君の独り言

それではまとめとして、僕の独断と偏見にまみれた独り言を少し話そうと思います。

円安・ドル高がどこまで進んでいくのか?に関しては、正直分かりませんが、日米の金融政策を見る限りでは、まだ円安方向に進んでいってもおかしくない状況です。

そんな中で、サカタのタネ以外にも今回ピックアップされた銘柄の中では、【2914】日本たばこ産業や、【7272】ヤマハ発動機といった高配当銘柄も株価は上昇基調にあり、注目をしています。

株式投資をする上で、引き出しをたくさん持っておくという事はとても大切なことだと僕は考えています。

相場に逆らうのではなく、相場に上手く乗れるように、皆さんと一緒に様々な引き出しを学んでいければと思います。

YUSUKE
今回ご紹介をした銘柄に投資を検討される方はご自身でもしっかりと企業分析をした上で投資を検討されるようお願いいたします。

次回予告

 

さいごに

貴重な時間を僕の動画を見ることに使ってしまったあなたに僕からのちょっとしたプレゼント。

今回紹介をした『33業種別の海外売上高比率トップ3』のリストを期間限定で公開しています。


僕が銘柄分析で最も活用しているツールのトレーディングビューにてリストを作って無料で公開していますので、効率よくチャートを確認したいという方だけ見てみて下さい。

\トレーディングビューにて完全無料で公開中/

33業種別海外売上高比率トップ3の銘柄リストはこちら

あくまでも、効率良く銘柄の分析をしたい方の為にまとめたリストとなっておりますので、投資をする際はご自身でもしっかりと銘柄分析をした上で投資を検討するようにお願いいたします。

 

YUSUKE
皆さんのコメントや高評価が頑張るモチベーションに繋がっています。少しでも勉強になったという方は、コメントや評価ボタンで感想を教えて頂けると嬉しいです。

僕は今後も、稼いで、増やすことに特化し、日々のインプット、アウトプットに本気で向き合っていこうと思います。

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