おすすめ銘柄

四季報が最新号で『上方修正』した優良高配当株を3銘柄紹介

2022年7月2日

先日、視聴者の方からこんな質問を頂きました。

・最新の四季報おすすめ銘柄を知りたい。
・中長期的に保有できる高配当株を知りたい。
・業績が今後上振れしそうな高配当株を知りたい。

 

今回は視聴者さんのこんな悩みを解決できる動画を用意しました。

 

この動画を最後まで見ることで、投資初心者の方でも『四季報が最新号で上方修正した優良高配当株』を知ることができ、今よりもきっと投資成績が向上します!

 

 

 

投資家12年目の僕が成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに、PICKUPした『中長期的に保有したい高配当株』を動画を通して惜しみなく公開していきます。

 

今回の動画の簡単な流れ

STEP1:会社四季報とは何か
STEP2:会社四季報が最新号で上方修正した優良高配当株3選
STEP3:まとめ

 

YUSUKE
時間のない方のためにも、動画の目次や使用しているツールを概要欄の方に載せてありますので、興味のあるトピックに飛んで頂ければと思います。また、動画の最後には僕自身の株式投資に関する考え方なんかについても言及しているので、是非最後までお付き合いください。それでは早速やっていきましょう!

会社四季報とは何か?

『会社四季報』とは、企業の特色や注目材料、業績、財務内容、株価の動きをコンパクトにまとめた3,6,9,12月に発刊される季刊雑誌です。

 

会社四季報の特徴

①コンパクトな企業データの宝庫
②突出した「網羅性」と「継続性」
③全上場企業を担当記者が日頃からチェック

主に、このような3つの特徴が挙げられます。(本当はもっといっぱいある笑)

 

①コンパクトな企業データの宝庫

会社四季報は1936年の創刊以来、上場企業のデータを網羅してきました。

企業情報の収集の定番として、株式投資だけではなく、取引先の調査やマーケティング、就職活動にも活用されており、“会社辞典”の代名詞的存在です。

 

②突出した「網羅性」と「継続性」

四季報記者の徹底取材により、企業寄りでも証券会社寄りでもない中立的・客観的な分析に定評があります。

特に過去から蓄積した記事・データをベースに立てる業績の2期予想は最大の強みです。

全上場企業を1冊にまとめた雑誌は世界で唯一無二であり、個人投資家だけでなく証券会社・金融関係のプロや公的機関からも絶大な信頼が寄せられています。

 

③全上場企業を担当記者が日頃からチェック

現在、上場企業は3700社を超えています。

その全社に対して四季報は担当記者をつけており、決算発表や新商品発表、工場取材、社長をはじめ幹部への取材などを通じ日常的に会社を取材しています。

証券会社でもアナリストがカバーしているのは大手を中心に500社程度と言われています。

つまり、証券アナリストにはカバーできていない優良企業を発掘するためには会社四季報は必須の書籍と言えます。


 

YUSUKE
「会社四季報を読まずに投資家を名乗ることは出来ない」と言えるくらい、投資家にとっては必須の書籍になります。

 

会社四季報が最新号で上方修正した優良高配当株3選

会社四季報2022年夏号で下記の強気マークがついていた銘柄の中から、『財務優良かつ高配当』な銘柄を3件PICKUPしました。

 

会社四季報オリジナルマーク

このマークは会社四季報が3か月前の前号から、「上方修正したのか」「下方修正したのか」「会社計画よりも強気で見ているのか」「会社計画よりも弱気で見ているのか」が一目で分かるマークです。
⇒会社は上方修正を出していなくても、四季報の独自調査で上方修正を出しているケースも多い。

 

今回は、会社四季報が「前号から上方修正した会社」かつ「会社計画よりも強気」の予想を発表した銘柄をPICKUPしています。

 

前提条件としてこちらの動画は

・2022年6月29日時点での情報をもとに作成
・マネックス証券の銘柄スカウターと、Trading Viewを活用して作成
した情報になっておりますので、事前にご理解下さい。

 

【1925】大和ハウス工業

会社四季報が最新号で上方修正した優良高配当株の1銘柄目は、【1925】大和ハウス工業になります。

【1925】大和ハウス工業

 

企業概要

大和ハウス工業は、国内最大手の住宅総合メーカーです。住宅建築を中核に物流施設・商業施設、医療介護施設・食品工場等の建設・運営、都市開発を営む。

 


各種指標

One-Pointメモ

企業の収益性を測る指標でもあるROEが11.69%と高いことに加えて、利益剰余金は1兆4,869億円、有利子負債は1兆4,225億円とほぼ同額で、財務に関しては問題なし。PER、PBRに関しても割安な水準です。

 

業績の推移

業績の推移

One-Pointメモ

業績の推移に関しては、2014年3月期から2020年3月期まで売上高、営業利益ともに毎年増加し続けました。売上高は約1.5倍、営業利益は2倍超と大きく成長。新型コロナウイルスの影響もあり、2021年3月期は減収減益となったものの、2022年3月期は過去最高の売上高と営業利益を記録と業績は好調です。

 

中期経営計画(2022年度~2026年度)

第7次中期経営計画

One-Pointメモ

大和ハウス工業は第7次中期経営計画と題し、『持続的な成長を実現する収益モデルへの進化』をテーマに掲げ、2022年度~2026年度までの5年間で売上高5兆5000億円(23.9%増)、営業利益5000億円(30.5%増)、当期純利益3400億円(50.9%増)ROE13%以上、配当性向35%以上を財務目標として掲げています。

 

配当金の推移

配当金の推移

One-Pointメモ

大和ハウス工業の配当方針は、中長期的な企業価値の最大化の為に不動産開発投資、海外事業展開、M&A、研究開発及び生産設備等の成長投資に資金を投下し、1株当たり利益を増大させることが株主還元に関する基本方針です。配当性向については、親会社株主に帰属する連結当期純利益の35%以上、かつ一株当たり配当金額の下限は130円として業績に連動した利益還元を行い、かつ安定的な配当の維持に努めます。

 

チャート

月足/日足チャート

使用ツール:TradingView

 

YUSUKE
大和ハウス工業は、業績は非常に好調で、下げ止まりを確認してから入っていきたい銘柄です。四季報の独自調査で業績を上方修正しており、会社予想よりも強気で見ている点も好材料です。

 

【2124】JACリクルートメント

会社四季報が最新号で上方修正した優良高配当株の2銘柄目は、【2124】JACリクルートメントになります。

【2124】JACリクルートメント

 

企業概要

JACリクルートメントは、専門職・管理職の転職エージェント会社です。エグゼクティブ・ミドルマネジメント・専門職の転職・採用支援に特化した登録型のグローバル人材紹介と求人広告を営む。

 


各種指標

One-Pointメモ

自己資本比率が70.6%と高いことに加え、ROEが28.14%、ROAが20.67%と非常に高く、利益剰余金116億円に対し、有利子負債はゼロです。

 

業績の推移

業績の推移

One-Pointメモ

業績の推移に関しては、コロナ前の2013年12月期から2019年12月期まで毎年増収増益を達成してきました。新型コロナウイルスの影響で一時業績は落ち込んだものの、今期は過去最高の売上高、営業利益を見込んでいます。

 

中期経営計画(2022年度~2024年度)

One-Pointメモ

JACリクルートメントは、2024年12月期までの中期経営計画を発表しています。2023年以降、売上高15%成長を目指すということで、それに伴い、当期純利益、人材紹介コンサルタントの人数も大幅に伸びる計画を立てています。

 

配当金の推移

配当金の推移

One-Pointメモ

JACリクルートメントの配当方針は、配当政策を経営の重要課題として捉え、投資・還元のバランスを適宜判断していくとのことで、現状は配当性向75%前後が目安になっていると考えられます。

 

チャート

月足/日足チャート

使用ツール:TradingView

 

YUSUKE
JACリクルートメントは、業績は好調であるものの、成長鈍化に対する懸念は拭い切れず、上値は重い展開と見ています。ただ、四季報の独自調査で業績を上方修正しており、会社予想よりも強気で見ている点に関しては好材料です。

 

【3636】三菱総合研究所

会社四季報が最新号で上方修正した優良高配当株の3銘柄目は、【3636】三菱総合研究所になります。

【3636】三菱総合研究所

 

企業概要

三菱総合研究所は、日本を代表する総合シンクタンクです。シンクタンク・コンサルティング、ITサービスを展開。顧客セグメントは官公庁(約30%)、金融&カード(約40%)、一般産業(約30%)といった割合です。

 


各種指標

One-Pointメモ

自己資本比率は56.4%と高いことに加え、利益剰余金は517億円、有利子負債は11億円と財務に関しては全く問題なしです。

 

業績の推移

業績の推移

One-Pointメモ

業績の推移に関しては、2013年9月期から2020年9月期までは売上高が微増といった結果でしたが、2021年9月期に大きく増収。2022年9月期は更に大きく増収増益となる見込みです。

 

中期経営計画(2021年度~2023年度)

中期経営計画2023

One-Pointメモ

三菱総合研究所は、2023年9月期までの中期経営計画を発表しています。財務目標として、経常利益100億円、ROE10%、年平均成長率12%といった目標を掲げており、過去の業績の推移から比較するとかなり調子が良いと見て取れます。

 

配当金の推移

配当金の推移

One-Pointメモ

三菱総合研究所の配当方針は、安定的な配当を継続的に行いながら、業績や財務健全性のバランス等も総合的に勘案しつつ、配当水準の引き上げに努めていく方針です。

 

チャート

月足チャート

使用ツール:TradingView

 

YUSUKE
三菱総合研究所は、前期から業績が急激に伸びてきており、ここからが非常に楽しみな銘柄です。四季報の独自調査でも業績を上方修正しており、会社予想よりも強気で見ている点も非常に好材料です。

 

ゆうすけ君の独り言

それではまとめとして、僕の独断と偏見にまみれた独り言を少し話そうと思います。

 

こちらが今回紹介をした会社四季報が最新号で上方修正した優良高配当株の3銘柄になります。

 

その中でも、【1925】大和ハウス工業は、海外売上高を伸ばす事にかなり注力をしており、この中では最も中長期向けの高配当株投資に向いている銘柄かと思います。

 

YUSUKE
ただ、個人的に一番注目をしているのは、【3636】三菱総合研究所になります。

 

コロナを機に一気に加速したDX化。まだまだDX化が進んでいない行政とのパイプを強く持ち、官公庁向けのDXコンサルでの売上増加が見込めます。

明らかにコロナ以降、官公庁向けコンサルの売上が伸びており、我々の税金の使い道として官公庁向けコンサルが『良いか悪いか』は別として、この数年での業績は注目をしておきたい銘柄です。

 

One-Pointメモ

会社四季報には、皆さんが活用している株探や、マネックス証券の銘柄スカウターといった銘柄分析ツールで見れる情報に+αされた会社四季報独自の調査内容が盛り込まれています。

四季報の各上場企業担当者が取材をした上で得た情報は、株式投資をする上で非常に価値のあるものです。

YUSUKE
まだ見たことがないという方は、是非一読をオススメします!

 

さいごに

貴重な時間を僕の動画を見ることに使ってしまったあなたに僕からのちょっとしたプレゼント。

僕が普段から監視をしている『永久保有銘柄候補20選』のリストを期間限定で公開しています。


僕が銘柄分析で最も活用しているツールのトレーディングビューにてリストを作って無料で公開していますので、興味のある方だけ見てみて下さい。

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永久保有銘柄候補20選はこちら

あくまでも、僕の独断と偏見で作成をしたリストになっておりますので、投資をする際はご自身でもしっかりと銘柄分析をした上で投資を検討するようにお願いいたします。

 

YUSUKE
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