
こちらの動画では
・業績好調な高配当株を知りたい
・割安水準の高配当株を知りたい
・高配当株ポートフォリオを作成したい
と考えている方のニーズにお応えしていく動画になっております。
今回の動画の簡単な流れ
STEP1▶今回のスクリーニング条件
STEP2▶最高益更新中の超割安高配当株を3銘柄紹介
STEP3▶まとめ

▶動画で見たい方はこちら
今回のスクリーニング条件
今回は2022年4月25日時点にマネックス証券の銘柄スカウターを活用してスクリーニングをしました。
今回のスクリーニング条件
・時価総額3000億円以上
・予想配当利回り3%以上
・配当性向50%以下
・10年間の最高営業利益を更新
・10年間の最高当期利益を更新
スクリーニング結果
スクリーニングの結果、7件の企業がピックアップされました。
この7銘柄を1銘柄ずつ分析をして、個人的に割安だと思う3銘柄を今回は紹介していきたいと思います。
最高益更新中の超割安高配当株を3銘柄紹介
今回紹介をしていく3銘柄を選定するにあたって、割安と判断する上で用いた基準はこの3つになります。
割安と判断する上で用いた基準
①PER
②PBR
③過去5年間でのPER,PBRの相対水準
『割安』の判断基準は銘柄や業種、投資家により異なります。
また、割安か割高かの結果が出るのは、将来株価を振り返った時に初めて「この時は割安だったなー」という事ができ、『今』割安かどうかを判断するのは、投資家それぞれの基準や経験をもとに判断していくしかありません。
「割安」だと各種数値で判断したとしても、株価は上げることなく、下げ続ける事も珍しくないのが株式投資の世界です。
様々な視点、基準をもとに判断し、経験を積んでいく事に注力をしていきましょう。
それでは、僕が今回ピックアップをした『最高益更新中の超割安高配当株3銘柄』を紹介していきたいと思います。
【1928】積水ハウス
最高益更新中の割安高配当株の1銘柄目は、【1928】積水ハウスになります。
前期実績配当利回りは4.06%、実績配当性向は39.6%になります。
自己資本比率は52.6%、利益剰余金は9,021億円、有利子負債5,804億円となっています。
売上高は6期連続で増収中と好調で、5年平均成長率も5.0%と文句なしです。短期業績トレンドに関しても前年同期比15.9%増と問題なく、財務に関しても有利子負債率、ネットD/Eレシオともに健全な水準となっております。
週足チャート
(チャート分析ツール:TradingView)
PERとPBRの推移に関して
過去6年ほどは、PERは10倍を下回るとそこから反発、PBRは1倍を下回るとそこから反発といった推移になっており、PER、PBRの両面から見ても割安な水準に現在あるということが分かります。
業績の推移/売上の構成比
業績の推移に関して
2017年1月から6期連続で売上を伸ばしてきており、綺麗な右肩上がりの業績の推移となっております。営業利益率に関しては多少物足りない面はありますが、毎期安定しており計算は立ちます。
セグメントに関しては、不動産フィー、国際、賃貸住宅といった順番で構成されていますが、全ての事業分野がかなりバランスの良い割合となっております。海外売上高構成比に関しては、日本での売上が約85%、その他が約15%となっており、日本での商売が軸となっております。
配当金の推移
配当方針に関して
持続的な事業成長による一株当たり利益の成長を図ることはもとより、各年度における利益またはキャッシュ・フローの状況や将来の事業展開等を総合的に勘案し、成長投資の推進と株主還元の充実を図るとのことで、中期的な配当性向を40%以上とするとともに、機動的な自己株式取得を実施することで株主価値向上に努める方針です。

【3003】ヒューリック
最高益更新中の割安高配当株の2銘柄目は、【3003】ヒューリックになります。
前期実績配当利回りは3.68%、実績配当性向は38.5%になります。
自己資本比率は28.8%、利益剰余金は3,523億円、有利子負債1兆3,944億円となっています。
長期業績トレンドに関しては、5年平均成長率が15.7%と非常に高いです。財務健全性に関しては、有利子負債率、ネットD/Eレシオともに非常に高く、とても健全といえる水準ではありませんが、業績が好調なのでそこまで気にはなりません。
週足チャート
(チャート分析ツール:TradingView)
PERとPBRの推移に関して
過去6年ほどを振り返った時に、ここまでPER、PBRともに下げてきたことはほとんどありません。そして、PERは10倍前後で反発、PBRは1.3倍前後で反発をしていることが見てとれ、PER、PBRの両面から見ても割安な水準に現在あるということが分かります。
業績の推移/売上の構成比
業績の推移に関して
2021年12月期に関してはコロナ禍の影響を物ともせず、過去最高の売上高、最高益を大幅に更新する結果となりました。営業利益率は驚異の25%超と非常に魅力的な水準です。
セグメントに関しては、不動産事業がほとんどで、その次にホテル・旅館業となっております。海外売上高構成比に関しては、日本での売上が100%となっております。
配当金の推移
配当方針に関して
長期的かつ安定的な事業基盤の強化のために必要な内部留保の充実をはかるとともに、株主への利益還元を狙いとして、安定した配当を継続することを基本方針としています。

【7272】ヤマハ発動機
最高益更新中の割安高配当株の3銘柄目は、【7272】ヤマハ発動機になります。
前期実績配当利回りは4.29%、実績配当性向は25.8%になります。
自己資本比率は46.9%、利益剰余金は7,614億円、有利子負債4,585億円となっています。
短期業績トレンドに関しては、6四半期連続で増益中とコロナ禍から順調に回復をしてきていることが分かります。また、財務面に関しては、有利子負債率、ネットD/Eレシオともに健全な水準となっております。
週足チャート
(チャート分析ツール:TradingView)
PERとPBRの推移に関して
過去6年ほどは、PERは5倍前後で反発、PBRは1倍前後で反発といった推移をしていることが見てとれ、PER、PBRの両面から見ると割安な水準に現在あるということが分かります。
業績の推移/売上の構成比
業績の推移に関して
2020年12月期に新型コロナウイルスの影響で大幅な減収減益となりました。ですが、それ以外の年は安定して業績を伸ばしてきており、2021年度に関しては営業利益率が10%を超えてきました。2022年度に関しても増収増益の予想となっており、期待が出来そうです。
セグメントに関しては、二輪車製品等の販売のランドモビリティ事業、ボート製品等の販売のマリン事業で8割以上を占めています。海外売上高比率に関しては、日本での売上が10%未満でアジアでの売上が一番大きくなっています。
配当金の推移
配当方針に関して
業績の見通しや将来の成長に向けた投資を勘案しつつ、安定的かつ継続的な配当を基本方針としています。株主への総還元性向は中期経営計画期間累計で40%を目安とするとのことです。

ゆうすけ君の独り言
それではまとめとして、僕の独断と偏見にまみれた独り言を少し話そうと思います。
皆さんご存知の通り、米国市場はもちろん、日本市場も下落トレンドとなっており、株式相場は現在とても良い状況とは言えません。
そんな難しい相場だからこそ、安くなっている『稼いでいる企業』『これからも稼いでいってくれるであろう企業』の株を少しずつコツコツと買い増していきたいと僕は考えています。
短期的な目線だけではなく、将来の自身の目標を達成するために、日々株式投資に取り組んでいきましょう。

次回予告
さいごに
貴重な時間を僕の動画を見ることに使ってしまったあなたに僕からのちょっとしたプレゼント。
僕が普段から監視をしている『永久保有銘柄候補20選』のリストを期間限定で公開しています。
僕が銘柄分析で最も活用しているツールのトレーディングビューにてリストを作って無料で公開していますので、興味のある方だけ見てみて下さい。
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あくまでも、僕の独断と偏見で作成をしたリストになっておりますので、投資をする際はご自身でもしっかりと銘柄分析をした上で投資を検討するようにお願いいたします。

僕は今後も、稼いで、増やすことに特化し、日々のインプット、アウトプットに本気で向き合っていこうと思います。