
まずはじめに、こちらをご覧ください。
僕が1銘柄ずつ決算資料に目を通して、今期増配を発表している銘柄の中からピックアップをした主要25銘柄になります。抜けてしまっている主要銘柄もあるかと思いますので、あったらコメント欄で教えて頂けると嬉しいです。
今回はこの主要25銘柄を『予想配当利回り』『増配率』『連続増配年数』といった項目別にランキング形式にして発表をしていきます。
なかなか決算の結果をまとめてくれている記事がなかったので、今回は自分でまとめてみたました。
特に『増配』というキーワードは高配当株投資家にとってはとても興味深い内容かと思いますので、皆さんの株式投資の参考になれば幸いです。
こちらの動画では
・今期増配を発表した銘柄を知りたい
・オススメの高配当銘柄を知りたい
・高配当株ポートフォリオをコツコツ作成していきたい
と考えている方のニーズにお応えしていく動画になっております。
今回の動画の簡単な流れ
今期増配予定の主要25銘柄を
STEP1▶配当利回りランキング
STEP2▶増配率ランキング
STEP3▶連続増配年数ランキング
STEP4▶ゆうすけ君の独り言

配当利回りランキング
それではまずは、今期増配予定の主要25銘柄の中から予想配当利回りランキングTOP3を発表していきます。
3銘柄ともに予想配当利回りは5%を超えており、非常に高い水準となっています。個人的には配当利回りは3%を超えていれば文句なしなので、とても魅力的な3銘柄です。三菱HCキャピタルに至っては日本3位の連続増配年数を誇っているにも関わらず、この利回りはついつい手を伸ばしたくなってしまう水準です。
それでは、予想配当利回り1位の三井住友FGについて少し詳しく見ていきたいと思います。
【8316】三井住友FG
それでは、予想配当利回りランキングNO1の【8316】三井住友FGについて詳しく見ていきます。
三井住友FG
三井住友フィナンシャルグループの企業概要
三井住友フィナンシャルグループは、三井住友銀行を中核とする大手金融グループです。銀行業務を中心に、リース業務、証券業務、コンシューマーファイナンス業務、システム開発・情報処理業務などの金融サービスに係る事業を展開。海外ネットワークは40か国・地域、137拠点となっています。
日本の銀行の中では2番目の時価総額5兆3,531億円です。PER、PBRともに低く、個人的にはかなり割安な水準かと思います。
銀行株について詳しく知りたいという方はこちらの記事が非常に人気ですので、良ければ見てみて下さい。
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参考【元メガバンク行員が語る】買うべき銀行株とは?高配当株として長期保有したい銘柄を紹介
業績の推移
業績の推移に関して
金利が下がり続けてきた事に加えて、新型コロナウイルスの影響もあり、2018年3月期をピークに売上高は減少傾向。ただ、前期の2022年3月期は売上高、経常利益ともに前期比プラス、経常利益率も大幅に改善しました。
配当金の推移
配当方針に関して
配当は累進的とし、配当性向は2022年度までに40%を目指していくとのことです。自己株式取得は、資本の状況、業績動向、株価の水準、資本効率向上等を考慮し、機動的に実施していく方針です。

増配率ランキング
それでは続いて、今期増配予定の主要25銘柄の中から増配率ランキングTOP3を発表していきます。
増配を発表したとしても、ほとんど変わらないような増配だと正直物足りません。そんな中で、三井松島HD、マツダは勿論素晴らしい増配率なんですが、僕が注目をしたいのはSOMPOホールディングス。8期連続で増配をしているにも関わらず、23.8%もの増配と素晴らしい増配率になっています。
それでは、増配率1位の三井松島HDについて少し詳しく見ていきたいと思います。
【1518】三井松島HD
それでは、増配率ランキングNO1の【1518】三井松島HDについて詳しく見ていきます。
三井松島HD
三井松島HDの企業概要
三井松島HDは、三井グループの石炭開発商社です。エネルギーから生活関連まで多角的なビジネスを展開。エネルギー事業の石炭生産と石炭販売が主力です。豪州・インドネシア・カナダ・中国等を中心とした海外に事業舞台を移し炭鉱権益を開拓しています。
自己資本比率は高く財務は健全、ROE、ROAと素晴らしい水準です。それにも関わらず、PER、PBRともに低く、今期の業績予想を見る限りまだまだ割安な水準のようにも見えてきます。
業績の推移
業績の推移に関して
売上高は2019年3月期から減少傾向であったものの2022年3月期は過去最高益を達成。2023年3月期は増収、過去最高益の更新予想となっています。
配当金の推移
配当方針に関して
将来における安定的な企業成長と経営環境の変化に対応するために必要な内部留保を確保しつつ、経営成績に応じた株主への利益還元を継続的に行うことを基本方針としています。中期経営計画における配当性向目標は30%を目安とする方針です。

連続増配年数ランキング
それでは続いて、今期増配予定の主要25銘柄の中から連続増配年数ランキングTOP3を発表していきます。
連続増配銘柄に注目をしている投資家にとってはお馴染みの3銘柄かと思います。KDDIは現在右肩上がりに株価が伸びてきており、遂に配当利回りが3%を割ってしまいました。とても魅力的な銘柄なだけに上手く押し目で拾っていきたいところです。
それでは、連続増配年数1位の三菱HCキャピタルについて少し詳しく見ていきたいと思います。
【8593】三菱HCキャピタル
それでは、連続増配年数ランキングNO1の【8593】三菱HCキャピタルについて詳しく見ていきます。
三菱HCキャピタル
三菱HCキャピタルの企業概要
三菱HCキャピタルは、三菱商事系列の大手総合リース会社です。国内・海外カスタマービジネスによる機械・器具備品のリース・割賦販売・貸付等を主力に、環境・エネルギー・不動産・航空・ヘルスケア関連の金融サービスを提供。三菱商事、三菱UFJFGの持分法適用会社。
PER、PBRともに低く、PBRは解散価値の1倍を大きく割って0.67倍と割安な水準と捉えることもできます。
業績の推移
業績の推移に関して
2021年4月に日立キャピタルと経営統合、海上コンテナリース大手の米CAI社を1260億円で買収といった影響で売上高、営業利益ともに過去最高。ただ、営業利益率はここ数年では最低の水準6.5%となっています。
配当金の推移
配当方針に関して
株主還元は配当によって行うことを基本とし、2023年4月にスタートする予定の新中期経営計画期間中の配当性向イメージである40%程度に沿って配当を行う方針です。

ゆうすけ君の独り言
それではまとめとして、僕の独断と偏見にまみれた独り言を少し話そうと思います。
今回PICKUPした銘柄以外にも魅力的な銘柄はたくさんあります。
例えば、【8001】伊藤忠商事は増配率18.18%、7期連続での増配と7年で配当金は約3倍にも増えました。加えて株価は右肩上がりで伸びてきており、綺麗なチャートで押し目を拾っていきたい銘柄です。
また、【8306】三菱UFJフィナンシャルグループは増配率14.29%に加えて、3000億円を上限とした自社株買いの発表も行っており、これからの金利上昇局面においてはかなり面白い銘柄なんじゃないかなと個人的には考えています。
ただ、株式相場の大きな流れは『続落』かと個人的には思うので、買い増し等を検討している方はしっかりと余力を確保した上で買い増しを行っていく事をオススメします。

次回予告
さいごに
貴重な時間を僕の動画を見ることに使ってしまったあなたに僕からのちょっとしたプレゼント。
今回取り上げた、『今期増配を発表した主要25銘柄』のリストを期間限定で公開しています。
僕が銘柄分析で最も活用しているツールのトレーディングビューにてリストを作って無料で公開していますので、興味のある方だけ見てみて下さい。
\トレーディングビューにて完全無料で公開中/
あくまでも、効率よくチャート分析をする為に作成をしたリストになっておりますので、投資をする際はご自身でもしっかりと銘柄分析をした上で投資を検討するようにお願いいたします。

今後も今まで以上に価値のある動画を作っていけるように頑張っていきますので応援して頂けると嬉しいです。
僕は今後も、稼いで、増やすことに特化し、日々のインプット、アウトプットに本気で向き合っていこうと思います。