【ガチホ狙い】今、狙い時の割安な高配当株はこの3銘柄

YUSUKE

こんにちは、YUSUKEです!

今回は、「今狙い時の割安な高配当株」というテーマで、注目の3銘柄を紹介していきます。

というのも、先日3月18日発売の会社四季報の春号を読んでいたところ、

業績が好調であるにも関わらず、「まだまだ投資妙味がありそうだな」といった銘柄が数多く見つかりました。

皆さんもご存知の通り、昨今の株式相場は急激な株価上昇により、大型の優良株は軒並み高値を更新し続けており、

株価が上がりすぎてなかなか買えないなー。

といったのが皆さんの本音かと思います。

ですが、大型の優良株と比較をすると、中小型株の中にはまだまだ割安な銘柄が多くあるように感じます。

中小型株のメリッ
  • 時価総額が小さい分、大きな値上がり益が狙える。
  • 大型株よりも注目度が低い分、割安な評価を受けがち。

これに対して、

中小型株のデメリット
  • 時価総額が小さい分、大きく値下がりする可能性も。
  • 大型株よりも注目度が低い分、割安に放置され続ける可能性も。

そこで今回は、会社四季報の最新号を読んで、個人的に「この株はまだまだ割安なんじゃないか」と感じた中小型の高配当株を厳選3銘柄紹介していきます。

この記事は、元メガバンク出身の現役FPが、これまでに積んだ経験をもとに執筆しています。

注意事項

こちらの記事は、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方は企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

目次

1銘柄目:ヒューリック(3003)

「今狙い時の割安な高配当株」の1銘柄目は、【3003】ヒューリックです。

配当に関する情報(2024年3月26日時点)

  • 株価:1,530円
  • 配当金:1株52円(24年12月期)
  • 予想配当利回り:3.40%
企業概要

ヒューリックは、旧富士銀行が所有する不動産のビル管理で創業した不動産デベロッパーです。時価総額は約1兆円の中型株。東京23区を中心としたポートフォリオとし、オフィス・商業ビルでは最寄駅から徒歩3分以内の物件が6割を占め、好立地物件を多く保有しています。

こちらはヒューリックの週足5年チャートです。

2023年の年末までは1,400円が上値抵抗線となっており、この価格帯をなかなか抜けずに株価は推移していました。ですが、このラインを上に抜けるとそこから株価は急騰。24年の2月頃には直近高値の1,648円まで株価を伸ばしています。

割安度について見てみると、現時点でのPERは12.61倍で、上昇してきてはいるものの、業種平均の15.19倍を大きく下回っています。また、PBRは1.56倍で、業種平均を上回ってはいるものの、過去のPBRレンジで見ると56%となっており、ほぼ平均的な水準です。かなり業績が好調に推移している中、このPER水準であればまだまだ割安と見ることができるのではないでしょうか。

YUSUKE

個人的には、予想配当利回り3.7%(株価1,405円)をひとつの購入目安としています。

2銘柄目:蝶理(8014)

「今狙い時の割安な高配当株」の2銘柄目は、【8014】蝶理です。

配当に関する情報(2024年3月26日時点)

  • 株価:3,405円
  • 配当金:1株116円(24年3月期)
  • 予想配当利回り:3.41%
企業概要

蝶理は、創業160年の繊維・化学商社で東レの子会社です。時価総額は約850億円の小型株。繊維、化学品、機械の3事業で展開。繊維と化学品に特化し得意の中国ビジネスの拡大に注力。

こちらは蝶理の週足5年チャートです。

2023年に入り株価は大きく上昇。コロナショック時の株価1315円から現在は3倍近くにまで上昇しています。直近の値動きも依然として強い値動きとなっており、どこまで株価を伸ばしていけるのか注目です。

割安度について見てみると、現時点でのPERは9.84倍で、業種平均の12.38倍を大きく下回っています。また、PBRも1.06倍で、業種平均の1.42倍を下回っており、過去レンジ比で見ると上昇傾向ではあるものの、まだまだ割安感があります。

YUSUKE

個人的には、予想配当利回り4.0%(株価2,900円)をひとつの購入目安としています。

3銘柄目:みずほリース(8425)

「今狙い時の割安な高配当株」の3銘柄目は、【8425】みずほリースです。

配当に関する情報(2024年3月26日時点)

  • 株価:5,780円
  • 配当金:1株172円(24年3月期)
  • 予想配当利回り:2.98%
企業概要

みずほリースは、みずほFGの総合リース会社です。時価総額は約2,700億円の中型株。注力分野は環境エネルギー、医療ヘルスケア、不動産、グローバル、航空機、テクノロジー等。みずほFG・丸紅との提携により国内外にビジネスを推進。

こちらはみずほリースの週足5年チャートです。

コロナショック時の2020年3月頃に株価は一時1,666円まで下落するも、そこから右肩上がりで推移。現在は上場来高値を更新し続けており、どこまで株価を伸ばしていけるのか注目です。

割安度について見てみると、現時点でのPERは9.12倍で、上昇してきてはいるものの、業種平均の14.08倍を大きく下回っています。また、PBRは0.95倍と1倍を割っており、業種平均の1.15倍も下回っています。このように、株価は上昇傾向であるものの、各種指標的にはまだまだ割安感のある水準かと思います。

今回紹介をした銘柄のまとめ

YUSUKE

はい、いかがでしたでしょうか?

今回は、「今狙い時の割安な高配当株」というテーマで、注目の3銘柄を紹介してみました。

今回紹介をした全3銘柄がこちら
  1. ヒューリック(3003)
  2. 蝶理(8014)
  3. みずほリース(8425)
YUSUKE

みなさん、興味のある銘柄はありましたでしょうか?

最近の株高の影響もあり、なかなか「割安」な銘柄が少なくなってきたように感じます。

特にこの数年は、どの株を買っても利益が出るような相場環境でした。ですが、これからはしっかりと「業績が今後も伸びていくか」をシビアに見極めていく必要性があるかと思います。このような相場環境だからこそ、前のめりにならずに落ち着いて相場に向き合っていきたいところです。

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