この記事はこんな方におすすめ!
- 新NISA制度で買うべき高配当株って何かあるかな?
- 新NISA制度におすすめの高配当株の特徴ってなんだろう?
- そもそも新NISA制度ってなに?

今回の記事は、「新NISA制度を有効活用したい…。」と感じているみなさんに、新NISA制度で買うべき高配当株を3銘柄お伝えしていきます。
本記事の信頼性

この記事の内容は…
前半では、新NISA制度の概要について解説をし、後半では、新NISA制度で買うべき高配当株を3銘柄紹介していきます!
この記事を最後まで読むことで、高配当株投資においてとても重要な新NISA制度についての理解を深めることができ、みなさんの高配当株ポートフォリオ作成の参考になるかと思います。
※すぐに『新NISA制度で買うべき高配当株を3銘柄知りたい!』という方は、目次の【最も注目をしている銘柄はこれ!】にとんで頂ければと思います。
動画で見たい方はこちら
新NISAと現行NISAはなにが違うの?
まずは、「2024年から新たに始まるNISA制度とはどういった制度なのか?」について解説をしていきます。
はじめに、こちらは新旧NISA制度の比較表です。

NISA制度の改正は、2022年12月16日の自民党のwebサイトで、令和5年度の税制改正大綱の中で発表されました。
制度の改正があって、まだ間もないため、制度の仕組みを理解しきれていない方も多いかと思います。
そこで、今回の新NISA制度の変更点について、5つのポイントでまとめてみました。
新NISA制度の5つのポイント
- 新NISA制度は恒久化に
- つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能
- 年間投資上限額が360万円にUP
- 生涯非課税限度額は1,800万円に
- 非課税保有期間が無期限に
新NISA制度についてより詳しく確認をしたいという方はこちらの記事をご覧ください。
現行NISAで人気の銘柄ランキング
新NISA制度で買うべき高配当株を紹介していく前に、現行NISA制度での人気の銘柄ランキングを紹介していきます。
こちらは、SBI証券と楽天証券の中での保有残高ランキングです。

One-Pointメモ
ボク自身ビックリしたんですが、ランキングは違えど、上位10銘柄は両証券会社ともに一緒でした。1位は高配当株の代表格でもある日本たばこ産業。メガバンク3社は全てランキング内に入っています。また、航空2社も入っています。こうやって見てみると、個人投資家に人気の高配当銘柄がランキング上位に入っていることが分かります。
新NISA制度で買うべき高配当株を3銘柄紹介
新NISA制度で買いたい高配当株の特徴として、下記の3つがあげられます。
- 業績が好調で値上がり益を狙える銘柄
- 安定した配当金が見込める銘柄
- 5年間は保有することが出来るであろう大型株
⇒成長投資枠の年間投資額の上限が240万円しかないので、短期売買ではなく長期で保有したい
このように考えた時に、特に生涯非課税限度額の1200万円を埋めるまでの最初の5年間は売る必要のない王道の高配当株で攻めるのがセオリーかと思います。
そこで、今回ボクがPICKUPした新NISA制度で買うべき高配当株の3銘柄がこちらになります。
- 国内最大の建設機械メーカー
- 国内最大の金融グループ
- 携帯電話契約数で国内シェアNo.2の通信会社
みなさんは、これだけでなんの銘柄かわかりますでしょうか?
3銘柄ともにボクが普段から監視をしている、長期で保有をしたい王道の高配当株3銘柄です。
王道中の王道の3銘柄ですので、この機会にしっかりと学んでいきましょう。
【1銘柄目】小松製作所(6301)
小松製作所のことをよく知らない…という方のために、『小松製作所がどんな企業なのか?』について概要を解説していきます。

- 小松製作所は、国内最大手、世界2位の総合建設機械メーカー。
- 主力は油圧ショベル・ホイールローダーなどの建設機械。大型ダンプトラックや無人ダンプトラック運行システムなど鉱山分野にも注力。
- 主力の建設機械・車両は鉱山機械を含め、北米やアジアの需要が好調。円安による増収効果や販売価格の改善も想定超。
小松製作所の業績や配当金の推移、割安性について詳しく知りたいという方は下記をご覧ください。
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【業績好調】コマツの売り時はいつなのか?|株主優待をもらう為の条件についても解説
【2銘柄目】三菱UFJフィナンシャルグループ(8306)
三菱UFJフィナンシャルグループのことをよく知らない…という方のために、『三菱UFJフィナンシャルグループがどんな企業なのか?』について概要を解説していきます。

- 三菱UFJフィナンシャルグループは、三菱UFJ銀行、三菱UFJ信託銀行を中核とする国内最大の金融グループ。
- タイのアユタヤ銀行を筆頭に、アジアの商業銀行を傘下に有し、米国投資銀行のモルガン・スタンレーを持分法適用関連会社とするなど、邦銀随一の海外ネットワークが強み。
- 国内は法人収益が堅調、海外も融資や投資銀行業務が伸長。ただ、米ユニオンバンク売却に伴い、債券評価損や与信費用が急膨張。
三菱UFJフィナンシャルグループの業績や配当金の推移、割安性について詳しく知りたいという方は下記をご覧ください。
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三菱UFJの『株価が安い理由』とは?業績や配当金の推移から今後の買い時を徹底分析
【3銘柄目】KDDI(9433)
KDDIのことをよく知らない…という方のために、『KDDIがどんな企業なのか?』について概要を解説していきます。

- KDDIは、主力の携帯電話通信事業auが国内シェア2位の、大手電気通信事業会社。
- 最近はクレジットカード・銀行・証券等の決済・金融事業、ケーブルテレビやテレビ通販など事業領域を拡大中。
- 通信障害の返金を除く通信単価は当第2四半期に約2年ぶりに反転上昇。大容量プランの拡販で今後も引き上げを狙う。
KDDIの業績や配当金の推移、割安性について詳しく知りたいという方は下記をご覧ください。
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KDDIの株を『買うべき3つの理由』とは?今後の買い時はいくらなのかについて解説
【まとめ】最も注目をしている銘柄はこれ!
今回は、新NISA制度で買うべき高配当株を3銘柄PICKUPしてみました。
今回紹介をした3銘柄がこちらです。
- 国内最大の建設機械メーカー
⇒【6301】小松製作所 - 国内最大の金融グループ
⇒【8306】三菱UFJフィナンシャルグループ - 携帯電話契約数で国内シェアNo.2の通信会社
⇒【9433】KDDI
みなさん興味のある銘柄はありましたでしょうか?

三菱UFJFGについて
金利の上昇が意識されている中で、株価は大きく上昇中。前回の地銀の動画でも解説をした通り、金利上昇は銀行株にとっては追い風です。しかも、低金利禍において本業以外での収益源を伸ばしてきた事により、金利上昇が実際に起きると、過去最高益の更新も現実的かと考えています。ただ、今はすごい勢いで株価を上げているので、押し目で狙っていきたいところ。個人的には、配当落ち後がひとつの狙い目と考えています。