

こういった疑問や悩みを抱えている方のために、優良株のみで作成した『たった6銘柄』で作れる毎月配当ポートフォリオを紹介していきます!
上記の内容について、投資を始めたばかりの方でも超分かりやすく学ぶことが出来ます。
そして、この記事を読み終わった後には…、


そんな風に、皆さんに感じて頂けたらと思います。
本記事の信頼性

この記事は、株式投資歴13年目のボクが成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに作成しました。

注意事項
【注意】毎月配当ポートフォリオを作成するデメリット
まずはじめに、毎月配当ポートフォリオを作成する最大のデメリットからお話をしていきます。

という方もいるかと思いますが、
このデメリットを理解したうえで、「それでも毎月配当ポートフォリオを作りたいんだ!」という方だけ、作成していきましょう。
それでは、早速ではありますが、毎月配当ポートフォリオを作成する最大のデメリットがこちらです。
それは、銘柄の選定がベストな選択ではなくなるといった点です。
銘柄の選定がベストな選択ではなくなる
そもそも高配当株投資は、業績好調かつ財務が健全で、配当金をたくさん出している銘柄に投資をする手法です。


こちらは、東証プライム・東証スタンダード・東証グロース市場に上場している全3814社の決算月別の銘柄数です。
見て頂くと分かる通り、3月決算の銘柄数が2,279社と最も多く、全体の59.8%の割合となっています。
それに対して、4月決算の銘柄はたった40社しかなく、全体のわずか1.0%しかありません。
確率的に、良い高配当株は3月決算の銘柄の中に多く含まれており、4月決算の銘柄の中から良い高配当株を探すとなると困難であることは容易に想像できます。
実際、ボクが心の底から「長期で保有したいと思える高配当株」は、3月決算の銘柄ばかりです。
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【日本株版】永久保有したい『おすすめ』高配株を7銘柄紹介!長期保有必須の銘柄とは
ですが、毎月配当ポートフォリオを作成するのは、このデメリット以上の「3つのメリット」が存在しますので、順番に解説をしていきます。
毎月配当ポートフォリオを作成する3つのメリット
それでは、毎月配当ポートフォリオを作成する3つのメリットについて解説をしていきます。
毎月配当ポートフォリオを作成する3つのメリット
- 毎月のキャッシュフローが安定する
- 精神的な余裕がうまれる
- 株式投資に向き合う時間が増える
上記の3点について、順番に解説をしていきます。
①毎月のキャッシュフローが安定する
毎月配当ポートフォリオを作成するメリットの一つ目は、「毎月のキャッシュフローが安定する」といった点です。
配当金は増減があるものの、半年に1回や、3か月に1回、投資先から定期的にお金がもらえます。
自分自身の給料や労働収入に加えて、プラスαの配当金収入が生まれることで、収支に余裕がうまれます。

②精神的な余裕がうまれる
毎月配当ポートフォリオを作成するメリットの二つ目は、給料以外の収入が毎月入ることで「精神的な余裕がうまれる」といった点です。
ボク自身、毎日「仕事をして」「家事をして」「育児をして」いるので、
- 仕事に関するストレス
- 家庭でのストレス
- 金銭的なストレス
と、様々な場面でストレスを感じることがあります。

ですが、高配当株投資を始めて、毎月配当金を受け取るようになってからは、
①毎月配当金を受け取ることで、
⇒②金銭的なストレスが減る
⇒③最悪アルバイトでも生きていける
⇒④仕事に関するストレスが減る
⇒⑤家族に優しくできるようになる
といった好循環に繋がり、心穏やかに過ごせる時間が年々増えてきました。
最近感じることは、家族を幸せにするために仕事をしているのに、家族にイライラをぶつけてまで仕事をしていては本末転倒だなあと考えるようになりました。
自分の働き方や、働く意味についての理解を深めることができるようになったのも、精神的な余裕がうまれたことが大きいです。
③株式投資に向き合う時間が増える
毎月配当ポートフォリオを作成するメリットの三つ目は、毎月配当金が振り込まれることで「株式投資に向き合う時間が増える」といった点です。
ボクは毎月配当金が振り込まれる度に、「どうやったらもっと多くの配当金がもらえるんだろう…。」と考えるようになり、株式投資に向き合う時間が増えました。
高配当株投資の攻略法は…
- 良い銘柄を選ぶ
- 良いタイミングで売買する
- 入金力を上げる
ボク自身、もっと多くの配当金をもらうために、「高配当株の分析」をして、「売買のタイミング」を考え、自分のインプットを「ブログにまとめてアウトプット」することで入金力を上げていっています。

と感じる方も多いかと思いますが、配当金は人生をより豊かにしてくれます。
小額でも良いので「今よりも人生を豊かにするために」毎月配当金生活をスタートしてみるのはいかがでしょうか。
『たった6銘柄』で作れる毎月配当ポートフォリオ
それでは、今回のメインテーマ『たった6銘柄』で作れる毎月配当ポートフォリオを紹介していきたいと思います。
毎月配当ポートフォリオ

権利確定月別で見ていくと、個人的にはこの6銘柄が現状ベストの組み合わせなんじゃないかなと考えています。
配当金で人生をより良くしたいと考えている高配当株投資家にとっては、絶対に押さえておきたい6銘柄ですので、順番に解説をしていきます。
1銘柄目:積水ハウス(1928)
毎月配当ポートフォリオ「1月/7月」権利確定の高配当株は、【1928】積水ハウスです。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:4.05%
- 24年1月配当金:1株59円
- 23年7月配当金:1株59円
積水ハウスってどんな企業?

企業概要
積水ハウスは、高級戸建中心の住宅トップメーカーです。時価総額は約1.9兆円の大型株。請負型、ストック型、開発型、国際の各ビジネスを展開しています。米国戸建てが住宅市況の一時悪化で後退し、営業益は伸び悩んでいます。
「積水ハウスの配当金や将来性、買い時について詳しく知りたい!」という方には、下記の記事がおすすめです。
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積水ハウスの『株価下落の理由』とは?業績や配当金の推移から今後の買い時を徹底分析
2銘柄目:イオンフィナンシャルサービス(8570)
毎月配当ポートフォリオ「2月/8月」権利確定の高配当株は、【8570】イオンフィナンシャルサービスです。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:4.23%
- 24年2月配当金:1株28円
- 23年8月配当金:1株25円
イオンフィナンシャルサービスってどんな企業?

企業概要
イオンフィナンシャルサービスは、イオングループの金融サービス会社です。時価総額は約2,680億円の中型株。国内・海外連結会員数4600万人の「イオンカード」を中心に、クレジット業務、銀行業務、電子マネー業務、生命保険業務、国際業務を営んでいます。「アジアNo.1のリテール金融サービス会社」を目指し、アジア12カ国によるAFSエコシステムの確立を推進中。
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3銘柄目:日本電信電話(9432)
毎月配当ポートフォリオ「3月/9月」権利確定の高配当株は、【9432】日本電信電話です。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.06%
- 24年3月配当金:1株2.5円
- 23年9月配当金:1株2.5円
NTTってどんな企業?

企業概要
NTTは、国内最大手の通信事業グループです。時価総額は約14.6兆円の大型株。国内外950社、従業員数33万人以上のNTTグループを統括する持株会社です。情報サービス分野を中心に海外企業の買収にも積極的に取り組んでいます。
「日本電信電話の配当金や将来性、買い時について詳しく知りたい!」という方には、下記の記事がおすすめです。
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4銘柄目:クミアイ化学工業(4996)
毎月配当ポートフォリオ「4月/10月」権利確定の高配当株は、【4996】クミアイ化学工業です。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.97%
- 23年4月配当金:1株18円
- 23年10月配当金:1株24円
クミアイ化学工業ってどんな企業?

企業概要
クミアイ化学工業は、JA系列で農薬専業首位級の企業です。時価総額は約1,380億円の中型株。農薬を製造し、全国農業協同組合連合会(JA)を通じて国内に販売しています。第二の柱・化成品事業は、塩素化、精密化学品、発泡スチロール、アミン硬化剤(世界トップ)等を製造・販売しています。
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5銘柄目:サムティ(3244)
毎月配当ポートフォリオ「5月/11月」権利確定の高配当株は、【3244】サムティです。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.98%
- 23年5月配当金:1株39円
- 23年11月配当金:1株51円
サムティってどんな企業?

企業概要
サムティは不動産開発&賃貸のグループ会社です。時価総額は約1,000億円の中型株。関西エリアを中心に事業用地の仕入、不動産開発、再生・販売、賃貸・管理、ファンド運用、ホテル運営をグループで営んでいます。2020年にはベトナム不動産会社最大手のVHM社と住宅分譲事業を開始しています。
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6銘柄目:ヒューリック(3003)
毎月配当ポートフォリオ「6月/12月」権利確定の高配当株は、【3003】ヒューリックです。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.68%
- 23年6月配当金:1株23円
- 23年12月配当金:1株23円
ヒューリックってどんな企業?

企業概要
ヒューリックは、旧富士銀行が所有する不動産のビル管理で創業した不動産デベロッパーです。時価総額は約9,500億円の中型株。東京23区を中心としたポートフォリオとし、オフィス・商業ビルでは最寄駅から徒歩3分以内の物件が6割を占め、好立地物件を多く保有しています。
「ヒューリックの配当金や将来性、買い時について詳しく知りたい!」という方には、下記の記事がおすすめです。
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毎月3万円の配当金をもらうために必要な投資金額
毎月配当金がもらえるポートフォリオを紹介したところで、

といった質問にお応えしていきたいと思います。

こちらが、今回紹介した高配当株を1株ずつ購入した場合に受け取れる月別の配当金額になります。
この配当金額をもとに、毎月3万円以上の配当金を受け取るために必要な株数を計算してみました。
毎月3万円以上の配当金を受け取るために必要な株数
- 積水ハウス:509株
- イオンFS:1,200株
- 日本電信電話:12,000株
- クミアイ化学工業:1,667株
- サムティ:770株
- ヒューリック:1,305株
これらの株数を購入する際に必要な合計投資金額は、

そして、受け取れる配当金の合計額は税引前で「383,006円」、ポートフォリオ全体での配当利回りは3.80%となりました。
※2023年8月10日終値で計算(税引前)
今回紹介をした6銘柄は、配当金だけではなく、業績も堅調に推移している銘柄をPICKUPしています。
興味のある方は、ご自身でも銘柄を分析したうえで、購入を検討してみて下さい。
【重要】高配当株投資の攻略法について

と考えているものの、
今はまだ資金が少ない…という方のために、高配当株投資の攻略法をお伝えします。
高配当株投資の攻略法は…- 良い銘柄を選ぶ 永久保有したい『おすすめ』高配当株を7銘柄紹介
- 良いタイミングで売買をする 高配当株の『買い時』と『売り時』全7パターン
- 入金力を上げる 【経験談】毎月10万円を稼ぎ続ける副業術
これら3つを愚直に伸ばし続けることです。
そして、これら3つの中でも特に重要なのが『入金力を鍛える』ことです。
- 運用金額10万円の3%は3,000円
- 運用金額1,000万円の3%は30万円
こちらを見て頂くと分かる通り、運用金額が小さいうちは「どんなに良い銘柄を選ぼうが」「どんなに良いタイミングで売買しようが」生活が大きく変わるほどの違いは生じません。
ですので、まずは毎月10万円入金力をUPさせるために、スキマ時間を活用していきましょう。

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【体験談】高配当株投資家におすすめの副業はこれ!自宅で毎月10万円を稼ぐ方法とは