【40年減配なし】高配当なのに減配しない銘柄とは?|非減配株の増配率ランキングも

[st-kaiwa5]せっかく高配当株を買っても、すぐ減配をしたら嫌だな…。[/st-kaiwa5]

[st-kaiwa6 r]長期的に保有できる安定配当の銘柄を教えてほしい…。[/st-kaiwa6]

こういった疑問や悩みを抱えている方のために、40年間ものあいだ減配をしていない非減配株全11銘柄を紹介していきます!

[st-midasibox-intitle title=”この記事を読むことで…” webicon=”st-svg-file-text-o faa-float animated” bordercolor=”#101b4c” color=”” bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

[/st-midasibox-intitle]

これらの内容について、投資を始めたばかりの方でも分かりやすく学ぶことが出来ます。

そして、この記事を読み終わった後には…、

[st-kaiwa7]高配当株ポートフォリオに組み込みたい優良銘柄が見つかって良かった![/st-kaiwa7]

そんな風に、皆さんに感じて頂けたらと思います。

[st-i class=”st-svg-pencil-square-o” add_style=”color:#101B4C;”] 本記事の信頼性

この記事は、株式投資歴13年目のボクが成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに作成しました。

[st-kaiwa1]この記事を最後まで読むことで、有益な投資先について学ぶことができ、「配当金で人生をより豊かに」していくことに繋がるかと思います![/st-kaiwa1]

[st-mybox title=”注意事項” webicon=”st-svg-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#fff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″] こちらの記事は、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方は企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。 [/st-mybox]

目次

非減配株とは?

皆さんは「非減配株」という言葉をご存知でしたでしょうか?

高配当株投資家であれば、連続増配株に注目をしたことは何度かはあるかと思います。

[st-kaiwa1]ボクも日本株、米国株問わず、連続増配株は何度も調べてきました。[/st-kaiwa1]

ただ、当然ですが、連続増配株は「連続で」増配し続けている銘柄しか含まれていません。

つまりそこには、連続では増配してはいないものの、減配することなく、増配傾向が続いている銘柄は含まれていないという事です。

[st-mybox title=”ポイント” webicon=”st-svg-file-text-o” color=”#313131″ bordercolor=”#313131″ bgcolor=”#fafafa” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

非減配株は、連続増配株に比べて、連続増配ではないというだけで、長いあいだ減配をせず着実に増配をしてきているにも関わらず、投資家からの注目度が低い傾向にあります。

[/st-mybox]

そこで今回は、非減配株にスポットをあてて、深掘りをしていきたいと思います。

非減配株の特徴について

まずはじめに、非減配株の特徴として、こちらの2点が挙げられます。

  1. 配当利回りは低い傾向
  2. 成長性は限定的

この2点は、非減配株のデメリットともいえますが、長いあいだ株主に対して、安定配当の継続を約束している銘柄ですので仕方のないことかと思います。

後ほど、40年以上もの間「減配なしの銘柄」を紹介していきますが、業績が大きく成長しているという銘柄は稀です。

[st-kaiwa1]ただ、このデメリット以上のメリットが存在しますので、非減配株の3つのメリットについて解説をしていきます。[/st-kaiwa1]

非減配株の3つのメリット

それでは、非減配株の3つのメリットについて解説をしていきます。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 非減配株の3つのメリット

  1. 安定した配当収入が期待できる
  2. 投資先としての信頼度が高い
  3. 相場全体での株価下落に左右されづらい

それでは、上から順番に解説をしていきます。

①安定した配当収入が計算できる

非減配株のメリットの一つ目は、安定した配当収入が計算できる点です。

高配当株投資において、減配や無配はつきもので、大きなリスクとなり得ます。

ですので、長いあいだ減配をしていないという実績は投資対象を選ぶ際の重要な項目です。

高配当株投資は、コツコツと貰える配当金を増やしていく投資手法ですので、減配・無配のリスクが低く、安定した配当収入が計算できる点は非減配株の大きなメリットと言えます。

[st-mybox title=”注意ポイント” webicon=”st-svg-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”#fff” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

過去に減配をしてこなかったからと言って、今後もしないとは言い切れないので、業績や財務の分析は絶対に必要です。

[/st-mybox]

②投資先としての信頼度が高い

非減配株のメリットの二つ目は、投資先としての信頼度が高い点です。

今回紹介をする銘柄のように、40年ものあいだ「減配をしていない」銘柄というのは、数々の経済危機を乗り越えてきたという実績があります。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 過去40年の間に起きた主な経済危機

  • 1987年:ブラックマンデー
  • 2008年:リーマンショック
  • 2020年:コロナショック

これら以外にも、1990年代のバブル崩壊や、1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災など数多くのピンチでも減配をしなかったという実績は信頼に値します。

経済全体が苦しい時でも、しっかりと資産を守ってくれる非減配株は、とても信頼できる銘柄です。

③相場全体での株価下落に左右されづらい

非減配株のメリットの三つ目は、相場全体での株価下落に左右されづらい点です。

先ほどのメリットにも関係してきますが、様々な経済危機を受けても「減配をしていない」ということは、安定した収入源・財務基盤を構築できている事の裏付けにもなります。

ですので、仮に「景気が悪化し」相場全体で株価が落ち込むことがあったとしても、「安定的な配当を計算できる」非減配株を手放す投資家は心理的にも少ないかと思います。

反対に、株価が大きく落ち込むことがあれば、

[st-kaiwa7]安定した配当を計算できる銘柄を安く仕込むチャンスだ![/st-kaiwa7]

ということで、株価の下支え圧力にもなります。

このように、相場全体での株価下落に左右されづらい点は、非減配株の大きなメリットと言えます。

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング

それでは、今回のメインテーマ40年減配なしの非減配株全11銘柄を紹介していきます。

[st-kaiwa2]長いあいだ減配をしていないといっても、全く増配もしていなかったら正直微妙です…。[/st-kaiwa2]

そこで今回は、過去10年間での増配率ランキングにしてまとめましたので、順番に紹介をしていきたいと思います。

ちなみに、40年もの長い間、1度も減配していないうえに、配当額も大きく伸ばしている企業の配当金推移がこちらです。

過去10年間での増配率は驚異の400%、過去20年間での増配率は3,471%と、素晴らしい増配率となっています。

増配率No.1のこちらの銘柄は、ボクも大好きな「あの銘柄」ですので、最後まで楽しみにお待ちください。

[st-kaiwa1]それでは、第11位から順番に紹介をしていきます。[/st-kaiwa1]

11位:歌舞伎座(9661)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第11位は、【9661】歌舞伎座です。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:0.10%
  • 過去10年間での増配率:0%
  • 過去20年間での増配率:0%

こちらを見て頂くとお分かりの通り、1株5円の配当金を40年間もの間継続しています。減配をしていないという点は評価できますが、配当利回りも低いですし、増配も全くしていないので投資先としては正直微妙です…。

歌舞伎座ってどんな企業?

出所:【歌舞伎座】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

歌舞伎座は、松竹グループの不動産賃貸会社です。時価総額は約580億円の小型株。不動産賃貸事業として歌舞伎座の賃貸(敷地は松竹から借受け、劇場は演劇興行主の松竹に賃貸)、駐車場の賃貸、食堂・飲食の運営を営んでいます。松竹(9601)の持分法適用会社。

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コロナ禍の影響もあり、過去3年間連続で赤字となっており、投資先としてはイマイチとボクは見ています。

歌舞伎座の詳細な業績が気になるという方はご自身でお調べ頂ければと思います。

10位:武田薬品工業(4502)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第10位は、【4502】武田薬品工業です。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:4.15%
  • 過去10年間での増配率:0%
  • 過去20年間での増配率:117%

先ほどの歌舞伎座と同様に、過去10年間での増配率は0%ではありますが、武田薬品工業はリーマンショックが起きる前の2008年3月までは増配基調で推移しています。

1株180円の配当金はなんと15期ものあいだ続いており、予想配当利回りも4%超あるので一部の高配当株投資家から重宝されている銘柄のひとつです。

武田薬品工業ってどんな企業?

出所:【武田薬品工業】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

武田薬品工業は、国内トップのグローバル製薬会社です。時価総額は約7.1兆円の大型株。医療用医薬品(がん、消化器系疾患、希少遺伝性・血液疾患、神経精神疾患)の4重点疾患領域と、血漿分画製剤・ワクチン・バイオ医薬品の3ビジネスユニット製品を開発・供給しています。2019年にはアイルランドの製薬大手シャイアーを約7兆円で買収するなど、M&Aにも積極的です。

[/st-mybox]

武田薬品工業は、40年以上1度も減配をしていないことに加えて、予想配当利回りも4%超と魅力的な銘柄です。

ただ、注意したい点としては、配当性向や総還元性向は100%を超える年も多く、そろそろ減配をしてもおかしくないのかなとも思います。

武田薬品工業の詳細な業績が気になるという方はご自身でお調べ頂ければと思います。

9位:井村屋グループ(2209)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第9位は、【2209】井村屋グループです。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:1.18%
  • 過去10年間での増配率:40%
  • 過去20年間での増配率:75%

こちらを見て頂くと分かるかと思いますが、かなり緩やかではありますが、着実に増配をしてきています。配当利回りも低いので、高配当株投資家にはほとんど注目をされることのない銘柄ではありますが、地味強な銘柄のひとつです。

井村屋グループってどんな企業?

出所:【井村屋グループ】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

井村屋グループは、お菓子・食品メーカーの「井村屋」を中核とする持株会社です。時価総額は約310億円の小型株。本社は三重県の津市で、和菓子、あずき食品、アイスクリーム、肉まん・あんまん等の製造・販売を行っています。ロングセラー商品には「ゆであずき」「あずきバー」「肉まん・あんまん」などが挙げられます。

[/st-mybox]

売上高、各種利益ともに、かなり緩やかではありますが、着実に伸び続けている企業です。今期は売上高、営業利益ともに過去最高を更新する予想をたててはいるものの、1Q終了時点で進捗率は4%と、本当に大丈夫なのかと心配になる今期の業績です。

井村屋グループの詳細な業績が気になるという方はご自身でお調べ頂ければと思います。

8位:ヱスビー食品(2805)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第8位は、【2805】ヱスビー食品です。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:1.63%
  • 過去10年間での増配率:54%
  • 過去20年間での増配率:116%

増配率は決して高いとは言えませんが、現在は4期連続増配中で、コロナ禍でも増配を実施してきました。配当利回りは低いですが、業績は堅調に推移しています。

ヱスビー食品ってどんな企業?

出所:【ヱスビー食品】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

ヱスビー食品は、加工食品メーカー・香辛料の国内最大手です。時価総額は約510億円の小型株。食料品事業、調理済食品事業を展開しています。スパイスとハーブのパイオニアで、香辛料・調味料の開発と供給が主力。主力ブランドは洋風スパイス「SPICE&HERB」シリーズ、「ゴールデンカレー」「濃いシチュー」などが挙げられます。

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配当利回りが低いということもありますが、前期の配当性向は16.3%と余力はまだまだあります。ニッチな分野ではありますが国内最大手で、業績も堅調に推移していることから、今後も安定した配当金を期待できそうです。

ヱスビー食品の詳細な業績が気になるという方はご自身でお調べ頂ければと思います。

7位:日本化薬(4272)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第7位は、【4272】日本化薬です。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:3.41%
  • 過去10年間での増配率:125%
  • 過去20年間での増配率:309%

ここからは、過去10年間の増配率が100%を超えてきます。

日本化薬は現在2期連続増配中で、前期・前々期で配当金を大きく増やしました。配当利回りも3%を超えており、高配当株としても魅力的な利回り水準です。

日本化薬ってどんな企業?

出所:【日本化薬】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

日本化薬は、化学品メーカーです。時価総額は約2,250億円の中型株。火薬・染料・医薬・樹脂の基盤技術を融合した機能化学品、医薬品、自動車安全部品、農薬の製造・販売を営んでいます。主要製品は半導体封止材用エポキシ樹脂(世界1位)・紫外線硬化型樹脂、光学フィルム・アクリル酸製造用触媒、抗がん剤(約20種類)、エアバッグ用インフレータ(世界1位)などが挙げられます。

[/st-mybox]

売上は右肩上がりで伸びてきているものの、営業利益にはムラがあり下降気味。営業利益率は右肩下がりで推移しており、資源高によるコスト増の影響を受けています。

日本化薬の詳細な業績が気になるという方はご自身でお調べ頂ければと思います。

6位:日清紡ホールディングス(3105)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第6位は、【3105】日清紡ホールディングスです。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:3.23%
  • 過去10年間での増配率:127%
  • 過去20年間での増配率:386%

40年前は1株3円だった配当金が、前期には1株34円と約11倍にまで増えています。前期の配当性向は28.1%と低く、予想配当利回りも3%を超えていますので、魅力的な配当水準かと思います。

日清紡ホールディングスってどんな企業?

出所:【日清紡ホールディングス】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

日清紡ホールディングスは、綿紡績業の名門企業です。時価総額は約1,880億円の中型株。「モビリティ」「インフラストラクチャー&セーフティー」「ライフ&ヘルスケア」の戦略的領域で無線・通信マイクロデバイスブレーキ精密機器化学品繊維製品の製造販売。主力商品のブレーキ摩擦材、燃料電池部材のカーボンセパレーター、次世代蓄電デバイスの電気二重層キャパシタは世界トップクラスです。

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今期の業績は、売上高、営業利益ともに順調に進捗しており、前期から1株2円の増配予想となっています。配当性向も30%以下と非常に低い銘柄ですので、ポートフォリオの一部に組み込むのはありかなと考えています。

日清紡ホールディングスの詳細な業績が気になるという方はご自身でお調べ頂ければと思います。

5位:花王(4452)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第5位は、【4452】花王です。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:2.66%
  • 過去10年間での増配率:139%
  • 過去20年間での増配率:393%

ご存知の方も多いかと思いますが、花王は日本No.1の連続増配企業です。1991年3月期から33期連続増配中。

根強い人気があり、高配当株投資家としては、押さえておきたい銘柄のひとつです。

花王ってどんな企業?

出所:【花王】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

花王は、日本を代表するトイレタリーメーカーです。時価総額は約2.6兆円の大型株。「きれいを こころに 未来に」をコーポレートスローガンに日本の日用品市場を牽引しています。洗剤・トイレタリー製品は国内1位、化粧品2位など生活用品の大手。主力ブランドは洗剤「アタック」、入浴剤「パブ」、化粧品「ソフィーナ」、スキンケア「ビオレ」、紙オムツ「メリーズ」等かなり多くの製品を製造・販売しています。

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花王の業績は2019年12月期から下降気味で4期連続で減益、配当性向も80%超と、連続増配を維持してはいるものの、今後も維持していくには厳しい業績となってきています。日本No.1の連続増配企業ではあるものの、購入タイミングを間違えると痛い目を見そうな銘柄です。

花王の詳細な業績が気になるという方はご自身でお調べ頂ければと思います。

4位:ライフコーポレーション(8194)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第4位は、【8194】ライフコーポレーションです。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:2.17%
  • 過去10年間での増配率:180%
  • 過去20年間での増配率:409%

こちらを見て頂くとお分かりの通り、40年前は1株3円だった配当金が前期には1株70円まで増えています。株価が大きく上がってきている影響もあり、配当利回りは低めではありますが、前期の配当性向は24.6%と余力は十分にあります。

ライフコーポレーションってどんな企業?

出所:【ライフコーポレーション】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

ライフコーポレーションは、三菱商事系列の食品スーパー大手です。時価総額は約1,800億円の中型株。食料品を中心に生活関連用品・衣料品等のスーパーマーケット「ライフ」を、近畿圏・首都圏に出店。2023年2月時点で296店舗。店舗は食品スーパーマーケット「ライフ」、「セントラルスクエア」、都市型高級スーパー「ライフエクストラ」の3形態で展開しています。

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売上高、各種利益ともに、配当金同様に綺麗な右肩上がりとなっています。23年2月期の売上高は前期比▲0.4%の減収となるも、前期まで18期連続で増収と安定成長を続けている企業です。配当利回りが上がってきたタイミングでは、狙っていきたい銘柄のひとつです。

ライフコーポレーションの詳細な業績が気になるという方はご自身でお調べ頂ければと思います。

3位:塩野義製薬(4507)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第4位は、【4507】塩野義製薬です。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:2.34%
  • 過去10年間での増配率:221%
  • 過去20年間での増配率:1,488%

ご覧いただくと分かる通り、2005年3月期から増配基調で推移してきており、前期までで11期連続増配中。前期の配当性向も21.7%と低く、まだまだ配当余力はあります。

塩野義製薬ってどんな企業?

出所:【塩野義製薬】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

塩野義製薬は、大手製薬会社のひとつです。時価総額は約1.9兆円の大型株。「感染症」「精神・神経疾患」「がん・ワクチン」をコア領域に、処方箋医療用医薬品を主に開発・販売しています。主力医薬品は抗うつ薬「サインバルタ」、抗インフルエンザ薬「ゾフルーザ」、高コレステロール血症治療薬「クレストール」などが挙げられます。一般用医薬品の主力ブランドとしては「鎮痛セデス」「ビタミン剤ポポン」「かぜ薬パイロン」などがあります。

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コロナ禍で大きく注目を集めた企業ではありますが、実はコロナ禍の21年3月期は減収・減益となっています。ですが、過去の業績を見ると、緩やかに安定成長を続けており、さすが40年以上減配なし・11期連続増配中の企業だといった所感です。利回りがもっと上がってくれば、購入も検討したいところです。

塩野義製薬の詳細な業績が気になるという方はご自身でお調べ頂ければと思います。

2位:アサヒグループホールディングス(2502)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第2位は、【2502】アサヒグループHDです。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:1.99%
  • 過去10年間での増配率:304%
  • 過去20年間での増配率:769%

40年前は1株2円だった配当金が、少しずつ増配を繰り返してきた結果、前期の22年12月期には1株113円まで増配をしています。加えて、15期連続増配中、配当性向も前期37.8%と余力は十分にあります。

アサヒグループホールディングスってどんな企業?

出所:【アサヒグループHD】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

アサヒグループHDは、アサヒビールを中核とする持株会社です。時価総額は約2.9兆円の大型株。酒類、飲料、食品の製造・販売を営んでおり、主要ブランド商品は「スーパードライ」「ドラフト」「クリアアサヒ」「WONDA」「十六茶」「三ツ矢」「カルピス」などが挙げられます。傘下の企業はアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品、カルピス、エノテカなど、誰もが一度は耳にしたことがある企業ばかりです。

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アサヒグループHDは、非減配株・連続増配株として魅力的な銘柄のひとつですので、少しだけ深掘りしてみました。

[st-card myclass=”” id=”14700″ label=”あわせて読みたい” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”st-svg-file-text-o” readmore=”off” thumbnail=”on” type=””]

1位:信越化学工業(4063)

【40年減配なし】非減配株の増配率ランキング第1位は、【4063】信越化学工業です。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 配当に関する情報

  • 予想配当利回り:2.13%
  • 過去10年間での増配率:400%
  • 過去20年間での増配率:3,471%

こちらを見て頂くとお分かりの通り、40年前は1株0.4円だった配当金が、前期には1株100円まで増えています。40年間でなんと250倍になりました。しかも、直近での業績が特に素晴らしく、配当金も8期連続増配中です。

信越化学工業ってどんな企業?

出所:【信越化学工業】公式ホームページ

[st-mybox title=”企業概要” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

信越化学工業は、世界的な総合化学素材メーカーです。時価総額は約9.6兆円の大型株。素材・製品メーカーとして生活環境基盤材料、電子材料、機能材料の製造・販売を行っています。主要製品は半導体シリコンウェハー(世界1位)、塩化ビニル樹脂(世界1位)、シリコーン(国内1位、世界4位)、か性ソーダ・メタノール、レア・アースマグネット(世界1位)、セルロース誘導体(世界2位)と世界トップシェアの製品が多数あります。

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信越化学工業は、非減配株・連続増配株として魅力的な銘柄のひとつですので、少しだけ深掘りしてみました。

[st-card myclass=”” id=”5230″ label=”あわせて読みたい” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”st-svg-file-text-o” readmore=”off” thumbnail=”on” type=””]

最も注目をしている非減配株はこの銘柄!

今回紹介をした40年減配なしの非減配株全11銘柄を配当利回り順に並べてみました。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 40年減配なしの非減配株全11銘柄

  1. 4.15%:武田薬品工業
  2. 3.41%:日本化薬
  3. 3.23%:日清紡ホールディングス
  4. 2.66%:花王
  5. 2.34%:塩野義製薬
  6. 2.17%:ライフコーポレーション
  7. 2.13%:信越化学工業
  8. 1.99%:アサヒグループHD
  9. 1.63%:ヱスビー食品
  10. 1.18%:井村屋グループ
  11. 0.10%:歌舞伎座

現在(2023年9月8日時点)は、日本株市場全体が上昇していることもあり、配当利回りは全体的に下がってきています。そういった相場環境の影響もあり、配当利回り3%超えの銘柄はたった3銘柄しかありませんでした。

ですが、流石、40年ものあいだ減配が1度もない銘柄だけあって、配当余力を十分に残したうえで株主還元を実施している企業が多かったです。

ちなみに、配当余力が十分にあるということは、増配をしようと思えばできるだけの力があるということですので、

[st-mybox title=”ポイント” webicon=”st-svg-bigginer_l” color=”#66BB6A” bordercolor=”#66BB6A” bgcolor=”#E8F5E9″ borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

現在の配当性向が25%の企業が、配当性向を2倍の50%まで上げたとしたら、1株あたりの配当金も2倍となり、配当利回りも2倍になります。

[/st-mybox]

つまり、現在の配当利回りが仮に低かったとしても、配当性向も低いようであれば、将来的には利回りが3%・4%と上がってくる可能性は十分に考えられます。

[st-kaiwa1]個人的には、今回紹介をした銘柄の中では「信越化学工業」「アサヒグループHD」に最も注目をしており、買い時を待っているところです。[/st-kaiwa1]

高配当株投資に関するよくあるQ&A

ここからは、高配当株投資に関するよくある質問にお答えしていきます。

[st-i class=”st-svg-file-text-o” add_style=”color:#101B4C;”] 高配当株投資に関するよくあるQ&A

[st-kaiwa1]上記の質問に対して、順番に回答をしていきます![/st-kaiwa1]

Q1 . 高配当株投資におすすめの証券会社はどこですか?

結論:個人的にはSBI証券かと思います。

一番の理由は「業界屈指の格安手数料」です。

手数料定額プランなら、1日の現物取引合計額100万円までなんと0円で取引が可能です!

ちなみに、ボクの運営しているYouTubeチャンネルで高配当株投資家1,427人に「メイン口座で使用している証券会社はどこですか?」とアンケートを取ったところ、下記のような結果になりました。

[st-rank rankno=”1″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=””]1位:SBI証券(49%)[/st-rank]

[st-rank rankno=”2″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=””]2位:楽天証券(35%)[/st-rank]

[st-rank rankno=”3″ bgcolor=”” color=”#000″ bordercolor=”#ccc” radius=”” star=””]3位:マネックス証券(5%)[/st-rank]

SBI証券は、証券口座開設数が国内初1,000万口座を突破しており、

[st-kaiwa5]どこに口座を開設しようか悩むなぁ…。[/st-kaiwa5]

という方は、SBI証券に口座を開設しておけば間違いないかと思います。

[st-mybutton url=”https://h.accesstrade.net/sp/cc?rk=0100pf5700m227″ title=”SBI証券に口座を開設する” rel=”” webicon=”” target=”” color=”#fff” bgcolor=”#43A047″ bgcolor_top=”#66BB6A” bordercolor=”#81C784″ borderwidth=”1″ borderradius=”30″ fontsize=”85″ fontweight=”” width=”90″ webicon_after=”st-svg-external-link” shadow=”” ref=”on” beacon=””]

Q2 . 配当金で月3万円もらうにはいくら必要なの?

結論:およそ1,500万円の投資元本が必要です。

月3万円(年間36万円)の配当金をもらうためには、税金を考慮すると、年間で約45万円の配当金をもらう必要があります。

年間45万円の配当金を得るためには、配当利回り3%の銘柄に投資する場合、1,500万円の投資元本が必要です。

このような現実を知ると…、

[st-kaiwa5]大きな元手がないと、配当金生活は難しそうだね…。[/st-kaiwa5]

と、感じることかと思います。

もちろん、まとまった配当金を得るためには大きな投資元本が必要です。

ですが、いきなり大きな配当金を狙うのではなく、SBI証券のS株などを利用して1株ずつコツコツと高配当株を購入していくのがオススメです。

実際にボクもS株を使って1株ずつコツコツ購入をしていて、やっと資産が2,500万円を超えてきました。

加えて、スキマ時間を活用して副業をすることで、入金力UPも狙っていきましょう。

[st-kaiwa1]高配当株投資家におすすめの副業については下記の記事で紹介をしていますので、一つの選択肢として学んでおきましょう![/st-kaiwa1]

[st-card myclass=”” id=”13824″ label=”あわせて読みたい” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”st-svg-file-text-o” readmore=”off” thumbnail=”on” type=””]

Q3 . 配当金はいつもらえるんですか?

結論:権利確定日から2~3か月後にもらえます。

[st-kaiwa6]すぐに入ってくるわけじゃないんだね…。[/st-kaiwa6]

配当金はご自身が指定した銀行口座か、証券口座に通常入金されます。

権利確定日に株を持っていたからと言って、すぐに入金されるわけでなく、「意外とタイムラグがある」という点だけ覚えておきましょう。

【重要】高配当株投資の攻略法について

[st-kaiwa5]高配当株を買って将来的には配当金だけで生活をしたい…![/st-kaiwa5]

と考えているものの、

今はまだ資金が少ない…という方のために、高配当株投資の攻略法をお伝えします。

\高配当株投資の攻略法3選/

良い銘柄を選ぶ

[st-i class=”st-svg-angle-double-right” add_style=”color:#101b4c;”]  現役FPが高配当株の選び方を伝授

良いタイミングで売買する

[st-i class=”st-svg-angle-double-right” add_style=”color:#101b4c;”]  高配当株の買い時と売り時7パターン

入金力を上げる

[st-i class=”st-svg-angle-double-right” add_style=”color:#101b4c;”]  【再現性あり】月10万円を稼ぐ副業術

これら3つを愚直に伸ばし続けることです。

そして、これら3つの中でも特に重要なのが『入金力を鍛える』ことです。

  • 運用金額10万円の3%は3,000円
  • 運用金額1,000万円の3%は30万円

こちらを見て頂くと分かる通り、運用金額が小さいうちは「どんなに良い銘柄を選ぼうが」「どんなに良いタイミングで売買しようが」生活が大きく変わるほどの違いは生じません。

ですので、まずは毎月10万円入金力をUPさせるために、スキマ時間を活用していきましょう。

[st-kaiwa1]ボク自身も本業・家事・育児のスキマ時間を活用して、副業で毎月10万円以上を稼げていますので、皆さんにも出来るかと思います![/st-kaiwa1]

[st-card myclass=”” id=”13824″ label=”あわせて読みたい” pc_height=”” name=”” bgcolor=”” color=”” webicon=”st-svg-file-text-o” readmore=”off” thumbnail=”on” type=””]

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