東急不動産HDの株価は今後どうなるのか?人気の株主優待についても解説

東急不動産HDの株価が今後どうなっていくのか知りたい。

東急不動産HDの将来性ってどうなの?

皆さんのこのようなお悩みにお応えし、

東急不動産の、

  1. 業績は成長しているのか?
  2. 配当や株主優待は充実しているのか?
  3. 現在の株価は割安なのか?

といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。

本記事の内容はこちら
  • 東急不動産はどんな会社なのか?
  • 東急不動産の将来性について
  • 東急不動産は「今」買い時なのか?
  • 東急不動産のお得な買い方とは?
YUSUKE

この記事は、元メガバンク出身の高配当株マニアが執筆しました。

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目次

東急不動産HDってどんな企業?

企業概要

東急不動産HDは、東急グループの総合デベロッパーです。時価総額は約8,800億円の中型株。都心の不動産開発、再生可能エネルギー発電施設、物流施設等の開発・建設を営む。傘下の代表的企業には東急不動産、東急コミュニティー、東急リバブル、東急住宅リース、学生情報センターなどがあります。

東急不動産HDは何で稼いでいるのか?

それでは、東急不動産HDが『何で稼いでいるのか?』適時開示資料をもとに簡単にまとめてみました。

セグメント別業績に関する資料

23年3月期の営業利益に関しては、都市開発事業が全体の約48.9%と半分近くを占め、次に不動産流通事業、戦略投資事業と続いていきます。

対前期比では、管理運営事業が前期比プラス124億円と最も伸びており、その中でもウェルネス事業といったホテルやシニアレジデンスの管理・運営による利益が大きく伸びました。

東急不動産HDの業績推移

それでは、東急不動産HDの『業績は成長しているのか?』を把握するために、

  1. 売上高の推移
  2. 利益率の推移

上記の2項目について確認をしていきましょう。

売上高の推移

  • 売上高に関しては、右肩上がりで伸びており、2期連続で過去最高を更新。
  • 営業利益に関しては、コロナ禍で一時大きく落ち込むも、すぐに復調。
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前期は上場来初の営業益1000億円を達成しています。

最新の決算短信

  • 今期24年3月期3Q時点で、売上高は前期比+11.9%、営業利益+21.5%、経常利益+24.7%、純利益+47.0%、進捗率は純利益で71.0%となっています。
  • 配当に関しては、前期の1株23.5円から今期は1株28円に増配、増配率は19.1%です。
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今期は前期から純利益32.7%増の計画を掲げており、3Q時点では前期の進捗率を上回っており、本決算でどういった決算が出てくるのか注目です。

利益率の推移

  • 営業利益率に関しては、8%前後での推移が続いていたものの、前期の23年3月期には11.0%まで上昇。
  • 当期利益率に関しては、コロナ禍の21年3月期に一時3%を割るも、前期には4.8%まで復調。今期は5%超になる予定です。

ここで、同業種のライバル企業「三菱地所」の利益率と比較してみましょう。

東急不動産HD
  • 営業利益率:10.98%
  • 当期利益率:4.79%
三菱地所
  • 営業利益率:21.53%
  • 当期利益率:12.00%
YUSUKE

営業利益率、当期利益率ともに、業界大手の三菱地所を大きく下回っており、同業種の中では高いとは言えない利益率かと思います。

東急不動産HDの株主還元姿勢

つづいて、東急不動産HDの『株主還元は魅力的なのか?』を把握するために、

  1. 配当金の推移
  2. 自社株買いの推移
  3. 株主優待

上記の3項目を確認していきましょう。

配当金の推移

  • 配当金に関しては、右肩上がりで増え続けており、2013年10月に上場して以来、減配は一度もなし。
  • 配当性向に関しては、緩やかに上昇をしてきてはいるものの、前期の23年3月期は35.1%と余力は十分にあります。
配当方針に関して

業績、今後の経営環境、財務状況等を総合的に勘案し、当面、配当性向30%以上、安定的な配当の維持継続に努めていく方針です。

予想配当利回りの推移

予想配当利回りの推移を過去5年間レンジで確認すると、

  • 最大値:4.12%
  • 平均値:2.74%
  • 最小値:2.00%
YUSUKE

現在の予想配当利回りは2.35%で、平均値を少し下回っており、東急不動産HDにしてはやや物足りない利回り水準です。

自社株買いの推移

  • 自社株買いに関しては、過去10年間中1期のみで実施。
  • 総還元性向は、緩やかに上昇をしてきてはいるものの、10年平均で30.9%と余力は十分にあります。
YUSUKE

東急不動産HDの株主還元は、配当での株主還元が基本であるということがこちらから見て取れます。

総還元利回り

  • 総還元利回りに関しては、徐々に上昇をしてきており、前期の23年3月期には3.70%まで上昇。
  • また、過去10年間での総還元利回りの平均値は2.18%と、高配当株としては物足りない利回り水準かと思います。
YUSUKE

ただ、ここ数年は好業績を背景とした増配を実施しており、1株あたりの配当金は着実に増えてきています。

株主優待

» 企業のページで詳細を確認する
YUSUKE

東急不動産HDの株主優待は、100株以上(約11.9万円分)保有の株主に対して、「自社サービスの割引優待券」が贈呈されます。

東急不動産HDが株主優待を廃止しない理由とは?

オリックスやJTを筆頭に、近年の株主優待廃止の理由を確認すると、「公平な利益還元のため」が占める割合が増加傾向にあります。

株主優待は、

  • 大口の投資家にとってメリットが薄い
  • 機関投資家や外国人投資家にとってメリットが薄い

などといった課題を抱えているとの指摘もあり、株主の平等性の観点から廃止する企業が増えてきています。

YUSUKE

ただ、自社のサービスや商品を株主に優待として提供し、知ってもらう事で、売上が増加し、株価上昇へと繋がれば全ての投資家にとってメリットがあります。

その点、東急不動産HDの提供している株主優待は、自社サービスを利用してもらう機会を提供する株主優待となっており、優待内容(金額)も大きすぎない内容ですので、株主優待を廃止する可能性は低いのかなと、ボクは考えています。

東急不動産HDの株に対するQ&A

それでは、東急不動産HDの株に対する『よくある質問』にお答えしていきます。

注意事項

こちらの記事は、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方は企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

東急不動産HDは将来性のある企業ですか?

東急不動産HDは将来性のある企業だと思いますか?

結論:個人的には「将来性のある」企業だと考えています。

東急不動産HDの魅力
  • 東急不動産HDは東急グループの総合デベロッパーとして業績を着実に伸ばしてきている企業です。
  • 配当に関しては、13年10月に上場をして以来、減配は一度もなし。
  • ホテルやリゾート運営が好調に推移しており、収益物件の売却も増え営業益は増加傾向。

これらを踏まえた上で、ボクの個人的見解は…、

YUSUKE

東急不動産HDの株は、株価が割安感のあるタイミングであれば、ポートフォリオの一角に組み込みたい銘柄のひとつです。

東急不動産HDの株は「今」買い時ですか?

それでは、東急不動産HDの株価が「どのような値動きをしているのか」確認していきましょう。

こちらは、週足5年チャートです。

2024年に入り、株価は節目の1000円を超え、大きく上昇。2024年3月頃には上場来高値の1,266.5円をつけ、現在は一時調整中といったところです。

YUSUKE

個人的には、予想配当利回り3.0%(株価933円)をひとつの購入目安としています。

※あくまでも個人の見解です。

もちろん、将来的に株価がどう動くのかについては誰にも分かりませんので、ご自身でも様々な角度から分析をしてみて下さい。

東急不動産HDの株はどうやって買うんですか?

東急不動産HDの株に興味が出てきたので、お得な買い方があれば教えてほしい…。

高配当株のお得な買い方の手順はこちらです。

高配当株のお得な買い方の手順4STEP
  1. 手数料の安い証券会社に口座を開設する
  2. 開設した口座に入金する
  3. 銘柄を検索し、買付注文を入れる
  4. 購入完了

証券会社に口座を開設すると言っても、たくさんあり過ぎてどこが良いのか分からない…。

といった質問をよく頂きます。

ちなみに、ボクはSBI証券をメイン口座として活用しています!

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YUSUKE

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昔と違い、今はネット証券最大手のSBI証券でも1株からなんと手数料無料で買い付けが可能です。

YUSUKE

ボク自身もSBI証券のS株を活用して単元未満株をコツコツと購入をしていっています。

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