

こういった疑問を抱えている方のために、業績好調なのにPBR1倍割れの高配当株を3銘柄紹介していきます!
上記の内容について、投資を始めたばかりの方でも超分かりやすく学ぶことが出来ます。
その結果として…、


そんな風に、皆さんに感じて頂けたらと思います。
本記事の信頼性

この動画は、株式投資歴13年目のボクが成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに作成しました。

注意事項
PBR1倍割れの銘柄が「なぜ」注目をされているのか?

2023年3月31日に東京証券取引所は、「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応等に関するお願いについて」といった発表をしました。
東証が低PBR企業に異例の要請
東京証券取引所の要請の内容がこちらです。

要請の対象
- 東証プライム市場
- 東証スタンダード市場
要請の内容
- 現状分析 ⇒ 自社の資本コストや資本収益性を的確に把握し、取締役会で現状を分析・評価
- 計画策定・開示 ⇒ 改善に向けた方針や目標・計画期間、具体的な取組みを取締役会で検討・策定し、現状の評価とあわせて、投資家にわかりやすく開示
- 取り組みの実行 ⇒ 計画に基づき、資本コストや株価を意識した経営を推進し、投資家との積極的な対話を実施
開始時期
計画策定・開示の前提として十分な現状分析や検討を行う必要があるため、開示について具体的な開始時期の定めはないものの、できる限り速やかな対応を要請。
上場企業が東証から要請を受けた背景とは
なぜ今回、上場企業がこのような要請を東証から受けることになったのでしょうか?
その背景がこちらです。

要請の背景
企業が投資家をはじめとするステークホルダーの期待に応え、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を実現するためにも、資本コスト・資本収益性を十分に意識した経営を行うことが重要。
それであるにも関わらず、プライム市場の約半数、スタンダード市場の約6割の上場会社が、「ROE8%未満」「PBR1倍割れ」と、資本収益性や成長性といった観点で課題があるのが現状。
こうした現状を踏まえ、東京証券取引所は、資本コストや株価を意識した経営の実現を上場会社に今回「お願い」という形で要請しました。
PBR1倍割れが問題視されている理由
今回の東証の発表を受けて、「PBR1倍割れ」が話題になっていますが、なぜこんなに問題視されているのでしょうか?
PBRとは?
そもそもPBRとは、「Price Book-value Ratio」の略で、企業が保有する純資産に対して、株価が割高なのか?割安なのか?を判断する際に用いる株式指標のひとつです。
株式投資の世界においては、PBRが低いほど、株価が割安であると評価されます。
PBRの計算式
株価 ÷ BPS(1株あたり純資産)= PBR(倍)
このPBRからは、会社が解散した場合に投資額(株価)のうち、「どれくらい回収できるのか?」を知ることが出来ます。
それでは、コロナショック以降、常に高配当株ランキング上位に君臨し続けた日本郵船の株を例に解説していきます。

BPSは1株あたり純資産のことで、純資産 = 資産 - 負債であらわすことができ、返済義務のない会社の資産のことです。
日本郵船の株の場合、PBR=0.6倍ですので、1株4,877円の純資産を1株2,926円で買うことが出来ます。
これは、一言でいうと「異常事態」です。笑
なぜ、PBR1倍割れが起きるのか?
PBR1倍割れが異常事態だということは、理解できたかと思いますが、なぜこのようなことが起きているのでしょうか?

簡単に言うと、PBR1倍割れの企業は、これからどんどん衰退していく会社だと、株式市場から評価をされていることになります。
ですが実際には、日本の上場企業が投資家の目線をあまり意識していなかったり、それを戦略や情報開示に活用できていなかったりすることが過小評価されている理由であったりもします。
ですので、この過小評価されている会社に投資をしていくことで、配当だけではなく、値上がり益も享受していける可能性があります。
業績好調なのにPBR1倍割れの高配当株
それでは、皆さんが気になっている業績好調なのにPBR1倍割れの高配当株を3銘柄紹介していきます。
今回紹介をする銘柄をPICKUPする際に用いたスクリーニング条件がこちらです。
今回のスクリーニング条件
- 配当利回り3.0%以上
- PBR0.8倍以下
- 業績好調
業績好調といった点に関しては、個人的な主観も多少入ってはいますが、とても魅力的な3銘柄をPICKUPすることが出来ました。
現在、日本の株式市場全体が右肩上がりで上昇を続けており、高配当株の買い場としては正直イマイチかと思いますが、そんな中でもまだ株価上昇の余地のある3銘柄かと思います。
今回紹介をする3銘柄以外に、


といった意見がありましたら、コメント欄で気軽に教えて頂けるとボクも勉強になるので嬉しいです!

1銘柄目:クラレ(3405)
業績好調なのに、PBR1倍割れの高配当株の1銘柄目は、【3405】クラレです。
クラレってどんな企業?
まずはじめに、『クラレがどんな企業なのか?』についての概要がこちらです。

クラレの業績や配当金の推移、割安性について詳しく知りたいという方は下記をご覧ください。
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クラレの株価は『なぜ割安』なのか?今後の見通しについて業績や配当金の推移を徹底分析
2銘柄目:本田技研工業(7267)
業績好調なのに、PBR1倍割れの高配当株の2銘柄目は、【7267】本田技研工業です。
本田技研工業ってどんな企業?
まずはじめに、『ホンダがどんな企業なのか?』についての概要がこちらです。

本田技研工業の業績や配当金の推移、割安性について詳しく知りたいという方は下記をご覧ください。
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ホンダの株の売り時は?長期保有はできるのか『将来性』についても徹底分析!
3銘柄目:三菱HCキャピタル(8593)
業績好調なのに、PBR1倍割れの高配当株の3銘柄目は、【8593】三菱HCキャピタルです。
三菱HCキャピタルってどんな企業?
まずはじめに、『三菱HCキャピタルがどんな企業なのか?』についての概要がこちらです。

三菱HCキャピタルの業績や配当金の推移、割安性について詳しく知りたいという方は下記をご覧ください。
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三菱HCキャピタルの『株価が安い理由』とは?業績や配当金の推移から今後の買い時を徹底分析
【まとめ】PBR1倍割れは今後も注目をすべき投資テーマ
はい、いかがでしたでしょうか?
今回は、業績好調なのにPBR1倍割れの高配当株を3銘柄紹介していきました。
今回紹介をした3銘柄がこちらです。
- クラレ(3405)
- 本田技研工業(7267)
- 三菱HCキャピタル(8593)
みなさん、興味のある銘柄はありましたでしょうか?
PBR1倍割れの銘柄はとてもたくさんあり、今後も注目をすべき投資テーマのひとつかと思います。

【重要】配当金で人生を豊かにするために

と思っているけど、今はまだ資金が少ない…という方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。
ちなみに、日本を代表するメガバンク三菱UFJフィナンシャルグループ(配当利回り:4.42%)の株は、1株たったの928円ですので、誰でも気軽に購入ができます!(2023年5月29日時点)

昔と違い、今はネット証券最大手のSBI証券でも1株からなんと手数料無料で買い付けが可能です。

SBI証券のS株は買付手数料が無料と言うのは勿論、何よりもアプリやwebサイトがシンプルで直感で操作が可能です!
資産形成を加速させる上でのポイントは、『贅沢をする順番を変える!』ということです。
例えば…
コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を1回我慢するだけで、好きな高配当株を買う事が出来ます。ちょっとした我慢を先にすることで、将来的には配当金でランチをしたり、友達と飲みに行ったりすることが出来るようになります。
誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に高配当株を積み上げていきましょう。
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現役FPが高配当株の選び方を伝授❷ 良いタイミングで売買する
高配当株の買い時と売り時7パターン❸ 入金力を上げる
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