マネックス証券の銘柄スカウターが凄いって聞いたんだけど、何が凄いの…?
実際に銘柄スカウターを使っている人のおすすめの使い方を教えてほしい…!
こういった疑問や悩みを抱え、これから銘柄スカウターを使ってみたいと考えている方のために、銘柄スカウターのおすすめの使い方7選を紹介していきます!
上記の内容について、投資を始めたばかりの方でも分かりやすく学ぶことが出来ます。
その結果として、
今すぐにでも銘柄スカウターを使ってみたい!
銘柄を分析する時にとても役立ちそう!
そんな風に、皆さんに感じて頂けるかと思います。
この記事は、元メガバンク出身の現役FPが、これまでに積んだ経験をもとに執筆しています。
この記事を最後まで読むことで、銘柄スカウターのおすすめの使い方について学ぶことができ、失敗をしない銘柄選定へと繋がるかと思います!
マネックス証券の銘柄スカウターとは?
まずはじめに、マネックス証券の「銘柄スカウター」の概要について解説をしていきます。
銘柄スカウターは、「誰でも手軽に」企業の分析ができる銘柄分析ツールです。
- 新しい投資先を探したい時
- 保有している銘柄の売買を検討している時
そんな時に、最適なツールです。
2017年10月頃から、マネックス証券より提供されている分析ツールで、効率よく情報収集できるのが最大の強みです。
そこで、
- ボク自身の本音レビュー
- 利用者の評判・口コミ
といった、実際に銘柄スカウターを利用している人のリアルな声を紹介していきたいと思います。
銘柄スカウターの本音レビュー
それでは、マネックス証券の銘柄スカウターを2018年頃から約5年間利用しているボクが本音でレビューをしていきたいと思います。
- 複数のサイトを横断して情報を得る手間が省ける
- 数値だけではなく、グラフが多いので視覚的に判断できる
- 買い時を判断するための材料が豊富に掲載されている
- 機能が豊富すぎて、全ての機能を使いこなすは難しい
- 口座を開設しないと使えない
正直、銘柄スカウターの良い点はいくらでも挙げられます。笑
他のサイトでは課金をしないと見ることができないような情報も完全無料で提供をしてくれているので、ボクは銘柄分析の際に最も活用しています。
ただ、機能が豊富すぎるので、これだけは知っておいて欲しいというポイントを「おすすめの使い方7選」としてまとめましたので、後ほど紹介をしていきます。
銘柄スカウターは、マネックス証券に口座開設をしないと使えないという「一手間」かかるのが難点ではありますが、その一手間をかけるだけの価値があるツールです。
せっかくですので、この機会に開設を検討してみてください。
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銘柄スカウターの評判・口コミ
つづいて、銘柄スカウターの評判・口コミについて調べたので、紹介をしていきます。
今の株価が割安なのか?割高なのか?過去のPERやPBR、配当利回りの推移をチャートで確認できるので重宝している。
業績や財務など難しく感じる情報もグラフやチャートで分かりやすく表示してくれているので、初心者の私でも使いやすい。
投資先を探す際のスクリーニングは銘柄スカウターの10年スクリーニングが最強。過去10年間の業績やデータをスクリーニング条件で設定できるのは有能すぎる。
口座開設するのがめんどくさくて先延ばしにしてたけど、なんでもっと早く使わなかったのかと後悔…。無料でこの情報量はマネックス証券の本気度が伝わってきます。笑
実際に使用しているユーザーの評判・口コミをまとめると、
- 既に利用しているユーザーは銘柄スカウターを高く評価
- 初心者の方でも視覚的に分かりやすい分析ツール
- 口座開設をするのがネックだけど、使ってみたら手放せない
皆さん口をそろえて言うのが、「口座開設が手間」だということ。
やはり、銘柄スカウターの特徴が分からず、「時間をかけてまで口座を開設するべきか…?」と悩んでいる方が多いということが分かります。
とはいえ、マネックス証券の口座開設は「最短5分で完了」しますし、この記事で「おすすめの使い方7選」についても紹介していきますので、是非この機会に開設することを検討してみてください。
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【完全攻略マニュアル】銘柄スカウターのおすすめの使い方7選
銘柄スカウターのおすすめの使い方は下記の7通りです。
これ以外にも、銘柄比較や10年スクリーニングといった使い方もありますが、今回は厳選して上記の7つの使い方を紹介していきます。
それでは、高配当株の代表格でもある日本電信電話のデータを活用して、上から順番に解説をしていきます。
①過去15年間もの業績推移をチェック
銘柄スカウターのおすすめの使い方の一つ目は、「過去15年間もの業績推移をチェック」できる点です。
まずは、「企業分析」タブをクリックしましょう。
企業分析タブでは、主に下記の5点を確認できます。
- 今期進捗状況
- 通期業績推移
- キャッシュフローの推移
- 財務状況の推移
- 従業員数の推移
その中でも特におすすめなのが、通期業績推移の項目で、過去15年間もの業績推移をチェックできる点です。
ここでは、企業の業績が長期的に成長をしているのか?を分析することができます!
長期的な業績の推移を確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、長い間投資をするとなると、予期せぬ経済ショックが定期的にやってきて、株価や業績に多大な影響を与えるからです。
皆さんの記憶にも新しいのが「リーマンショック」や「コロナショック」といった経済ショックかと思います。
そのような時に、どのような業績の変化が起きたのかを事前に確認しておくことで、長期的な業績の成長を期待できる企業なのかの判断に役立ちます。
ちなみに、ここまで長い期間の業績を無料で分析できるサイトは銘柄スカウター以外にはないかと思います。
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四半期別の業績も確認可能!
企業分析のタブでは、四半期別の業績も確認することが出来ます。
ここでは、季節ごとの業績の特徴を分析することができます!
季節ごとの業績の特徴を確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、四半期ごとに発表される決算を見て、進捗率が良い銘柄に投資をしたとしても、それが季節的な特徴で決算が良いケースも少なくないからです。
上記の日本電信電話の四半期業績の推移を見ると、本決算の4Qの営業利益が毎年落ち込んでいることに気付きます。
このように、業績の推移を分析する際には、数値やグラフだけを見るのではなく、その銘柄の特徴を掴むことがとても大切です。
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②セグメント別の業績をチェック
銘柄スカウターのおすすめの使い方の二つ目は、「セグメント別の業績をチェック」です。
まずは、「セグメント・海外」タブをクリックしましょう。
セグメント・海外タブでは、主に下記の2点を確認できます。
- セグメント構成
- 海外売上高構成
その中でも特におすすめなのが、セグメント構成の項目で、セグメント別の業績をチェックできる点です。
ここでは、企業が何で稼いでいるのか?を分析することができます!
企業の収益構造を確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、売上高や営業利益といった数値だけでは見えない、その企業の収益源や事業の柱が見えてくるからです。
セグメントの構成を確認することで、CMや看板などの広告から得た企業のイメージと、実際の業績に乖離はないのかを確認できます。
日本電信電話は携帯電話会社だと思って投資をしていたけど、売上の構成比は全体の半分にも満たないといったことに投資をした後で気付くなんてことのないように、事前に確認をしておきましょう。
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海外売上高比率も確認可能!
セグメント・海外タブでは、海外売上高構成も確認することが出来ます。
ここでは、海外での売上の割合を分析することができます!
海外での売上の割合を確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、人口が減少していく日本という市場以外で収益を上げていく事は日本企業の重要な課題のひとつだからです。
銘柄によっては、国別の売上高の詳細が記載されており、各企業がどの地域をターゲットに展開をしているのかを知ることができます。
③業績予想の修正履歴をチェック
銘柄スカウターのおすすめの使い方の三つ目は、「業績予想の修正履歴をチェック」できる点です。
まずは、「業績予想修正」タブをクリックしましょう。
業績予想修正タブでは、過去5年間もの業績予想修正履歴をチェックできます。
ここでは、当初の計画から業績がどう変化する企業なのか?を分析することができます!
当初の計画から業績がどう変化する企業なのかを確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、当初の計画からどんどん下振れしていく企業の予想を信じてしまうと多大な損失を被る可能性があるからです。
日本電信電話の場合「⇧」の矢印の方が圧倒的に多く、当初の計画から上振れしていく可能性の高い企業だということが分かります。
どんなに素晴らしい計画を期首に発表しても、それを毎回達成することのできないような企業には、投資をすることを控えた方が無難です。
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④過去10年間の配当金の推移をチェック
銘柄スカウターのおすすめの使い方の四つ目は、「過去10年間の配当金の推移をチェック」できる点です。
まずは、「配当・株主還元」タブをクリックしましょう。
配当・株主還元タブでは、主に下記の4点を確認できます。
- 年間配当履歴
- 予想配当利回りの対市場値
- 自己株式取得額の推移
- 総還元利回りの推移
その中でも特におすすめなのが、年間配当履歴の項目で、過去10年間の配当金の推移をチェックできる点です。
ここでは、過去10年間の年間配当金の推移を分析することができます!
過去10年間の年間配当金の推移を確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、現在の配当水準が「一時的」なものではないのか知っておくためです。
増配基調な銘柄なのか?それとも減配基調な銘柄なのか?に関しては、高配当株投資家にとってはとても重要な項目です。
毎年もらえる配当金を増やしていくための銘柄を選定して、コツコツと積み上げていくのが高配当株投資。そんな中、目先の配当金欲しさに、どんどん減配をしていくような銘柄を購入してしまっては元も子もありません。
ちなみに、無料でここまで長い期間の配当金の推移を「株式分割後」の配当金額で分析できるサイトは銘柄スカウター以外にはないかと思います。
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自社株買いの実施履歴も確認可能!
配当・株主還元のタブでは、自社株買いの実施履歴も確認することが出来ます。
ここでは、過去10年間の自己株式取得額をを把握することができます!
過去10年間の自己株式取得額を確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、自己株式取得を計画に盛り込んでいたのに、最終的には全く自社株買いをしなかったというケースが少なくないからです。
またこのページでは、過去10年間の総還元利回りも確認をすることができ、企業の株主還元姿勢についての理解を深めることが出来るページになっています。
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⑤アナリスト(専門家)の予想をチェック
銘柄スカウターのおすすめの使い方の五つ目は、「アナリスト(専門家)の予想をチェック」できる点です。
まずは、「アナリスト予想」タブをクリックしましょう。
企業分析タブでは、主に下記の4点を確認できます。
- アナリストの利益予想
- 目標株価コンセンサス
- レーティング分布
- 同業他社の状況
その中でも特におすすめなのが、レーティング分布の項目で、アナリストの評価をチェックできる点です。
ここでは、アナリスト(専門家)が企業のことをどのような目線で見ているのか?を分析することができます!
アナリストが企業のことをどのような目線で見ているのかが「なぜ」重要なのか?というと、いわゆる株式投資の専門家の企業に対する評価を知ることが出来るからです。
ただ、ここで注意をしたいのが、アナリストの評価は参考までに止めておくということです。
株式投資の専門家であったとしても、未来の株価は誰にも分かりません。
ですので、専門家の見方を参考にした上で、ご自身で判断をしていきましょう。
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⑥過去5年の配当利回りの推移をチェック
銘柄スカウターのおすすめの使い方の六つ目は、「過去5年の配当利回りの推移をチェック」できる点です。
まずは、「株価指標」タブをクリックしましょう。
株価指標タブでは、主に下記の5点を確認できます。
- 予想PERの推移
- 実績PBRの推移
- 予想配当利回りの推移
- 実績配当利回りの推移
- EV/EBITDA倍率
その中でも特におすすめなのが、過去5年の配当利回りの推移をチェックできる点です。
ここでは、現在の配当利回りが過去5年の中でどのくらいの水準なのか?を分析することができます!
現在の配当利回りが過去5年の中でどのくらいの水準なのかを確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、多くの高配当株投資家は配当利回りを投資タイミングの指標として判断していることが多いからです。
上記の日本電信電話の利回り推移を見ると、過去5年間の中では最低水準だということが分かります。
こうなってくると、利回り的に魅力が薄くなり、投資を控えようといった判断をする高配当株投資家が増えますので、再度利回りが上がってくるまで「待つ」という判断が無難です。
ちなみに、過去5年の配当利回りを分析できるサイトは銘柄スカウター以外にはないかと思います。
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過去5年の予想PER/実績PBRの推移も確認可能!
株価指標のタブでは、過去5年の予想PER/実績PBRの推移も確認することが出来ます。
ここでは、過去5年の利益と株価の関係を分析することができます!
過去5年の利益と株価の関係を確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、稼いでいる利益に対して、株価が割安なのか?それとも割高なのか?をチェックすることで投資パフォーマンスが変わってくるからです。
上記の日本電信電話の予想PERの推移を見ると、利益に対して株価が上がりすぎており、投資家から将来の成長性を期待されているということが分かります。
その反面、過去5年の中では、PER的に株価が反転するタイミングのひとつとも見て取ることができ、ボクは敢えてこのタイミングで買い向かうということはしないです。
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⑦3パターンの理論株価をチェック
銘柄スカウターのおすすめの使い方の七つ目は、「3パターンの理論株価をチェック」できる点です。
まずは、「理論株価」タブをクリックしましょう。
理論株価タブでは、主に下記の4点を確認できます。
- 理論株価
- 株価診断
- 想定株価レンジ
- マイ理論株価計算機
その中でも特におすすめなのが、理論株価の項目で、3パターンの理論株価をチェックできる点です。
ここでは、現在の株価が理論的に買い時なのか?を分析することができます!
現在の株価が理論的に買い時なのかを確認しておくことが「なぜ」重要なのか?というと、チャートや業績の推移を見ているだけでは分からない、理論的な数値を「複雑な計算式を使い自動で計算」してくれており、客観的な株価基準となるからです。
PER(業績面)から計算した理論株価、PBR(資産面)から計算した理論株価と異なった角度から分析をすることが出来るので、かなり役立ちます。
理論株価について勉強をすると分かるのですが、投資初心者の方が自分自身で計算をするにはハードルが高い項目ですので、銘柄スカウターを活用するのが最良かと思います。
ちなみに、時短のためボクも自分で計算をせずに銘柄スカウターを活用してチェックしています!
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銘柄スカウターに対するよくあるQ&A
それでは、銘柄スカウターに対するよくある質問にお答えしていきます!
- 銘柄スカウターって本当に無料なの?
- 銘柄スカウターは米国株にも対応しているの?
- スマホアプリでも銘柄スカウターって使えるの?
Q1 . 銘柄スカウターって本当に無料なの?
結論:銘柄スカウターの利用料は無料です。
ただ、銘柄スカウターを利用するためには、マネックス証券に口座を開設する必要があります。
使用するまでに「一手間」かかってはしまいますが、約5分程度で申し込みは終わりますので、サクッと開設しておきましょう。
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Q2 . 銘柄スカウターは米国株にも対応しているの?
結論:米国株と中国株に対応しています。
日本株版と違い、「プロフェッショナル機能」と「ノーマル機能」に分かれている点です。
- 前営業日時点で受渡が完了している米国株の評価額・中国株の評価額・外国株取引口座の預り金(円貨・外貨の合計)の合計評価額が日本円換算で5万円以上
- 前営業日時点で過去1年以内(暦日)に1回以上の米国株または中国株のお取引
- 前営業日時点で外国株取引口座の口座開設から6ヶ月以内(暦日)
上記の条件のいずれかを満たしている方のみプロフェッショナル機能を利用することができます。(条件判定は国内営業日の深夜3時半~5時半頃に実施)
マネックス証券に外国株取引口座を開設して6カ月以内の方であれば誰でもプロフェッショナル機能を使えるので、条件の変わらないうちに使用感を確かめてみましょう!
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Q3 . スマホアプリでも銘柄スカウターって使えるの?
結論:スマホアプリでも銘柄スカウターは使えます。
マネックス証券のアプリをダウンロードし、気になる銘柄を検索、そして「銘柄分析」をタップすると銘柄スカウターの画面が開きます。
マネックス証券への口座開設はどちらにしろ必要だという点です。
口座が開設されるまでには所定の審査がありますので、銘柄スカウターを使ってみたい方は事前に無料口座開設をしておきましょう。
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【まとめ】銘柄スカウターは最強の銘柄分析ツール!
はい、いかがでしたでしょうか?
こちらが今回の記事のまとめです。
ボクは高配当株を中心に約13年間投資を行っていますが、最も活用しているツールが銘柄スカウターです。
マネックス証券への口座開設といった「一手間」はかかりますが、無料で使うことの出来る最強の銘柄分析ツールだと思います。
是非この機会に一度使ってみてください。
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銘柄スカウターを活用した「有望な連続増配株の探し方を知りたい!」という方には、下記の記事がおすすめです。