

こういった疑問や悩みを抱えている方のために、なかなか求めている情報に辿り着けないという方のために、連続増配株のおすすめの探し方を紹介していきます!
上記の内容について、投資を始めたばかりの方でも超分かりやすく学ぶことが出来ます。
その結果として…、


そんな風に、皆さんに感じて頂けたらと思います。
本記事の信頼性

この記事は、株式投資歴13年目のボクが成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに作成しました。

なぜ「連続増配株」に注目をするのか?
まずはじめに、「なぜ連続増配株に注目をするのか?」について解説をしていきます。
結論、連続増配株は高配当株投資における投資先の最適解の一つだからです。
高配当株投資は、より多くの配当金をもらう為にコツコツと高配当株を積み上げていく投資手法です。
ですので、株を購入したタイミングから毎年もらえる配当金が増えていく可能性の高い連続増配株は魅力的な投資先です。

連続増配株5つの魅力とは?
こちらが、連続増配株の5つの魅力です。
連続増配株の5つの魅力
- 毎年増える配当金
- 上がり続ける配当利回り
- 高い株主還元姿勢
- 株価の成長期待
- 強固なビジネスモデル
それでは、ひとつずつ順番に解説していきます。
①毎年増える配当金
連続増配株の一つ目の魅力は「毎年増える配当金」です。
それでは、高配当株投資家に大人気のKDDIの配当金の推移を例に解説をしていきます。

見て頂くと分かる通り、KDDIの配当金は右肩上がりで増配をしています。
ちなみに、KDDIは2003年3月期から驚異の21期連続増配中です。
10年前の2014年3月期は1株43.3円の配当金だったのに、今期の予想配当金は1株140円と3倍超にまで増えています。

②上がり続ける配当利回り
連続増配株の二つ目の魅力は「上がり続ける配当利回り」です。
一般的に高配当株投資は、配当利回り3%~6%くらいの銘柄に、それぞれの投資家が業績等を分析した上で投資をしていきます。
一方で、連続増配株は目先の配当利回りでは高配当株に劣ることも少なくありません。
ですがそれも当然で、本来の増配株投資の最大の狙いは長期的な配当金額の増加だからです。
こちらは、三菱HCキャピタルの月足10年チャートです。

10年前の2013年6月14日の終値が422円でしたので、
- 2014年3月期配当金:1株8円
⇒配当利回り1.89% - 2023年3月期配当金:1株33円
⇒配当利回り7.81%(取得額ベース)
2013年頃に三菱HCキャピタルの株を取得していた場合、当時の配当利回り1.89%から現在の配当利回り(取得額ベース)は7.81%まで上がります。
このように、自身の取得単価でみると、毎年7.8%以上の配当金を届けてくれる銘柄は「お金の生る木」と言っても過言ではないでしょう。

③高い株主還元姿勢
連続増配株の三つ目の魅力は「高い株主還元姿勢」です。
連続増配株によく見られる配当方針が、
- 累進配当
- 配当金の下限設定
この2つの配当方針です。
連続増配株の代表格で、投資の神様が投資をしたことでも話題の伊藤忠商事の配当金の推移と配当方針を見ていきましょう。

上記は伊藤忠商事の中期経営計画の資料です。
配当金は右肩上がりで伸びていることに加えて、累進配当とステップアップ下限配当を配当方針に掲げていることが分かります。
このように、企業が中期経営計画期間中は累進配当かつ配当の下限設定をしているケースも少なくなく、このような配当方針を名言してくれていると安心感があります。
④株価の成長期待
連続増配株の四つ目の魅力は「株価の成長期待」です。
みなさんは、連続で配当金が増配をしている会社の株価が下がった場合、どう考えますか?
恐らく、


こんな風に考える方が多いかと思います。
ですので、連続増配株のチャート推移を見ると、配当利回りが一定の水準まで下げてきたら株価が反発するケースが多いです。
つまり、株価を下げたら買いたいと思っている投資家がたくさんいる訳なので、株価の下支え圧力が働きます。
- 株価を下げづらいうえに、
- 毎年配当金が増えていく
ので、株価は緩やかに上昇をしていく可能性が高くなります。(五つ目の魅力の理由も含む)
⑤強固なビジネスモデル
連続増配株の五つ目、最後の魅力は「強固なビジネスモデル」です。
一般的に配当金とは、事業で稼いだ利益の一部を各投資家に分配することです。
このため、増配を続けている企業は安定した業績を維持できるビジネスモデルであるとも言えます。

社会のインフラとなっており、全国民が利用しているといっても過言ではないサービスを提供しています。
加えて、参入障壁もとても高く、これから参入していくるのはほぼ不可能と考えられます。(実際に参入をした楽天モバイルは大赤字)
このように、連続増配株には、他の企業にはない特徴的なビジネスモデルや、圧倒的な技術力などを持っている会社が多いです。
連続増配年数ランキングTOP20
それでは、連続増配年数ランキングTOP20ということで、
- 日本株の連続増配年数株ランキング
- 米国株の連続増配年数ランキング
を紹介していきます。
【日本株】連続増配年数ランキング
2023年6月1日時点の【日本株】連続増配年数ランキングTOP20は以下の通りです。
順位 | コード | 銘柄名 | 連続増配年数 |
---|---|---|---|
1位 | 4452 | 花王 | 33年 |
2位 | 7466 | SPK | 25年 |
3位 | 8593 | 三菱HCキャピタル | 24年 |
4位 | 4967 | 小林製薬 | 23年 |
5位 | 4732 | ユー・エス・エス | 23年 |
6位 | 8566 | リコーリース | 23年 |
7位 | 9058 | トランコム | 22年 |
8位 | 8113 | ユニ・チャーム | 21年 |
9位 | 9436 | 沖縄セルラー電話 | 21年 |
10位 | 5947 | リンナイ | 21年 |
11位 | 9433 | KDDI | 21年 |
12位 | 9989 | サンドラッグ | 21年 |
13位 | 2659 | サンエー | 20年 |
14位 | 7532 | パン・パシフィック・INHD | 19年 |
15位 | 2784 | アルフレッサHD | 19年 |
16位 | 4527 | ロート製薬 | 19年 |
17位 | 6370 | 栗田工業 | 19年 |
18位 | 7504 | 高速 | 19年 |
19位 | 9843 | ニトリHD | 19年 |
20位 | 2391 | プラネット | 18年 |
当ブログで銘柄分析をしている企業に関しては、クリックすると分析をした記事に飛ぶことが出来ます。
花王の連続増配年数は33年で、日本株の中では断トツでNo.1です。

【米国株】連続増配年数ランキング
2023年6月1日時点の【米国株】連続増配年数ランキングTOP20は以下の通りです。
順位 | コード | 銘柄名 | 連続増配年数 |
---|---|---|---|
1位 | AWR | アメリカン・ステイツ・ウォーター | 69年 |
2位 | DOV | ドーバー | 68年 |
3位 | GPC | ジェニュイン・パーツ | 67年 |
4位 | NWN | ノースウェスト・ナチュラル・ガス | 67年 |
5位 | PH | パーカー・ハネフィン | 67年 |
6位 | PG | プロクター・アンド・ギャンブル | 67年 |
7位 | EMR | エマソン・エレクトリック | 66年 |
8位 | MMM | スリーエム | 65年 |
9位 | CINF | シンシナティ・ファイナンシャル | 63年 |
10位 | LOW | ロウズ | 61年 |
11位 | LANC | ランカスター・コロニー | 61年 |
12位 | KO | コカ・コーラ | 61年 |
13位 | JNJ | ジョンソン&ジョンソン | 61年 |
14位 | ITW | イリノイ・ツール・ワークス | 60年 |
15位 | CL | コルゲート・パルモリーブ | 60年 |
16位 | NDSN | ノードソン | 60年 |
17位 | HRL | ホーメル・フーズ | 57年 |
18位 | TR | トッツィー・ロール・インダストリーズ | 57年 |
19位 | SJW | エスジェイダブリュー・グループ | 56年 |
20位 | TGT | ターゲット | 56年 |
米国株の連続増配年数ランキングとなると、世界を代表する企業がズラリと並んでいます。
その中でも投資の神様ウォーレン・バフェットの主要投資先でもあるコカ・コーラが脅威の61年連続増配。
他にも、ジョンソン&ジョンソンやスリーエム、ターゲットといった世界的な企業が長い間増配を継続しています。

連続増配株の探し方を3ステップで解説
日本の連続増配株の一般的な探し方として、
- 配当金チェッカー
- 投資メディア・雑誌
- 業績のまとめサイト
- 高配当株投資家のブログやSNS
- 証券会社のスクリーニングツール
これらが候補として挙げられます。

例えば、「情報が古い」であったり、「更新が止まってしまっている」等の問題が多数存在しており、実用性の高いサイトがかなり限られています。
そんな中で、ボクが連続増配株を探す際に用いているツールが、マネックス証券が提供している「銘柄スカウター」といった分析ツールです。
銘柄スカウターの特徴として、
- 過去10期以上の業績グラフで一目で分析
- 予想配当利回りの推移で割安度合いを確認
- 10年スクリーニングで有望株の発掘
これら以外にも、株式投資に必要な情報を網羅してくれている優れた企業分析ツールです。
しかも、これが無料!
で使えるので、マネックス証券には感謝してもしきれません!笑
※8月31日まで期間限定のキャンペーン中!
連続増配株の探し方3ステップ
- 口座を開設
- 銘柄スカウターを起動
- スクリーニング条件の入力

STEP1:口座を開設
銘柄スカウターを使うには、マネックス証券の口座開設が必須です。
マネックス証券は、
- 東証プライム上場のマネックスGの子会社
- 単元未満株(ワン株)の買付手数料が無料
- 米国株も1株から購入可能
といった特徴があり、現在は口座開設キャンペーンも実施中です。(2023年8月31日まで)

しかも、銘柄スカウターに関しては、「完全無料」かつ「入金も不要」で使うことができます。

STEP2:銘柄スカウターを起動
それでは、マネックス証券の口座開設が完了したら、銘柄スカウターを起動していきます。
まずは、マネックス証券にログインしていきます。

つぎに、マネックス銘柄スカウターを起動。

銘柄スカウターを起動したら、10年スクリーニングをクリック。


SETP3:スクリーニング条件の入力
それでは、銘柄スカウターを活用してスクリーニングを実施していきます。
①まずは、新規作成をクリック

②条件を追加するをクリック

③分析指標タブの「連続増配年数(直近実績)」をクリック

そうすると、連続増配年数2期以上~9期以上でスクリーニングをかける事ができるようになります。

ちなみに、2023年6月14日時点では、9期以上連続増配中の会社は、167社もあります。

スクリーニングをしたら、あとは個別の銘柄を分析していったり、更にスクリーニング条件を加えることで投資先の選定を行っていきましょう。
個人的にではありますが、連続増配株を探す際によく使うスクリーニング条件がこちらです。
おすすめのスクリーニング条件
- 時価総額3000億円以上
- 売上高(10年間の最高更新)
- 営業利益(10年間の最高更新)
- 予想配当利回り3%以上
- 配当性向80%以下

※8月31日まで期間限定のキャンペーン中!
【補足】連続増配株を探す際の注意点
「利回りが高いだけの高配当株」よりは「連続増配年数が長い企業」の方が個人的には信頼ができます。
ですが、「連続増配年数だけ」を見ても優良企業とは判断できません。
危険な連続増配銘柄の特徴
- 配当金は増えているが、業績は下落傾向
- 配当を無理に出しており、利益を圧迫している
- 増配率がかなり低く、ほとんど増配をしていない
こういった銘柄は、連続増配を続けていたはずが一転して「減配」に転落してしまう可能性も大いにあります。
こういった銘柄に投資をしてしまうと、
- 将来的な配当金の増加を期待していたのに、配当金が減っていってしまう
- それだけではなく、投資家に失望され株価も下落してしまう
といったリスクも含んでいますので、必ず業績やキャッシュフローも合わせて分析をしていきましょう。
【まとめ】連続増配株を探すには銘柄スカウターがおすすめ!
はい、いかがでしたでしょうか。
この記事では「連続増配株の探し方」について画像を用いて解説をしていきました。
高配当株に関するYouTubeチャンネルを運営(登録者3.5万人超)し、情報収集に奔走しているボクが最も活用している分析ツールがマネックス証券の「銘柄スカウター」です。


こんなお悩みを抱えている方は、マネックス証券の銘柄スカウターを活用してみましょう!
銘柄スカウターでは、
- 過去10期以上の業績グラフで一目で分析
- 予想配当利回りの推移で割安度合いを確認
- 10年スクリーニングで有望株の発掘
これらが口座開設をするだけで無料で利用ができます。(入金も不要)
