みずほリースの株価は今後どうなるのか？業績や配当推移を徹底分析

皆さんのこのようなお悩みにお応えし、

みずほリースの、

1. 業績は成長しているのか？
2. 配当や株主優待は充実しているのか？
3. 現在の株価は割安なのか？

といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。

みずほリースってどんな企業？

みずほリースは何で稼いでいるのか？

それでは、みずほリースが『何で稼いでいるのか？』適時開示資料をもとに簡単にまとめてみました。

みずほリースの業績推移

それでは、みずほリースの『業績は成長しているのか？』を把握するために、

1. 売上高の推移
2. 利益率の推移

上記の2項目について確認をしていきましょう。

売上高の推移

• 売上高に関しては、着実に伸びてきており、22年3月期に過去最高を更新も前期は減収。
• 営業利益に関しても、増益を繰り返しており、前期の23年3月期に過去最高益を更新しています。

最新の決算短信

• 今期24年3月期3Q時点で、売上高は前期比+47.9%、営業利益＋12.5%、経常利益＋15.3%、純利益＋11.4%、進捗率は純利益で89.0%となっています。
• 配当に関しては、前期の1株147円から今期は1株172円に増配、増配率は17.0%です。

利益率の推移

• 営業利益率に関しては、4%～6%のレンジで推移しており、前期は6.0%と過去10年間で最も高水準。
• 当期利益率に関しては、3％前後での推移が多い中、前期は5.4%と好調に推移しています。

ここで、同業種のライバル企業「三菱HCキャピタル」の利益率と比較してみましょう。

みずほリースの株主還元姿勢

つづいて、みずほリースの『株主還元は魅力的なのか？』を把握するために、

1. 配当金の推移
2. 自社株買いの推移
3. 株主優待

上記の3項目を確認していきましょう。

配当金の推移

• 配当金に関しては、右肩上がりで増え続けており、2006年3月期から驚異の18期連続増配中。
• 配当性向に関しては、22年3月期に大きく上がるも、前期は25.4%と配当余力はまだまだあります。

実績配当利回りの推移

実績配当利回りの推移を過去5年間レンジで確認すると、

• 最大値：4.57%
• 平均値：2.97%
• 最小値：2.24%

自社株買いの推移

• 自社株買いに関しては、過去10年間で一度も実施なし。
• 総還元性向は、安定して推移しており、10年平均で23.6%と余力は十分にあります。

総還元利回り

• 総還元利回りに関しては、徐々に上昇をしてきており、前期の23年3月期には4.19%と高還元。
• また、過去10年間での総還元利回りの平均値は2.97%と、高配当株としては少し物足りない利回り水準かと思います。

株主優待

みずほリースには株主優待はありません。

みずほリースの株に対するQ＆A

それでは、みずほリースの株に対する『よくある質問』にお答えしていきます。

Q. みずほリースは将来性のある企業ですか？

結論：個人的には「将来性のある」企業だと考えています。

これらを踏まえた上で、ボクの個人的見解は…、

Q. みずほリースの株は「今」買い時ですか？

それでは、みずほリースの株価が「どのような値動きをしているのか」確認していきましょう。

こちらは、週足5年チャートです。

コロナショック時の2020年3月頃に株価は一時1,666円まで下落するも、そこから右肩上がりで推移。2024年の3月頃には上場来高値の5,640円をつけ、高値をどんどん更新中です。

※あくまでも個人の見解です。

もちろん、将来的に株価がどう動くのかについては誰にも分かりませんので、ご自身でも様々な角度から分析をしてみて下さい。

Q. みずほリースの株はどうやって買うんですか？