東洋建設の株価が安い理由について知りたい。
東洋建設の将来性ってどうなの?
皆さんのこのようなお悩みにお応えし、
東洋建設の、
- 業績は成長しているのか?
- 配当や株主優待は充実しているのか?
- 現在の株価は割安なのか?
といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。
- 東洋建設はどんな会社なのか?
- 東洋建設の将来性について
- 東洋建設は「今」買い時なのか?
- 東洋建設株のお得な買い方とは?
この記事は、元メガバンク出身の高配当株マニアが執筆しました。
株式の売買タイミングが全く分からない…。
こんな悩みをサクッと解決してくれる、無料で使える神アプリを皆さんはご存知ですか?
最新の神アプリの特徴
- バフェットの売買情報を覗き見
- 大口の売買注文が一目瞭然
- 株価暴落の前兆をアラート
\米国テスラ株がもらえるキャンペーン実施中/
※米国ナスダック上場企業が提供する最先端金融情報アプリ
東洋建設ってどんな企業?
東洋建設は、海上土木大手の中堅ゼネコンです。時価総額は約1,300億円の中型株。海洋土木に強いマリコン大手の一角で、高度な技術力を軸に関西国際空港や中部国際空港など大事業も手掛ける。
東洋建設は何で稼いでいるのか?
それでは、東洋建設が『何で稼いでいるのか?』適時開示資料をもとに簡単にまとめてみました。
24年3月期の売上高に関しては、23年3月期から10%超の増収も、当初計画をやや下回りました。そんな中、売上高の半分以上を占めているのは国内土木で、前期に受注した大型海上工事が竣工。前期で23%増と大幅増収を達成しています。
利益の大部分を占めているのは国内土木で、前期並みの高い利益率を確保した上で、前期比20%増を達成しています。
また、海外事業が前期比4.7倍と回復してきており、当初計画を上回る営業利益となりました。
東洋建設の業績推移
それでは、東洋建設の『業績は成長しているのか?』を把握するために、
- 売上高の推移
- 利益率の推移
上記の2項目について確認をしていきましょう。
売上高の推移
- 売上高に関しては、緩やかな右肩上がりとなっており、前期の24年3月期は過去最高を更新。
- 営業利益に関しては、3期ぶりに100億円を超えてきており、今期も前期から増益の計画となっております。
最新の決算短信
- 今期24年3月期4Q終了時点で、売上高は前期比+10.9%、営業利益+21.0%、経常利益+17.6%、純利益+24.0%、進捗率は純利益で116.9%となっています。
- 配当に関しては、前期の1株74円から今期は1株80円に増配、増配率は8.1%です。
今期は前期から純利益8.3%増の計画を掲げるなか、受注残は1700億円近く残っており、今後の決算に注目したいところです。
利益率の推移
- 営業利益率に関しては、過去最高益を記録した21年3月期から減少傾向も、前期は比較的高水準を維持。
- 当期利益率に関しては、3.5%前後での推移が続いており、前期は3.8%となっています。
ここで、同業種のライバル企業「五洋建設」の利益率と比較してみましょう。
- 営業利益率:5.83%
- 当期利益率:3.76%
- 営業利益率:4.72%
- 当期利益率:2.89%
営業利益率、当期利益率ともに、ライバルの五洋建設を上回っており、魅力的な利益率ということが分かります。
東洋建設の株主還元姿勢
つづいて、東洋建設の『株主還元は魅力的なのか?』を把握するために、
- 配当金の推移
- 自社株買いの推移
- 株主優待
上記の3項目を確認していきましょう。
配当金の推移
- 配当金に関しては、右肩上がりで増え続けており、前期の24年3月期には大幅増配を実施。
- 配当性向に関しては、安定して推移していたものの、前期には99.5%まで上昇しています。
中期経営計画の1~3年目(2023~2025年度)は配当性向100%(下限50円)、4年目以降(2026年度以降)は、自己資本比率40%を目安に積極的な配当を継続する(下限50円)方針。
予想配当利回りの推移
予想配当利回りの推移を過去5年間レンジで確認すると、
- 最大値:6.49%
- 平均値:3.63%
- 最小値:0.00%
現在の予想配当利回りは5.40%で、平均値を大きく上回っており、東洋建設にしては魅力的な利回り水準です。
自社株買いの推移
- 自社株買いに関しては、過去10年間中1度も実施なし。
- 総還元性向は、大幅増配を実施した前期にはほぼ100%まで上昇し、今期・来期も総還元性向100%の計画となっております。
総還元利回り
- 総還元利回りに関しては、右から上がり推移してきており、前期の24年3月期には5.64%と高還元。
- また、過去10年間での総還元利回りの平均値は3.26%と、まずまずの利回り水準かと思います。
東洋建設の株主還元は、配当での株主還元が基本であり、今期と来期は配当性向100%の計画と、高い利回り水準が期待できます。
株主優待
東洋建設には株主優待はありません。
東洋建設の株に対するQ&A
それでは、東洋建設の株に対する『よくある質問』にお答えしていきます。
こちらの記事は、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方は企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。
東洋建設は将来性のある企業ですか?
東洋建設は将来性のある企業だと思いますか?
結論:個人的には「将来性のある」企業だと考えています。
- 東洋建設は海上土木大手の中堅ゼネコンで業績堅調な中型株です。
- 配当に関しては、2期連続増配中で配当性向は今期と来期は100%の計画。
- 土木は得意の港湾整備や防衛関連工事が進捗しており、建築も官庁工事等豊富な受注残消化、比較的採算よい案件が多い。
これらを踏まえた上で、ボクの個人的見解は…、
東洋建設の株は、割安感のある株価水準であれば高配当株ポートフォリオの一角に組み込みたい銘柄のひとつです。
東洋建設の株は「今」買い時ですか?
それでは、東洋建設の株価が「どのような値動きをしているのか」確認していきましょう。
こちらは、週足5年チャートです。
2020年7月頃の安値365円から、株価は大きく上昇。2024年7月頃には直近高値の1488円を記録しており、株価は4倍にまで伸びました。
個人的には、予想配当利回り6.0%(株価1333円)をひとつの購入目安としています。
※あくまでも個人の見解です。
もちろん、将来的に株価がどう動くのかについては誰にも分かりませんので、ご自身でも様々な角度から分析をしてみて下さい。
東洋建設の株はどうやって買うんですか?
東洋建設の株に興味が出てきたので、お得な買い方があれば教えてほしい…。
高配当株のお得な買い方の手順はこちらです。
- 手数料の安い証券会社に口座を開設する
- 開設した口座に入金する
- 銘柄を検索し、買付注文を入れる
- 購入完了
証券会社に口座を開設すると言っても、たくさんあり過ぎてどこが良いのか分からない…。
といった質問をよく頂きます。
ちなみに、ボクはSBI証券をメイン口座として活用しています!
一番の理由は「業界屈指の格安手数料」です。
SBI証券は「ゼロ革命」と称し、国内株式の売買手数料を「無料」としており、他の証券会社ではかかるはずの売買手数料がゼロと個人投資家に最も人気のある証券会社です。
株式投資において「取引手数料=無駄なコスト」ですので、出来る限りコストのかからない証券会社で取引するのがセオリーです!
\たった5分で手続き完了/
※取引手数料は驚異のゼロ円!最も選ばれている証券会社
【重要】配当金で人生を豊かにするために
高配当株を買って日々の生活を豊かにしていきたい…!
と思っているけど、今はまだ資金が少ない…という方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。
ちなみに、日本を代表するメガバンク三菱UFJフィナンシャルグループ(配当利回り:4.42%)の株は、1株たったの928円ですので、誰でも気軽に購入ができます!(2023年5月29日時点)
昔と違い、今はネット証券最大手のSBI証券でも1株からなんと手数料無料で買い付けが可能です。
ボク自身もSBI証券のS株を活用して単元未満株をコツコツと購入をしていっています。
【公式サイト】 https://www.sbisec.co.jp/
SBI証券のS株は買付手数料が無料と言うのは勿論、何よりもアプリやwebサイトがシンプルで直感で操作が可能です!
資産形成を加速させる上でのポイントは、「贅沢をする順番を変える!」ということです。
コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を1回我慢するだけで、好きな高配当株を買う事が出来ます。ちょっとした我慢を先にすることで、将来的には配当金でランチをしたり、友達と飲みに行ったりすることが出来るようになります。
誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に高配当株を積み上げていきましょう。
\たった5分で手続き完了/
※取引手数料は驚異のゼロ円!最も選ばれている証券会社