3003|ヒューリックの株価は今後どうなるのか?

YUSUKE

こんにちは、YUSUKEです!
今回は、ヒューリックについて解説をしていきます!

この記事では、

  1. 業績は成長しているのか?
  2. 収益源はなんなのか?
  3. 株主還元は充実しているのか?

といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。

この記事は、元メガバンク出身の現役FPが、これまでに積んだ経験をもとに執筆しています。

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目次

企業の概要について

ヒューリック(3003)

不動産のビル管理で創業した不動産デベロッパー。時価総額は約1.0兆円の大型株。
東京23区を中心としたポートフォリオとし、オフィス・商業ビルでは最寄駅から徒歩3分以内の物件が6割を占め、好立地物件を多く保有。投資家需要も旺盛で不動産売却が想定超の増勢。

チャート推移

こちらは、ヒューリックの週足5年チャートです。

ヒューリックの株価は、コロナショック時に安値858円をつけるも、基本的には1000円から1300円のレンジで推移してきました。ですが、2023年の年末に1400円をブレイクすると、株価は一段上げ、24年2月には1648円まで上昇しました。ただ、その後は20%近く株価を下げてきており、現在は1300円を支持線として推移している状況です。

セグメント別業績

こちらは、セグメント別業績に関する資料です。

  • 23年12月期の営業収益4,463億円のうち、不動産事業が4,085億円と大部分を占めています。この不動産事業の内訳としては、賃貸・管理が約25%、不動産売却が約75%といった割合になっています。
  • つぎに、営業利益について見ていくと、23年12月期の営業利益1,461億円のうち不動産事業が1,544億円、利益率にすると37.8%となっており、かなり高い利益率を誇っています。

こちらは、ポートフォリオの概観に関する資料です。

  • ヒューリックが高い利益率をあげている要因のひとつが競争力の高い不動産を保有している点です。
  • こちらの保有不動産のポートフォリオを確認すると、「築年数が10年以内」「最寄駅から徒歩3分以内」「都心5区の物件」の割合が高く、魅力的な物件を多数保有していることがこのポートフォリオから分かります。

こちらは、空室率・平均賃料の推移に関する資料です。

  • 空室率に関しては、都心5区の市場平均が6.0%なのに対して、ヒューリックの空室率は全物件の平均が0.4%とほとんど空室になっていません。
  • しかも、平均賃料に至っては都心5区の市場平均が1坪19,748円なのに対して、ヒューリックの都心5区の平均賃料は1坪27,334円と市場平均を大きく上回っています。
  • ここから分かることは、ヒューリックの保有している物件が市場平均よりも「高い賃料」かつ「低い空室率」で運用をされており、競争力の高い保有物件がヒューリックの強みということが分かります。

業績の推移

こちらは、売上高・営業利益に関する資料です。

  • 売上高に関しては、着実に右肩上がりで伸びてきてはいるものの、前期は15%ほどの減収。
  • 営業利益に関しては、2012年12月期から12期連続で増益中と業績は伸び続けています。
YUSUKE

しかも、今期も増益の計画を発表しており、依然として好調な業績を維持しています。

四半期純利益の推移

こちらは、四半期純利益に関する資料です。

  • 今期の進捗率は3Q終了時点で55.4%
  • 1Qで大きく出遅れるも、2Qで大幅増益を達成、ですが、3Qで再び前期比で大幅減益と、ここまでは厳しい状況です。ですが、4Qは一番利益を上げている傾向となっていますので、本決算には期待したいところです。

配当金の推移

こちらは、配当金・配当性向に関する資料です。

  • 配当金に関しては、右肩上がりで増え続けており、2014年12月期から10期連続増配中。
  • 配当性向に関しては、緩やかに上昇をしてきてはいるものの、前期は40.5%と余力はまだまだあります。
配当方針に関して

業績動向を踏まえた安定した配当を継続することを基本方針としており、中期経営計画(2023~2025年)では、連結配当性向を40%以上とすることを目標としています。

自社株買いの推移

こちらは、自社株買い総額、配当総額、総還元性向に関する資料です。

  • 自社株買いに関しては、過去10年間で一度も実施はなし。
  • 総還元性向は、緩やかに上昇をしてきており、10年平均で36.9%と余力は十分にあります。

総還元利回りの推移

こちらは、実績配当利回り、総還元利回りに関する資料です。

  • 総還元利回りに関しては、徐々に上昇をしてきており、前期の23年3月期は3.38%。
  • また、過去10年間での総還元利回りの平均値は2.52%と、高配当株としては正直物足りない利回り水準。ですが、現在の予想配当利回りは3.93%で利回りの10年平均を大きく上回ってきています。
総評

ヒューリックの株主還元は自社株買いはないものの、配当に加えてカタログ優待ももらえるので、個人投資家にとっては魅力的な内容となっています。しかも、業績は好調で、12期ものあいだ連続で増益中と安定した利益成長を続けてきている企業です。

読者の方からよくあるQ&A

YUSUKE

それでは最後に、読者の方からよくある質問についてお答えしていきます!

Q. ヒューリックの株価は今後どうなるのか?

YUSUKE

将来の株価について気になる方は多いかと思いますが、正直ボクには分かりません…。

業績が突然悪化するかもしれないし、配当が出なくなったり、不動産相場が暴落する可能性もあります。

ただ、これらのリスクを勘案したうえで、ボクはヒューリックの株を高配当株ポートフォリオの一部に組み込んでいます👍

Q. ヒューリックは株主優待を廃止すると思いますか?

オリックスやJTを筆頭に、近年の株主優待廃止の理由を確認すると、「公平な利益還元のため」が占める割合が増加傾向にあります。

株主優待は、

  • 大口の投資家にとってメリットが薄い
  • 機関投資家や外国人投資家にとってメリットが薄い

などといった課題を抱えているとの指摘もあり、株主の平等性の観点から廃止する企業が増えてきています。

YUSUKE

ただ、自社のサービスや商品を株主に優待として提供し、知ってもらう事で、売上が増加し、株価上昇へと繋がれば全ての投資家にとってメリットがあります。

その点、ヒューリックの提供している株主優待は、自社サービスを利用してもらう機会を提供する株主優待とは言えず(カタログ優待)、優待内容(金額)も比較的大きめですので、株主優待が廃止となる可能性もあるのかなと、ボクは考えています。

Q. 配当金で生活をするためにはどうしたら良いのですか?

高配当株を買って日々の生活を豊かにしていきたい…!

と思っているけど、今はまだ資金が少ない…という方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。

ちなみに、皆さんの生活には欠かすことの出来ない日本No.1の通信会社NTTの株は1株たったの150円ほどですので、誰でも気軽に購入が出来ます👍

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YUSUKE

ボク自身もSBI証券を活用して1株ずるコツコツと高配当株を購入しています!

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