蝶理の株価は今後どうなるのか？業績や配当推移を徹底分析

皆さんのこのようなお悩みにお応えし、

蝶理の、

1. 業績は成長しているのか？
2. 配当や株主優待は充実しているのか？
3. 現在の株価は割安なのか？

といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。

蝶理ってどんな企業？

蝶理は何で稼いでいるのか？

それでは、蝶理が『何で稼いでいるのか？』適時開示資料をもとに簡単にまとめてみました。

蝶理の業績推移

それでは、蝶理の『業績は成長しているのか？』を把握するために、

1. 売上高の推移
2. 利益率の推移

上記の2項目について確認をしていきましょう。

売上高の推移

• 売上高に関しては、コロナ禍に大きく落ち込むも、22年3月期から2期連続で増収。
• 営業利益に関しては、22年3月期から2期連続で過去最高益を更新しており、好調に推移しています。

最新の決算短信

• 今期24年3月期3Q時点で、売上高は前期比△8.6%、営業利益＋9.2%、経常利益＋7.2%、純利益＋6.9%、進捗率は純利益で85.8%となっています。
• 配当に関しては、前期の1株105円から今期は1株116円に増配、増配率は10.4%です。

利益率の推移

• 営業利益率に関しては、徐々に改善をされてきており、低水準ながら前期は過去10年間で最も高い3.8%。
• 当期利益率に関しても、着実に改善されてきており、前期は2.5%まで上昇しています。

ここで、同業種のライバル企業「稲畑産業」の利益率と比較してみましょう。

蝶理の株主還元姿勢

つづいて、蝶理の『株主還元は魅力的なのか？』を把握するために、

1. 配当金の推移
2. 自社株買いの推移
3. 株主優待

上記の3項目を確認していきましょう。

配当金の推移

• 配当金に関しては、連続増配を継続していたもののコロナ禍で一時減配、ですが翌年にはすぐに復配し、現在は2期連続増配中。
• 配当性向に関しては、かなり安定しており、30%前後での推移が続いています。

予想配当利回りの推移

予想配当利回りの推移を過去5年間レンジで確認すると、

• 最大値：5.31%
• 平均値：3.95%
• 最小値：1.60%

自社株買いの推移

• 自社株買いに関しては、過去10年間で一度も実施なし。
• 総還元性向は、かなり安定して推移しており、10年平均で30.0%と余力は十分にあります。

総還元利回り

• 総還元利回りに関しては、徐々に上昇をしてきており、前期の23年3月期には4.07%と高還元。
• また、過去10年間での総還元利回りの平均値は3.03%と、まずまずの利回り水準かと思います。

株主優待

蝶理には株主優待はありません。

蝶理の株に対するQ＆A

それでは、蝶理の株に対する『よくある質問』にお答えしていきます。

Q. 蝶理は将来性のある企業ですか？

結論：個人的には「将来性のある」企業だと考えています。

これらを踏まえた上で、ボクの個人的見解は…、

Q. 蝶理の株は「今」買い時ですか？

それでは、蝶理の株価が「どのような値動きをしているのか」確認していきましょう。

こちらは、週足5年チャートです。

2023年に入り株価は大きく上昇。コロナショック時の株価から3倍近くにまで上昇しています。

現在は依然として強い値動きとなっており、高値の更新が続いています。

※あくまでも個人の見解です。

もちろん、将来的に株価がどう動くのかについては誰にも分かりませんので、ご自身でも様々な角度から分析をしてみて下さい。

Q. 蝶理の株はどうやって買うんですか？