

こういった疑問や悩みを抱えている方のために、最強のおすすめスクリーニング条件を紹介していきます!
上記の内容について、投資を始めたばかりの方でも分かりやすく学ぶことが出来ます。
その結果として…、


そんな風に、皆さんに感じて頂けたらと思います。
本記事の信頼性

この記事は、現役のFPで株式投資歴13年目のボクが成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに作成しました。

高配当株の選び方とは
高配当株投資の本質は、その名の通り配当金をコツコツ受け取るインカムゲイン(配当収入)にあります。
株式投資には、株価の上昇で儲けるキャピタルゲイン(売買益)もありますが、
- 選ぶ銘柄
- 投資する際のポイント
- 投資に対する考え方
が全く違うので、必ず分けて考えるようにしましょう。

キャピタルゲインはおまけ
高配当株投資で大切なのは「キャピタルゲインはおまけ」と考え、インカムゲインをコツコツ受け取ることに徹することです。
つまり、高配当株投資の銘柄選定で重視すべき点は、
- 安定して稼ぎ続けることができる企業
- 減配する可能性が低い企業
- 借金の少ない財務が健全な企業
の3点が基本的な選定基準になります。
この3点を最低限押さえることが出来れば、銘柄選びは難しくなく、損もしづらい運用ができます。
ですが、多くの投資初心者の方が「インカムゲイン狙い」と言いつつも、少しキャピタルゲインが出ただけで売却をしたりしてしまいます。

最強のおすすめスクリーニング条件とは
それでは、みなさん気になる最強のおすすめスクリーニング条件について解説をしていきます。
今回は、高配当株投資家に大人気の『銘柄スカウター』の10年スクリーニングを活用していきます。
※スマホ版アプリでも利用可能

まずは、マネックス証券にログインし、『銘柄スカウター』を起動していきます。

銘柄スカウターを起動できたら、『10年スクリーニング』をクリックします。

これで準備ができましたので、『スクリーニングの条件』を順番に設定していきます。

(約5分程で申込手続きは完了します。)
マネックス証券の公式サイトはこちら条件1:配当利回り3%以上
スクリーニング条件の一つ目は、「配当利回り3%以上」です。

条件を追加する⇒「分析指標」タブ⇒「予想配当利回り」をチェック
ポイント
配当利回りについては、自身の求める利回りを設定していきましょう。
条件2:業績は「成長」ではなく「安定」を重視
スクリーニング条件の二つ目は、業績は「成長」ではなく「安定」を重視です。

条件を追加する⇒「通期業績」タブ⇒「各種成長率」をチェック

10年前よりも各種項目が0%以上といった条件を追加
「10年前から0%以上成長って微妙じゃない?」と疑問が浮かぶかと思いますが、これだけの条件でも上場企業3917社⇒1446社(全体の36.9%)まで絞られます。
ポイント
もっと成長率の高い銘柄を選ぶことも出来ますが、業績は「安定」を重視していきましょう。
条件3:本業の利益率が10%以上
スクリーニング条件の三つ目は、「本業の利益率が10%以上」です。

条件を追加する⇒「通期業績」タブ⇒「営業利益率」をチェック
ポイント
ほとんど企業は営業利益率で問題はないのですが、「銀行」や「商社」など特定の業種に関しては、営業利益率ではなく経常利益率でスクリーニングをしましょう。
条件4:配当金は連続増配がベター
スクリーニング条件の四つ目は、「配当金は連続増配がベター」です。

条件を追加する⇒「分析指標」タブ⇒「連続増配年数」をチェック
ポイント
長い期間、連続で増配していることに越したことはありませんが、数年前にコロナショックの影響で多くの企業が連続増配をストップしました。ですので、ボクは「連続増配年数2年以上」でスクリーニングをしています。
条件5:ネットD/Eレシオが50%以下
スクリーニング条件の五つ目は、「ネットD/Eレシオが50%以下」です。

条件を追加する⇒「分析指標」タブ⇒「ネットD/Eレシオ」をチェック
ネットD/Eレシオに関しては馴染みが薄いかと思いますので、簡単に解説をしておくと、
ネットD/Eレシオとは…?
ネットD/Eレシオ =(有利子負債-現金同等物)÷ 自己資本 × 100
つまりは、持っている現金では返しきれない借金が、自己資本の内どれくらいの割合あるのかを測る指標です。

【スクリーニング結果】おすすめ高配当株を3銘柄紹介!
それでは、最強のおすすめスクリーニング条件で検索を実施した中から、特におすすめの高配当株を3銘柄だけ紹介をしていきます。
1銘柄目:KDDI(9433)
おすすめの高配当株の1銘柄目は、【9433】KDDIです。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.27%
- 24年3月配当金:1株70円
- 23年9月配当金:1株70円
KDDIってどんな企業?

企業概要
KDDIは、携帯電話通信事業の国内シェア2位の大手電気通信事業会社です。時価総額は約9.8兆円の大型株。グローバルビジネスでは世界60都市100拠点のネットワーク、世界20都市40拠点超のデータセンター「TELEHOUSE」サービスを展開。最近はクレジットカード・銀行・証券等の決済・金融事業、ケーブルテレビやテレビ通販など事業領域を拡大中。
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KDDIの買い時について解説
2銘柄目:ブリヂストン(5108)
おすすめの高配当株の2銘柄目は、【5108】ブリヂストンです。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.56%
- 23年6月配当金:1株100円
- 23年12月配当金:1株100円
ブリヂストンってどんな企業?

企業概要
ブリヂストンは、世界トップのタイヤメーカーです。時価総額は約4兆円の大型株。世界150以上の生産・開発拠点(海外売上は約80%)によりグローバル展開。原材料の開発・生産拠点から販売網の川上から川下まで垂直統合を確立しています。
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ブリヂストンの買い時について解説
3銘柄目:INPEX(1605)
おすすめの高配当株の3銘柄目は、【1605】INPEXです。
配当に関する情報
- 予想配当利回り:3.63%
- 23年6月配当金:1株37円
- 23年12月配当金:1株37円
アステラス製薬ってどんな企業?

企業概要
アステラス製薬は、国内2位の大手製薬会社です。時価総額は約4兆円の大型株。市販薬事業は第一三共に売却し、医療用医薬品に特化しています。主力商品は前立腺がん治療薬「イクスタンジ」、免疫抑制剤「プログラフ」、過活動膀胱治療剤「ミラべグロン」、急性骨髄性白血病治療剤「ゾスパタ」などが挙げられます。
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アステラス製薬の買い時について解説
高配当株投資に関するよくあるQ&A
ここからは、高配当株投資に関するよくある質問にお答えしていきます。
高配当株投資に関するよくあるQ&A

Q1 . 高配当株投資におすすめの証券会社はどこですか?
結論:個人的にはSBI証券かと思います。
一番の理由は「業界屈指の格安手数料」です。
手数料定額プランなら、1日の現物取引合計額100万円までなんと0円で取引が可能です!
ちなみに、ボクの運営しているYouTubeチャンネルで高配当株投資家1,427人に「メイン口座で使用している証券会社はどこですか?」とアンケートを取ったところ、下記のような結果になりました。
1位:SBI証券(49%)
2位:楽天証券(35%)
3位:マネックス証券(5%)
SBI証券は、証券口座開設数が国内初1,000万口座を突破しており、

という方は、SBI証券に口座を開設しておけば間違いないかと思います。
Q2 . 配当金で月3万円もらうにはいくら必要なの?
結論:およそ1,500万円の投資元本が必要です。
月3万円(年間36万円)の配当金をもらうためには、税金を考慮すると、年間で約45万円の配当金をもらう必要があります。
年間45万円の配当金を得るためには、配当利回り3%の銘柄に投資する場合、1,500万円の投資元本が必要です。
このような現実を知ると…、

と、感じることかと思います。
もちろん、まとまった配当金を得るためには大きな投資元本が必要です。
ですが、いきなり大きな配当金を狙うのではなく、SBI証券のS株などを利用して1株ずつコツコツと高配当株を購入していくのがオススメです。
実際にボクもS株を使って1株ずつコツコツ購入をしていて、やっと資産が2,500万円を超えてきました。
いきなりホームランを狙っても打てるわけないので、コツコツと素振りをして、まずはヒットを打つことを目指していきましょう。
Q3 . 配当金はいつもらえるんですか?
結論:権利確定日から2~3か月後にもらえます。

配当金はご自身が指定した銀行口座か、証券口座に通常入金されます。
権利確定日に株を持っていたからと言って、すぐに入金されるわけでなく、「意外とタイムラグがある」という点だけ覚えておきましょう。
【重要】高配当株投資で失敗をしない為に
今回紹介をしたおすすめのスクリーニング条件で銘柄を検索してみると分かりますが、全部で90銘柄も抽出されます。(2023年8月29日時点)

※銘柄スカウターを利用するにはマネックス証券の口座開設が必要です。(約5分程度)
マネックス証券の公式サイトはこちらマネックス証券の銘柄スカウターは今回紹介をした「10年スクリーニング」以外にも有料級の情報がたくさん掲載されています。
高配当株投資家にとっては必須の無料ツールですので、この機会に使ってみて下さい。
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完全無料!マネックス証券『銘柄スカウター』のおすすめの使い方7選【アプリも可】