8473|SBIホールディングス

YUSUKE

こんにちは、YUSUKEです!
今回は、本田技研工業について解説をしていきます!

この記事では、

  1. 業績は成長しているのか?
  2. 収益源はなんなのか?
  3. 株主還元は充実しているのか?

といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。

この記事は、元メガバンク出身の現役FPが、これまでに積んだ経験をもとに執筆しています。

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目次

企業の概要について

SBIホールディングス(8473)

ネット証券最大手の総合金融サービスグループ。時価総額は約1.0兆円の大型株。
オンライン証券・銀行・保険の金融サービスをコアビジネスに資産運用・投資・暗号資産へと金融テクノロジーの融合をベースに金融商品サービスを提供。地銀への出資による地方創生支援、ブロックチェーン・分散型台帳技術(DLT)を用いたデジタルアセット関連など幅広く事業を推進。

チャート推移

こちらは、SBIホールディングスの週足5年チャートです。

SBIホールディングスの株価は、コロナショック時の20年3月頃に安値をつけるも、その後株価は急騰。一時レンジでの推移が続いた後、今年に入って再度急騰しました。

ですが、その後は大きく下げてきており、8月の暴落以降、冴えない株価が続いています。

セグメント別業績

こちらは、セグメント別業績に関する資料です。

  • 24年3月期の売上高に関しては、全セグメントで過去最高を更新と絶好調。ですが、税引前利益を見ていくと過去最高益を更新したのは暗号資産事業のみで、投資事業と次世代事業にいたっては赤字となっています。
  • ちなみに、SBIホールディングスは海外へも積極的に進出をしており、海外売上高比率は20.8%と比較的高い水準です。

業績の推移

こちらは、売上高・経常利益に関する資料です。

  • 売上高に関しては、綺麗な右肩上がりのグラフとなっており、2014年3月期から11期連続で過去最高を更新中。
  • 経常利益に関しても、着実に増えてきており、この4年間は1,000億円超で推移。2021年に新生銀行をTOBしてから業績は大きく上昇しています。

四半期純利益の推移

こちらは、四半期純利益に関する資料です。

  • 今期業績は現状非開示となってはいるものの、四季報では前期比で増益の予想。
  • 1Qの純利益は前期比マイナス12.7%となってはいますが、新NISA制度の影響もあり、今後の決算には注目です。

配当金の推移

こちらは、配当金・配当性向に関する資料です。

  • 配当金に関しては、右肩上がりで増え続けており、過去10年間で減配は一度もありません。
  • 配当性向に関しては、23年3月期は100%を超えるも、前期は54.4%と余力は十分にあります。
配当方針に関して

最低配当金額として1株当たり10円の配当を実施することとし、配当金総額に自己株式取得額を加えた総還元額を、当面の間は金融サービス事業において子会社等株式売却益などの特殊要因を除いた税引前利益の30%程度とする方針。

自社株買いの推移

こちらは、自社株買い総額、配当総額、総還元性向に関する資料です。

  • 自社株買いに関しては、過去10年間中5期で実施も、直近の5年間では実施なし。
  • 総還元性向は、比較的安定して推移しているものの、23年3月期は100%超。10年平均では37.6%と余力はまだまだあります。

総還元利回りの推移

こちらは、実績配当利回り、総還元利回りに関する資料です。

  • 総還元利回りに関しては、この10年間常に4%超で推移と高還元。
  • また、過去10年間での総還元利回りの平均値は5.38%、現在の実績配当利回りは4.91%で、配当利回りの10年平均4.29%を大きく上回ってきています。
総評

SBIホールディングスは株主還元に積極的で、業績に連動した株主還元となっていますので、新NISA制度などもあり今期は追い風かと思います。好業績を背景に前期から増配するようであれば、更なる高還元も期待できそうです。

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YUSUKE

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