SOMPOホールディングスの今後の株価はどうなる?業績や配当金の推移、株主還元から徹底分析!

[st-kaiwa5]SOMPOホールディングスの株の業績や配当金の推移ってどうなの?[/st-kaiwa5]

[st-kaiwa6 r]SOMPOホールディングスの株に興味があるんだけど、今の株価は割安?[/st-kaiwa6]

この記事では、皆さんのこのようなお悩みにお応えし、以下の6つの投資判断基準から徹底的に分析をしました。

また、皆さんが気になっている、SOMPOホールディングスの株の買い時についても、詳しく解説をしていきます。

[st-i class=”st-svg-pencil-square-o” add_style=”color:#101B4C;”] 本記事の信頼性

※すぐに『SOMPOホールディングスに対するボクの見解を知りたい!』という方は、【個人的見解】SOMPOホールディングスの買い時についてからご覧ください!

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目次

SOMPOホールディングスってどんな企業?

まずはじめに、『SOMPOホールディングスがどんな企業なのか?』について概要を解説していきます。

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週足チャートの推移

それでは、SOMPOホールディングスの株価が『どのような値動きをしているのか』確認をしていきましょう。

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  • 2018年以降の週足チャートで見ると、4100円から4200円の間の出来高が最も大きく、この価格帯のホルダーが多いことが分かります。
  • 株価の推移を見ていくと、コロナショック時には、4822円から2405円まで、約半年で株価は半値まで下落しました。
  • ですが、その後株価は反転上昇。出来高の厚い価格帯を上にブレイクし、22年11月頃には上場来高値の6370円を記録しています。
  • ただ、直近の株価は軟調で緩やかに株価を下げてきています。

業績の推移

つづいて、SOMPOホールディングスの『過去10年間の業績の推移』を確認していきます。

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  • 売上高に関しては、右肩上がりで増加しており、前期の2022年3月期に過去最高を記録しています。
  • 経常利益に関しては、年度によって増減はあるものの、売上高と同様に2022年3月期に過去最高を更新しています。
  • 経常利益率に関しては、3.7%から7.6%の間で推移しており、前期は過去10年間で最も高い利益率となりました。

売上高の構成比

それでは、SOMPOホールディングスが『何で稼いでいるのか?』売上高の構成比を確認していきます。

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  • 売上高が最も大きいのは「国内損害保険」セグメントで全体の58.6%です。次に、「海外保険」が26.6%、「国内生命保険」が8.4%、「介護・シニア」が3.6%、「その他」が2.8%です。
  • つぎに、経常益率に関しては、その他セグメントを除いては、「国内損害保険」セグメントが最も高く6.24%と、利益率はまずまず。
  • また、海外売上高比率は29.4%です。

今期進捗状況

つぎに、SOMPOホールディングスの『今期の業績は順調なのか?』過去3年間の四半期経常利益の推移と、今期の進捗状況がこちらです。

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  • 今期経常利益の進捗率に関しては、3Q終了時点で49.3%と、2Qでの大幅な赤字が痛いです。
    ⇒この要因は、国内外での自然災害や新型コロナウイルス感染拡大に伴う保険金の支払いが増えたことが要因です。
  • しかも、今期の目標値は前期からマイナス63.6%に設定されており、今期の業績は非常に厳しいです。
  • 今期の実績値に関しては、1Qは前期比-29.5%、2Qは前期比-170.3%、3Qは前期比+12.7%と前期を大きく下回っています。
  • 過去3年間の季節による傾向を見ると、3Qでの経常利益割合が31.5%と最も高いものの、目立った傾向はないように感じます。

キャッシュフローの推移

それでは、SOMPOホールディングスの『資金繰りに問題はないのか?』過去10年間のキャッシュフローの推移を確認していきます。

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  • 営業CFに関しては、軒並みプラスで推移しており、かつ増加傾向と良好です。
  • つぎに、フリーCFに関しては、過去10年間のうちマイナスは1期だけと大きな問題はなし。
  • 現金・現金等価物に関しては、着実に増加しており、13年3月期の6,243億円から前期には1兆2,073億円と約2倍に増加しました。
  • さいごに、営業CFマージンに関しては、右肩上がりで伸びており、前期は14.4%と素晴らしい水準です。

財務状況の推移

つぎに、SOMPOホールディングスの『財務状況は問題がないのか?』過去10年間の財務状況の推移を確認していきましょう。

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  • 総資産に関しては、13年3月期の9兆1,782億円から前期には13兆7,878億円と10年間で約1.5倍に拡大。
  • 自己資本に関しては、着実に右肩上がりで伸びています。
  • それに対して、有利子負債は、過去10年間で大きく増えており、約3.7倍になりました。
  • 自己資本比率に関しては、ほぼ横ばいで、15%前後での推移が続いています。

従業員数と生産性の推移

それでは、SOMPOホールディングスの『従業員数の推移と一人当たりの生産性』を確認していきます。

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  • 従業員数に関しては、13年3月期の3万5,481人から前期には4万7,776人と10年間で約1.3倍に増加しました。
  • 従業員の生産性をあらわす1人当たりの純利益は、右肩上がりで伸びており、前期は471万円とまずまずの水準です。

配当金の推移

つづいて、SOMPOホールディングスの『過去10年間の配当金の推移』を確認していきます。

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  • SOMPOホールディングスの配当金は右肩上がりで増加しており、2015年3月期から8期連続で増配中です。
  • また、配当性向は緩やかに上昇しているものの、前期は32.4%と、配当余力は十分にあります。
  • 増配率に関しては、毎年20%前後で増配をしており、過去5年間で1株90円⇒1株210円と133.3%も増配しています。

[st-midasibox title=”配当方針に関して” webicon=”st-svg-file-text-o faa-float animated” bordercolor=”#757575″ color=”” bgcolor=”#FAFAFA” borderwidth=”” borderradius=”5″ titleweight=”bold” myclass=””]

修正連結利益成長を背景に、株主還元総額(配当総額+自己株式取得)を拡大し、利益成長にあわせた増配を基本方針としています。また、魅力ある株主還元の実現を目指す方針です。

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自社株買いの推移

つぎに、SOMPOホールディングスの『過去10年間の自社株買いの推移』を確認していきましょう。

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  • 自己株式取得に関しては、過去10年間中10期で実施と、毎年自社株買いをしています。
  • 総還元性向は増加傾向も、過去10年間での平均値は62.7%と問題はなし。
  • 総還元利回りは、右肩上がりで伸びており、前期は驚異の8.06%です。
  • また、過去10年間での総還元利回りの平均値は5.25%と非常に魅力的な水準かと思います。

株主優待

SOMPOホールディングスには株主優待はありません。

現在の株価は割安なのか?

SOMPOホールディングスの『現在の株価は割安なのか?それとも割高なのか?』把握をするために下記の5項目を確認していきます。

  1. 予想PERの状況
  2. 実績PBRの状況
  3. 配当利回りの推移(過去5年間)
  4. 目標株価
  5. アナリストの評価

予想PER/実績PBR/配当利回り

それでは、SOMPOホールディングスの『現在の株価水準は割安なのか?』を確認していきましょう。

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  • 予想PERに関しては現在22.0倍で、過去5年間レンジで見ると、やや高い水準に位置しています。
  • 実績PBRに関しては現在0.99倍で、過去5年間レンジで見ると、こちらも中央よりもやや高い水準に位置しています。
  • さいごに、過去5年間の配当利回りの推移を見ると、最大値は5.94%、平均値は3.88%、最小値は2.31%、現在の配当利回りは4.99%です。
  • コロナショック以降は平均値を上回った水準で推移しており、最近では株価下落の影響もあり、5%近くまで利回りを上げてきています。

上記資料の配当利回りの推移や、予想PER、実績PBRのレンジ位置で割安度合いを確認したいという方は、マネックス証券の銘柄スカウターをご利用ください。

目標株価 / アナリストの評価

さいごに、SOMPOホールディングスの目標株価 / アナリストの評価を確認していきましょう。

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  • 過去3カ月間に9名のアナリストがSOMPOホールディングスの株価を評価しており、目標株価は『現在の株価から+27.98%の6651円』で『買い』の評価となっています。
  • また、テクニカル指標のシグナルを確認すると、オシレーターは現在『中立』、移動平均は現在『強い売り』、総合的には『売り』といった状況です。

上記資料のアナリストの評価や、テクニカル指標の状況をもとに投資タイミングを検討したいという方は、TradingViewの銘柄詳細を確認してみてください。

【個人的見解】SOMPOホールディングスの買い時について

ここまでを踏まえて、SOMPOホールディングスに対するボクの個人的見解は、

  • SOMPOホールディングスは、売上高は右肩上がりで伸びており、8期連続増配中の高配当株です。
  • また、配当性向は30%前後で推移しており、配当余力も十分にあります。
  • 加えて、自社株買いを10年間連続でしており、個人投資家にとっては非常に魅力的な銘柄です。

懸念材料としては、金融事業を中核としていることから「信用リスク」「金利変動リスク」といったリスクを抱えていることに加えて、最近の自然災害の増加による保険金の支払い増加は痛いです。

[st-kaiwa3]とはいえ、8期連続増配中かつ、10期連続で自社株買いを実施しており、株主還元に積極的な点はわれわれ高配当株投資家にとって評価が高いです。個人的には、中長期的な目線で株価を大きく下げた際に積極的に買い増したい高配当株と考えています。[/st-kaiwa3]

参考【重要】高配当株の買い時はこの7パターン!タイミングの見極め方についても解説

[st-mybox title=”注意事項” webicon=”st-svg-exclamation-circle” color=”#ef5350″ bordercolor=”#ef9a9a” bgcolor=”” borderwidth=”2″ borderradius=”5″ titleweight=”bold” fontsize=”” myclass=”st-mybox-class” margin=”25px 0 25px 0″]

あくまでも、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方はご自身でしっかりと企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

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