宮地エンジニアリングが大幅増配を発表！今後の買い時はいつなのか？

皆さんのこのようなお悩みにお応えし、

宮地エンジニアリングの、

1. 業績は成長しているのか？
2. 配当や株主優待は充実しているのか？
3. 現在の株価は割安なのか？

といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。

宮地エンジニアリングってどんな企業？

宮地エンジニアリングは何で稼いでいるのか？

それでは、宮地エンジニアリングが『何で稼いでいるのか？』適時開示資料をもとに簡単にまとめてみました。

宮地エンジニアリングの業績推移

それでは、宮地エンジニアリングの『業績は成長しているのか？』を把握するために、

1. 売上高の推移
2. 利益率の推移

上記の2項目について確認をしていきましょう。

売上高の推移

• 売上高に関しては、コロナ禍で一時落ち込むも、右肩上がりで推移。
• 営業利益に関しても、着実に伸びてきており、前々期の22年3月期に過去最高益を記録しています。

最新の決算短信

• 今期24年3月期3Q時点で、売上高は前期比+19.4%、営業利益+58.2%、経常利益+50.6%、純利益+40.9%、進捗率は純利益で97.4%となっています。
• 配当に関しては、株式分割を考慮し、前期の1株70円から今期は1株180円に増配、増配率は157.1%です。

利益率の推移

• 営業利益率に関しては、16年3月期に大きく落ち込むも、そこから徐々に回復。
• 当期利益率に関しては、4%から7%の間で推移しており、前期は5.1%となっています。

ここで、同業種のライバル企業「横河ブリッジHD」の利益率と比較してみましょう。

宮地エンジニアリングの株主還元姿勢

つづいて、宮地エンジニアリングの『株主還元は魅力的なのか？』を把握するために、

1. 配当金の推移
2. 自社株買いの推移
3. 株主優待

上記の3項目を確認していきましょう。

配当金の推移

• 配当金に関しては、右肩上がりで増え続けており、過去10年間で減配は一度もなし。
• 配当性向に関しては、緩やかに上昇をしてきており、今期は64.5%まで上昇をする予想です。

実績配当利回りの推移

実績配当利回りの推移を過去5年間レンジで確認すると、

• 最大値：5.25%
• 平均値：3.37%
• 最小値：1.60%

自社株買いの推移

• 自社株買いに関しては、過去10年間で一度も実施なし。
• 総還元性向は、緩やかに上昇をしてきてはいるものの、10年平均で17.1%と余力は十分にあります。

総還元利回り

• 総還元利回りに関しては、徐々に上昇をしてきており、前期の23年3月期には3.68%とまずまず。
• また、過去10年間での総還元利回りの平均値は2.73%と、高配当株としては物足りない利回り水準かと思います。

株主優待

宮地エンジニアリングには株主優待はありません。

宮地エンジニアリングの株に対するQ＆A

それでは、宮地エンジニアリングの株に対する『よくある質問』にお答えしていきます。

宮地エンジニアリングは将来性のある企業ですか？

結論：個人的には「将来性のある」企業だと考えています。

これらを踏まえた上で、ボクの個人的見解は…、

宮地エンジニアリングの株は「今」買い時ですか？

それでは、宮地エンジニアリングの株価が「どのような値動きをしているのか」確認していきましょう。

こちらは、週足5年チャートです。

2019年8月頃の安値689.5円から株価は右肩上がりで推移。2024年3月には直近高値の4440円を記録しており、この5年間で株価は6倍超にまで伸びてきています。

※あくまでも個人の見解です。

もちろん、将来的に株価がどう動くのかについては誰にも分かりませんので、ご自身でも様々な角度から分析をしてみて下さい。

宮地エンジニアリングの株はどうやって買うんですか？