こんにちは、YUSUKEです!
今回は、三菱ケミカルグループについて解説をしていきます!
この記事では、
- 業績は成長しているのか?
- 収益源はなんなのか?
- 株主還元は充実しているのか?
といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。
この記事は、元メガバンク出身の現役FPが、これまでに積んだ経験をもとに執筆しています。
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企業の概要について
日本最大の総合化学会社。時価総額は約1.2兆円の大型株。
傘下には国内首位の三菱ケミカルを筆頭に、田辺三菱製薬などを擁す。中核の三菱ケミカルは化成品、ポリマー、プラスチック加工品、炭素素材、情報・電子・ディスプレイなど多様な化学製品を供給。
チャート推移
こちらは、三菱ケミカルグループの週足5年チャートです。
三菱ケミカルグループの株価は、20年11月に543円まで下げるも、その後すぐに急騰。21年9月に1000円を超えてくるも、その後は700円から1000円の間を行ったり来たりしています。
業績の推移
こちらは、売上高・営業利益に関する資料です。
- 売上高に関しては、23年3月期に過去最高を更新するも、前期は一転減収。
- 営業利益に関しては、年によってバラつきがあるものの、前期は43%増益の2618億円と比較的好調に推移しています。
四半期純利益の推移
こちらは、四半期純利益に関する資料です。
- 今期の進捗率は2Q終了時点で78.7%
- ですが、今期の純利益は前期比50%超減益の計画となっており、今後の決算は注視していきたいところです。
こちらは、先日発表された決算説明会資料の一部になります。
こちらを読んでいくと、上期のコア営業利益は期初予想比で57%上回る結果となりました。そして、通期では期初予想比16%増の2900億円を予想と、かなり好調なように見えますが、当期利益は期初公表予想の520億円に据え置くと書いてあります。じゃあ、なぜ、こんなに純利益が下がってしまうのか?というと、非経常損失の計上が想定されるからとのことです。
こちらは、非経常項目の四半期別推移に関する資料です。
こちらを見てみると、前期プラス537億円だった非経常項目が、上期終了時点でマイナス357億円となっています。その中でも減損損失と特別退職金の項目のマイナスが大きいです。この要因を調べてみた所、「建設を進めていた水素生産設備の建設計画の中止を決定」したことや「田辺三菱製薬の希望退職者制度の実施決定に関連して特別退職金およびその他関連損失」を計上したことが要因として挙げられています。本業は悪くはないものの、非経常項目がかなり足を引っ張ていることが分かります。
配当金の推移
こちらは、配当金・配当性向に関する資料です。
- 配当金に関しては、コロナ禍で一時減配するも、22年3月期以降は減配はなし。
- 配当性向に関しては、赤字に転落した21年3月期以外は、比較的安定した水準となっています。
今後の事業展開の原資である内部留保の充実を考慮しつつ、前年度比での配当増加及び2025年度の配当性向35%を目標に掲げています。
自社株買いの推移
こちらは、自社株買い総額、配当総額、総還元性向に関する資料です。
- 自社株買いに関しては、過去10年間中3期で実施も、ここ最近では実施しておらず。
- 総還元性向は、比較的安定しており、10年平均では40.6%と余力は十分にあります。
総還元利回りの推移
こちらは、実績配当利回り、総還元利回りに関する資料です。
- 総還元利回りに関しては、コロナ以前は4%超で推移していたものの、21年3月期以降は3%台での推移。
- また、過去10年間での総還元利回りの平均値は3.67%、現在の予想配当利回りは3.81%で、配当利回りの10年平均3.21%を大きく上回ってきています。
三菱ケミカルは直近の決算がイマイチで株価を下げたかと思いきや、決算発表の翌日には悪材料出尽くしからか大幅上昇。現在は決算前よりも高い株価水準となっています。現在進めている事業再編次第ではありますが、ここから反転していくことが出来るのか、今後の決算には注目です。
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