
三菱HCキャピタルの業績や配当金の推移って伸びてるの?



三菱HCキャピタルの株の買い時に悩むんだけど、今の株価は割安?
この記事は、三菱HCキャピタル(8593)の株に投資を検討している方の「疑問を解決する記事」となっております。
❶ 業績は伸びているのか?
❷ 株主への還元は充実しているのか?
❸ 今の株価は割安なのか?



これらの投資判断基準について元メガバンク出身の筆者が詳しく分析をしていきます。
- 三菱HCキャピタルの株価下落のリスクとは?
- 三菱HCキャピタルはなぜ連続増配できるのか?
- 三菱HCキャピタルの株のお得な買い方はあるのか?
といった、多くの投資家が抱えている疑問についても解説をしていきます。
こちらの記事は、筆者の投稿時点での見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方は最新の情報を分析した上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。
三菱HCキャピタルってどんな企業?
三菱HCキャピタル(8593)は、国内・海外で展開する大手総合リース会社。
三菱商事や三菱UFJグループをバックに持ち、機械や航空機など多角的な金融サービスを提供。2021年の日立キャピタルとの統合で事業基盤をさらに強化し、安定した収益力と幅広い事業領域を持つのが最大の強みです。
| 自己資本比率 | 15.2 % | PER(予) | 13.0 倍 |
| ROE(実) | 7.78 % | PBR(実) | 1.08 倍 |
| ROA(実) | 1.18 % | 配当利回り(予) | 3.11 % |
更新日:2026年3月10日
チャート推移


- 2022年の後半から力強い上昇トレンドを形成しています。特に2023年以降は、東証のPBR1倍割れ是正要請などの外部環境の追い風や、好調な業績を背景に株価は大きく飛躍しました。
- 直近では2026年2月に1,541円の高値を付けた後、現在は1,447円付近で推移しています。短期的な調整は見られますが、下値を切り上げる展開が続いており、長期的な成長期待は依然として高い状態を維持していると評価できます。
三菱HCキャピタルの業績は伸びているのか?
三菱HCキャピタルの「業績は伸びているのか?」把握をするために、下記の3項目を確認していきます。
❶ 売上高・利益の推移
❷ セグメント別の業績動向
❸ 四半期純利益の推移
業績の推移


- 2021年3月期から2025年3月期にかけて、売上高・利益ともに右肩上がりの成長を遂げています。特に2022年3月期は、日立キャピタルとの経営統合効果により売上高が前年比97.4%増の1兆7,656億円と倍増しました。
- その後も、世界的な経済回復や航空需要の復調などの外部環境の好転を捉え、着実に利益を積み上げています。今期(2026年3月期)も当期純利益1,600億円(前年比18.4%増)を予想しており、強固な事業基盤を活かした持続的な成長トレンドが鮮明に表れています。
セグメント別業績


- 売上高の構成比を見ると、国内の法人向けリースなどを担う「カスタマーソリューション」が46.4%と基盤を支えています。一方、利益面で注目すべきは「航空」セグメントです。売上構成比は15.4%ですが、利益構成比では全体の36.3%を占め、利益率も14.67%とかなりの高収益。コロナ禍からの航空需要の急回復も業績を力強く牽引しています。
- また、海外売上高比率は45.8%と高く、グローバルに分散されたポートフォリオが安定した収益創出の強力なエンジンとなっています。
四半期純利益の推移


- 第3四半期(3Q)累計の当期純利益は1,350億円となり、通期目標1,600億円に対する進捗率は84.4%と非常に好調です。前年同期(進捗率64.4%)と比較しても、今期は早いペースで利益を積み上げていることがわかります。リース事業の特性上、極端な季節変動は少ないものの、想定を上回る航空セグメントの好調や、海外事業の堅調な推移が業績を押し上げていると考えられ、通期目標の上振れ(上方修正)への期待も十分に持てる力強い進捗状況と言えます。
三菱HCキャピタルの株主還元は魅力的なのか?
三菱HCキャピタルの「株主還元は魅力的なのか?」把握をするために、下記の3項目を確認していきます。
❶ 1株配当・配当性向の推移
❷ 自社株買いの推移
❸ 総還元利回りの推移
配当の推移


- インカム投資家にとって最大の魅力が、「27期連続増配(予想)」という驚異的な実績です。2016年3月期の12.3円から、今期は45.0円へと大きく成長しています。これは単なる利益還元ではなく、経営統合による事業規模の拡大と継続的な利益成長という確固たる裏付けがあってこそ実現できるものです。会社側は「中期経営計画期間中の配当性向40%以上」を掲げており、外部環境の変化に左右されにくい安定したキャッシュフローが、この力強い株主還元方針を支えています。
株主還元の推移


- 直近5年間の株主還元を見ると、自社株買いは行わず、配当による還元に特化しているのが特徴です。配当総額は2021年3月期の227億円から、2025年3月期には575億円へと着実に増加しています。総還元性向(配当性向と一致)は毎年40〜42%台で安定して推移しており、会社の方針である「利益成長を通じて配当総額を持続的に高めていく」というコミットメントが有言実行されています。配当という目に見える形での還元姿勢は、高配当株投資家にとって非常に大きな安心感に繋がります。
総還元利回りの推移


- 現在の**予想配当利回りは3.11%**となっています。過去10年の平均配当利回り(3.80%)と比較すると、やや低く見えます。これは、減配があったわけではなく、連続増配以上に株価が大きく上昇(キャピタルゲインの発生)したことが要因です。自社株買いがないため総還元利回りと配当利回りは一致しますが、株価の上昇により表面利回りは低下傾向にあります。しかし、取得単価ベース(YOC)で考えれば、過去から保有し続けている株主は非常に高い恩恵を受けていると言えます。
三菱HCキャピタルの現在の株価は割安なのか?
三菱HCキャピタルの「現在の株価は割安なのか?」把握をするために、下記の3項目を確認していきます。
❶ 予想PERの推移
❷ 実績PBRの推移
❸ 理論株価
予想PERの推移


- 続いて、三菱HCキャピタルの株価の割安度合いについて確認をしていきましょう。
- まずは、予想PERの推移です。
- 現在の予想PERは11.3倍で、現在の予想PERは13.0倍で、過去5年間の平均値(10.0倍)を上回る水準で推移しています。過去のレンジ(5.5倍〜13.8倍)に照らし合わせると最大値付近にあり、歴史的な観点からはやや割高な水準です。しかし、これは経営統合後の収益力向上と増配への期待が株価に織り込まれた結果と評価できます。
実績PBRの推移


- つづいて、実績PBRの推移です。
- 現在の実績PBRは1.21倍で、現在の実績PBRは1.08倍で、過去5年間の平均値(0.79倍)を上回っています。長らく1倍割れが続いていましたが、近年の株主還元強化と業績拡大により、ついにPBR1倍を回復・定着させました。過去レンジの上値圏にありますが、企業価値向上の証拠と言えるポジティブなサインです。
理論株価


- それでは最後に、今の株価が「理論的に割安なのかどうか」を確認しておきましょう。
- 現在の株価1,447.5円に対して、目標株価コンセンサスは1,386円、PER基準の会社予想理論株価は1,351円となっており、現状の株価はこれらの指標から**マイナス4%程度乖離(やや割高)**しています。短期的には過熱感があるものの、今後の成長次第では正当化される範囲内です。
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個人的見解


- 各種指標を見ると過去平均よりやや割高感があり、短期的には調整リスクも存在します。しかし、それを補って余りあるのが「27期連続増配」という圧倒的な株主還元姿勢と、航空事業を筆頭とする高収益体制です。長期的なインカムゲインを目的とするなら、押し目(株価が下がったタイミング)は絶好の買い場となります。現在PBR1倍を超え、企業価値向上への本気度も伺えます。一括投資は避け、時間分散(積立・分割買い)で少しずつポートフォリオに組み入れることを強くおすすめします。
三菱HCキャピタルの株に対するよくあるQ&A



それでは最後に、読者の方からよく頂く質問について順番に回答していきます!
Q. 三菱HCキャピタルの株は「やばい」「買ってはいけない」という声を聞きますが、減配リスクや倒産リスクはありませんか?
結論から言うと、三菱HCキャピタルが直近で倒産したり、大幅な減配に陥ったりするリスクは極めて低いと考えられます。 ネット上で「やばい」と言われる背景には、リース業界全体が抱える多額の有利子負債や、過去のコロナ禍における航空機リース事業への懸念などが挙げられます。
リース会社は事業の性質上、資金を借り入れて設備を調達するため、金利上昇局面では資金調達コストが増加するリスクがあるのは事実です。 しかし、同社は三菱グループという強固な後ろ盾があり、財務基盤は非常に安定しています。
また、直近の決算を見てもわかる通り、懸念されていた航空セグメントは現在、全体の利益の3割強を稼ぎ出す最大の成長ドライバーへと変貌を遂げています。 さらに、会社方針として「配当性向40%以上」を掲げ、27期連続増配を予定していることからも、株主還元への強い意志と安定したキャッシュフロー創出能力が見て取れます。



投資に絶対はありませんが、インカム狙いの長期保有において過度に心配する必要はない優良企業です。
Q. 三菱HCキャピタル連続増配が魅力ですが、現在の株価で買っても今後の将来性や株価上昇は期待できますか?
長期的な視点で見れば、今後の成長と株価の上昇にも十分に期待できると評価しています。
同社の強みは、2021年の日立キャピタルとの経営統合により、情報通信機器から重機、航空機に至るまで、極めて幅広いポートフォリオを構築したことです。これにより特定の業界の不況リスクを分散し、安定的な収益を生み出す体制が整っています。
現在の株価はPER13倍台、PBR1倍台と、過去の平均と比較するとやや割高感があるのは否めません。しかしこれは、同社の「稼ぐ力」と「株主還元姿勢」が市場に正当に評価され始めた結果です。
特に海外売上高比率が約46%と高く、グローバルな成長を取り込める点も大きな魅力です。 今後も脱炭素に向けた環境エネルギー分野の投資や、グローバルでの事業拡大が業績を牽引すると予想されます。
短期的な値動きに一喜一憂するのではなく、配当成長による利回り向上(YOCの上昇)を享受しながら、企業価値の増大に伴う株価上昇をじっくりと待つ投資スタイルが最適です。
Q. 三菱HCキャピタルの株をお得に買う裏ワザはありますか?
三菱HCキャピタルをはじめとする高配当株に投資をする際の1番のポイントは、複数の銘柄に分散で投資をすることです。これによって、リスクを複数の銘柄に分散し、資金減少のリスクを限定することが出来ます。
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