中型株

連続増配中の竹内製作所の今後の株価予想は?業績や、配当金の推移から徹底分析!

2023年4月18日

竹内製作所の株の業績や配当金の推移ってどうなの?
竹内製作所の株に興味があるんだけど、今の株価は割安?

この記事では、皆さんのこのようなお悩みにお応えし、以下の6つの投資判断基準から徹底的に分析をしました。

また、皆さんが気になっている、竹内製作所の株の買い時についても、詳しく解説をしていきます。

※すぐに『竹内製作所に対するボクの見解を知りたい!』という方は、【個人的見解】竹内製作所の買い時についてからご覧ください!

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竹内製作所ってどんな企業?

まずはじめに、『竹内製作所がどんな企業なのか?』について概要を解説していきます。

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週足チャートの推移

それでは、竹内製作所の株価が『どのような値動きをしているのか』確認をしていきましょう。

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  • 日足チャートで見ると、22年の中旬頃から株価は綺麗な上昇トレンドで推移。
  • そして、4月11日の本決算の発表を受け、再び株価は窓をあけて急騰しています。
  • 週足チャートで見てみると、株価は上昇トレンド。
  • 月足チャートで見てみると、リーマンショック時の安値345円から株価は10倍近くまで伸びています。

業績の推移

つづいて、竹内製作所の『過去10年間の業績の推移』を確認していきます。

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  • 売上高に関しては、右肩上がりで推移しており、前期の2023年2月期に過去最高を更新しました。
  • 営業利益に関しても、着実に伸びており、前期に過去最高を記録しています。
  • ですが、営業利益率に関しては、16年2月期の19.0%がピークで、その後は緩やかに下落してきています。

キャッシュフローの推移

それでは、竹内製作所の『資金繰りに問題はないのか?』過去10年間のキャッシュフローの推移を確認していきます。

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  • 営業CFに関しては、毎年プラスで推移しており、問題はなし。
  • つぎに、フリーCFに関しては、過去10年間で前期のみマイナスとなっています。
  • 現金・現金等価物に関しては、着実に増加してきており、過去10年間で約4.8倍に増えています。
  • さいごに、営業CFマージンに関しては、緩やかに下落してきており、イマイチといったところです。

財務状況の推移

つぎに、竹内製作所の『財務状況は問題がないのか?』過去10年間の財務状況の推移を確認していきましょう。

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  • 総資産に関しては、13年3月期の525億円から前期には1588億円と10年間で約3.0倍に拡大。
  • 自己資本に関しては、着実に右肩上がりで伸びています。
  • それに対して、有利子負債は、過去10年間で毎年減らしてきており、遂に前期でゼロとなりました。
  • 自己資本比率に関しては、右肩上がりで伸びており、前期76.7%と超優良な財務です。

従業員数と生産性の推移

それでは、竹内製作所の『従業員数の推移と一人当たりの生産性』を確認していきます。

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  • 従業員数に関しては、13年3月期の674人から前期には917人と10年間で約1.4倍に増加しました。
  • 従業員の生産性をあらわす1人当たりの純利益は、上場企業の中央値を大きく上回り前期は1456万円と素晴らしい生産性です。

配当金の推移

つづいて、竹内製作所の『過去10年間の配当金の推移』を確認していきます。

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  • 竹内製作所の配当金は右肩上がりで増加しており、2012年2月期から12期連続で増配中です。
  • また、配当性向は緩やかに上昇しているものの、前期は31.9%と、配当余力は十分にあります。
  • 増配率に関しては、非常に高く、過去5年間で1株36円⇒1株98円と172.2%も増配しています。

配当方針に関して

経営体質の強化並びに今後の事業展開に備えるために必要な内部留保を確保しつつ、連結配当性向30%を目安として、安定した配当の継続に努めることを基本方針としています。

自社株買いの推移

つぎに、竹内製作所の『過去10年間の自社株買いの推移』を確認していきましょう。

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  • 自己株式取得に関しては、過去10年間中1期のみで実施。
  • 総還元性向は増加傾向も前期は30%以下と問題はなし。
  • また、過去10年間での総還元利回りの平均値は2.10%と高還元とは言えない水準かと思います。

株主優待

竹内製作所には株主優待はありません。

現在の株価は割安なのか?

竹内製作所の『現在の株価は割安なのか?それとも割高なのか?』把握をするために下記の5項目を確認していきます。

  1. 予想PERの状況
  2. 実績PBRの状況
  3. 配当利回りの推移(過去5年間)
  4. 目標株価
  5. アナリストの評価

予想PER/実績PBR/配当利回り

それでは、竹内製作所の『現在の株価水準は割安なのか?』を確認していきましょう。

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  • 予想PERに関しては現在9.4倍で、過去5年間レンジで見ると、やや低い水準に位置しています。
  • 実績PBRに関しては現在1.32倍で、過去5年間レンジで見ると、こちらはほぼ中央に位置しています。
  • さいごに、過去5年間の配当利回りの推移を見ると、最大値は4.40%、平均値は2.44%、最小値は1.30%、現在の配当利回りは3.40%です。
  • 現在は平均値を大きく上回った水準で推移しており、先日の増配の影響もあり、過去まれに見る配当利回りの高さです。

上記資料の配当利回りの推移や、予想PER、実績PBRのレンジ位置で割安度合いを確認したいという方は、マネックス証券の銘柄スカウターをご利用ください。

目標株価 / アナリストの評価

さいごに、竹内製作所の目標株価 / アナリストの評価を確認していきましょう。

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  • 過去3カ月間に7名のアナリストが竹内製作所の株価を評価しており、目標株価は『現在の株価から+5.86%の3585円』で『買い』の評価となっています。
  • また、テクニカル指標のシグナルを確認すると、オシレーターは現在『中立』、移動平均は現在『強い買い』、総合的には『買い』といった状況です。

上記資料のアナリストの評価や、テクニカル指標の状況をもとに投資タイミングを検討したいという方は、TradingViewの銘柄詳細を確認してみてください。

【個人的見解】竹内製作所の買い時について

ここまでを踏まえて、竹内製作所に対するボクの個人的見解は、

  • 竹内製作所は、業績好調かつ収益性も高く、12期連続で増配をしている優良な高配当株のひとつです。
  • また、配当性向は30%以下で推移しており、配当余力も十分にあります。
  • 過去10年間での総還元利回りの平均値は、『2.10%』と低く、現在の配当利回り3.40%は非常に魅力的な水準です。

懸念材料としては、海外売上高比率が98.0%となっており、為替の影響を大きく受けます。また、欧州での売上の割合も大きくロシアによるウクライナ侵攻等にも注意が必要です。

YUSUKE
とはいえ、ミニショベルや油圧ショベルの販売台数は伸び続けており、業績好調かつ連続増配中の竹内製作所は魅力的な銘柄とボクは考えています。

参考【重要】高配当株の買い時はこの7パターン!タイミングの見極め方についても解説

注意事項

あくまでも、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方はご自身でしっかりと企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

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