ホンダの株の売り時は?長期保有はできるのか「将来性」についても徹底分析!

ホンダの株の業績や配当金の推移ってどうなの?

ホンダの株に興味があるんだけど、今の株価は割安?

この記事では、皆さんのこのようなお悩みにお応えし、以下の3つの投資判断基準で徹底分析しました。

  1. 業績は成長しているのか?
  2. 配当や株主優待といった株主還元は?
  3. 現在の株価は割安なのか?

また、皆さんが気になるであろう項目に関しては、よくあるQ&Aにまとめています。

本記事の信頼性

この記事は、株式投資歴13年目で元メガバンク出身の現役FPが、これまでに積んだ経験をもとに作成しています。

最新の神アプリ情報

株式の売買タイミングが全く分からない…。

こんな悩みをサクッと解決してくれる、無料で使える神アプリを皆さんはご存知ですか?

最新の神アプリの特徴

  • バフェットの売買情報を覗き見
  • 大口の売買注文が一目瞭然
  • 株価暴落の前兆をアラート

\米国テスラ株がもらえるキャンペーン実施中/

moomoo証券- 米株取引・株価・投資情報

moomoo証券- 米株取引・株価・投資情報
無料
posted withアプリーチ

※米国ナスダック上場企業が提供する最先端金融情報アプリ

目次

ホンダってどんな企業?

企業概要

本田技研工業は、自動車世界8位・オートバイ世界1位の国際的な自動車メーカーです。時価総額は約8.3兆円の大型株。世界各地の生産・販売ネットワークにより四輪車・二輪車のグローバル供給を中核に、船外機・小型ジェット機・ロボットなど多角的に事業を展開。

ホンダは何で稼いでいるのか?

それでは、ホンダが『何で稼いでいるのか?』適時開示資料をもとに簡単にまとめてみました。

適時開示資料1を解説

こちらは、2023年3月期のセグメント別業績の資料です。

23年3月期の売上収益に関しては、四輪車事業が全体の約63%と半分以上を占め、その次に金融サービス事業、二輪事業と続いていきます。

ただ、増減率で見てみると、二輪事業の伸びが最も大きく、前期好調に推移したことが分かります。

適時開示資料2を解説

こちらは、所在地別売上収益に関する資料です。

北米での売上収益が最も大きく全体の約46%、その次にアジア、日本と続きます。

営業利益の成長率を見てみると、日本が最も成長しており、北米での営業利益は伸び悩み。その影響もあり、前期はアジアでの営業利益が最も大きな割合を占めています。

過去のチャート推移

つぎに、ホンダの株価が『どのような値動きをしているのか』確認をしていきましょう。

月足10年チャートの推移

出所:楽天証券 – マーケットスピード2
チャート推移を解説

こちらは、月足10年チャートです。

コロナショック時に直近安値の706円をつけた後、株価は急騰。2023年9月頃には直近高値の1821円まで上昇しました。

現在は直近高値から20%近く株価を下げてきており、1500円前後で下げ止まることが出来るか注目です。

YUSUKE

みなさん気になるホンダの株の買い時については後ほど解説をしていきます。

ホンダの業績は成長しているのか?

ホンダの『業績は成長しているのか?』把握をするために下記の2項目を確認していきます。

  1. 売上高の推移
  2. 利益率の推移

売上高の推移

  • 売上高に関しては、コロナ禍で一時落ち込むも、前期には復調し過去最高を更新。
  • 営業利益に関しても、前期、前々期と好調で、今期は過去最高を大きく更新する予想となっています。

利益率の推移

  • 営業利益率に関しては、3%~7%の間を推移しており、14年3月期に過去10年間で最も高い6.6%を記録。
  • 当期利益率に関しては、18年3月期に6.9%を記録してからは4%前後での推移が続いています。
YUSUKE

利益率は全体的にそこまで高くはないものの、二輪事業に至っては営業利益率16%超と高利益率となっています。

ここで、同業種のライバル企業「トヨタ自動車」の利益率と比較してみましょう。

本田技研工業
  • 営業利益率:4.62%
  • 当期利益率:3.85%
トヨタ自動車
  • 営業利益率:7.33%
  • 当期利益率:6.60%
YUSUKE

営業利益率、当期利益率ともに、トヨタ自動車の方が全然高く、ホンダの利益率は平均的な水準ということが分かります。

ホンダの株主還元は魅力的なのか?

ホンダの『株主還元は魅力的なのか?』把握をするために下記の3項目を確認していきます。

  1. 配当金の推移
  2. 自社株買いの推移
  3. 株主優待

配当金の推移

  • 配当金に関しては、右肩上がりで増え続けており、コロナ禍で少しだけ減配をするも、今期は大幅増配の予想。
  • 配当性向に関しては、常に50%以下で推移をしており、前期は31.0%と配当余力はまだまだあります。
配当方針に関して

連結配当性向30%を目安に安定的・継続的に行う方針。

自社株買いの推移

  • 自社株買いに関しては、過去10年間中5期で実施と積極的。
  • 総還元性向は、緩やかに上昇をしてきてはいるものの、10年平均で40.5%と余力は十分にあります。

総還元利回り

  • 総還元利回りに関しては、徐々に上昇をしてきており、前期の23年3月期には7.43%と高還元。
  • また、過去10年間での総還元利回りの平均値は4.10%と、魅力的な水準かと思います。

株主優待

» 企業のページで詳細を確認する
YUSUKE

ホンダの株主優待は、100株以上(約15.2万円分)保有の株主に対して、「オリジナルカレンダー」が贈呈されます。

ホンダが株主優待を廃止しない理由とは?

オリックスやJTを筆頭に、近年の株主優待廃止の理由を確認すると、「公平な利益還元のため」が占める割合が増加傾向にあります。

株主優待は、

  • 大口の投資家にとってメリットが薄い
  • 機関投資家や外国人投資家にとってメリットが薄い

などといった課題を抱えているとの指摘もあり、株主の平等性の観点から廃止する企業が増えてきています。

YUSUKE

ただ、自社のサービスや商品を株主に優待として提供し、知ってもらう事で、売上が増加し、株価上昇へと繋がれば全ての投資家にとってメリットがあります。

その点、ホンダの提供している株主優待は、自社サービスを利用してもらう機会を提供する株主優待とは言えないものの、優待内容(金額)が大きすぎない内容ですので、株主優待を廃止する可能性は低いのかなと、ボクは考えています。

ホンダの現在の株価は割安なのか?

ホンダの『現在の株価は割安なのか?それとも割高なのか?』把握をするために下記の3項目を確認していきます。

  1. 予想PERの推移
  2. 実績PBRの推移
  3. 理論株価

予想PERの推移

まずは、予想PERの推移を過去5年間レンジで確認してみると、

  • 最大値:29.6倍
  • 平均値:10.0倍
  • 最小値:6.3倍
YUSUKE

現在の予想PERは8.1倍で、平均値を少し下回っており、ホンダにしてはやや割安なPER水準です。

実績PBRの推移

つづいて、実績PBRの推移を過去5年間レンジで確認してみると、

  • 最大値:0.74倍
  • 平均値:0.60倍
  • 最小値:0.44倍
YUSUKE

現在の実績PBRは0.60倍で、平均値近辺での推移となっており、ホンダにしては平均的なPBR水準です。

理論株価

それでは最後に、今の株価が『理論的に割安なのかどうか』を確認しておきましょう。

ホンダの現在の株価(1,527円)に対して、

  • PER基準(会社予想):1,819円
  • PER基準(アナリスト予想):1,666円
  • PBR基準:1,665円

上記のような理論株価になっています。

YUSUKE

こちらを見る限り、ホンダの現在の株価は全ての理論株価を下回っており、比較的割安感のある株価水準と見てとれます。

最新の割安度合いについては…

マネックス証券の銘柄スカウターを使えば、ご自身のスマホからいつでも無料で確認ができます。

唯一のデメリットはマネックス証券に口座を開設している方限定のツールという点です。ですが、5分ほどで手続きは終わりますので、この機会に開設を検討してみましょう。

\期間限定のキャンペーンも実施中/

※銘柄スカウターは高配当株投資家に大人気の無料ツールです。

ホンダの株に対するよくあるQ&A

それでは、ホンダの株に対する『よくある質問』にお答えしていきます。

注意事項

こちらの記事は、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方は企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

Q1 . 将来性のある企業ですか?

ホンダは将来性のある企業だと思いますか?

結論:個人的には「将来性のある」企業だと考えています。

ホンダは…、
  • 業績は右肩上がりで伸びており、堅調に推移
  • 特に二輪車事業では世界No.1と圧倒的な地位
  • 配当金は着実に増配を継続中

これらを踏まえて、ボクの個人的見解は…、

YUSUKE

ホンダの株は、高配当株ポートフォリオから外すことの出来ないエース級の銘柄です。

Q2 . 「今」って買い時ですか?

ホンダの株は「今」買い時だと思いますか?

結論:個人的には「今」は比較的割安な水準だと思います。

ちなみに、

YUSUKE

ボクは予想配当利回り4.0%をひとつの目安にしています!

※あくまでも個人の見解です。

出所:楽天証券 – マーケットスピード2

ホンダの予想配当利回りが4.0%まで上がるためには、株価は1,450円まで下げる必要があります。

ホンダの株価は現在、直近高値の1821円から下げてきており、購入するには比較的リスクの低い価格帯だとボクは考えています。

もちろん、将来的に株価がどう動くのかについては誰にも分かりませんので、ご自身でも様々な角度から分析をしてみて下さい。

Q3 . 高配当株はどうやって買うんですか?

高配当株のお得な買い方の手順はこちらです。

高配当株のお得な買い方の手順4STEP
  1. 手数料の安い証券会社に口座を開設する
  2. 開設した口座に入金する
  3. 銘柄を検索し、買付注文を入れる
  4. 購入完了

証券会社に口座を開設すると言っても、たくさんあり過ぎてどこが良いのか分からない…。

といった質問をよく頂きます。

ちなみに、ボクはSBI証券をメイン口座として活用しています!

一番の理由は「業界屈指の格安手数料」です。

SBI証券は「ゼロ革命」と称し、国内株式の売買手数料を「無料」としており、他の証券会社ではかかるはずの売買手数料がゼロと個人投資家に最も人気のある証券会社です。

YUSUKE

株式投資において「取引手数料=無駄なコスト」ですので、出来る限りコストのかからない証券会社で取引するのがセオリーです!

\たった5分で手続き完了/

※取引手数料は驚異のゼロ円!最も選ばれている証券会社

【重要】配当金で人生を豊かにするために

高配当株を買って日々の生活を豊かにしていきたい…!

と思っているけど、今はまだ資金が少ない…という方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。

ちなみに、日本を代表するメガバンク三菱UFJフィナンシャルグループ(配当利回り:4.42%)の株は、1株たったの928円ですので、誰でも気軽に購入ができます!(2023年5月29日時点)

昔と違い、今はネット証券最大手のSBI証券でも1株からなんと手数料無料で買い付けが可能です。

YUSUKE

ボク自身もSBI証券のS株を活用して単元未満株をコツコツと購入をしていっています。

【公式サイト】 https://www.sbisec.co.jp/

SBI証券のS株は買付手数料が無料と言うのは勿論、何よりもアプリやwebサイトがシンプルで直感で操作が可能です!

資産形成を加速させる上でのポイントは、「贅沢をする順番を変える!」ということです。

具体的に解説をすると…、

コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を1回我慢するだけで、好きな高配当株を買う事が出来ます。ちょっとした我慢を先にすることで、将来的には配当金でランチをしたり、友達と飲みに行ったりすることが出来るようになります。

YUSUKE

誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に高配当株を積み上げていきましょう。

\たった5分で手続き完了/

※取引手数料は驚異のゼロ円!最も選ばれている証券会社

高配当株投資の攻略法3選

❶ 良い銘柄を選ぶ
現役FPが高配当株の選び方を伝授

良いタイミングで売買する
高配当株の買い時と売り時7パターン

❸ 入金力を上げる
【再現性あり】月10万円を稼ぐ副業術

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次