

この記事では、皆さんのこのようなお悩みにお応えし、以下の6つの投資判断基準から徹底的に分析をしました。
また、皆さんが気になっている、センコーグループHDの株の買い時についても、詳しく解説をしていきます。
本記事の信頼性

※すぐに『センコーグループHDに対するボクの見解を知りたい!』という方は、【個人的見解】センコーグループHDの買い時についてからご覧ください!
最新の神アプリ情報!

こういったお悩みをサクッと解決してくれる、無料で使える神アプリを皆さんはご存知ですか?
最新の神アプリの特徴
- バフェットの売買情報を覗き見
- 大口の売買注文が一目瞭然
- 株価暴落の前兆をアラート
米国ナスダック上場のフィンテック企業が提供する、米国生まれの最先端金融情報アプリです。
\口座開設なし「無料」で使える神アプリ/
※世界200か国、1900万以上のユーザーが利用
センコーグループHDってどんな企業?
センコーグループHDのことをよく知らない…という方のために、『センコーグループHDがどんな企業なのか?』について概要を解説していきます。

※画像はクリックで拡大可能
週足チャートの推移
センコーグループHDの株価が『どのような値動きをしているのか』確認をしていきましょう。

※画像はクリックで拡大可能
- 週足チャートで見ると、2017年頃からジリジリと下値を切り上げながら株価は上昇。
- 21年3月頃に好調な業績を背景に、直近高値の1168円をつける。
- 現在は出来高の厚い1000円前後での推移。
業績の推移
センコーグループHDの『過去10年間の業績の推移』を確認していきましょう。

※画像はクリックで拡大可能
- 売上高は右肩上がりで伸びており、前期は売上高、当期利益ともに過去最高を更新。
⇒11期連続での増収増益を達成。 - 純利益率は緩やかに上昇中も、前期は2.3%と高くはない水準。
- 過去10年間での成長率は、売上高は130.5%増、当期利益は338.0%増と利益を大きく伸ばす。
主要な取扱商品の一覧
センコーグループHDが『何で稼いでいるのか?』取り扱っている主要な商品と売上高の構成比がこちらです。

※画像はクリックで拡大可能
- 売上高が最も大きいのは物流セグメントで全体の67.7%も、営業利益の構成比となると88.5%まで上昇。
- 利益率に関しては、物流セグメントが最も高く5.28%と、センコーグループHDの稼ぎ頭。
- 海外売上高比率は情報なし。
今期進捗状況
センコーグループHDの『今期の業績は順調なのか?』過去3年間の四半期経常利益の推移と、今期の進捗状況がこちらです。

※画像はクリックで拡大可能
- 今期経常利益の目標に対して、3Q終了時点で82.8%と順調に推移。
⇒加えて、今期の目標値は前期からプラス3.4%に設定。 - 1Qは前期比+16.4%、2Qは前期比+6.6%、3Qは前期比-1.0%と前期を大きく上回る。
- 過去3年間の傾向を見ると、3Qでの経常利益割合が34.8%と最も大きく、4Qの割合が最も小さくなる傾向にあるので、本決算には注目。
キャッシュフローの推移
センコーグループHDの『資金繰りに問題はないのか?』過去5年間のキャッシュフローの推移を確認してきましょう。

※画像はクリックで拡大可能
- 営業CFは毎期プラスで推移も、フリーCFは10期中4期でマイナスとイマイチ。
- 現金・現金等価物は右肩上がりで推移。
- 営業CFMは緩やかに上昇も、前期は5.1%と平均的な水準。
財務状況の推移
センコーグループHDの『財務状況は問題がないのか?』過去10年間の財務状況の推移を確認していきましょう。

※画像はクリックで拡大可能
- 総資産、自己資本、有利子負債と全てにおいて拡大傾向。
- 自己資本比率は低水準で、前期は30.6%とイマイチ。
従業員数と生産性の推移
センコーグループHDの『従業員数と生産性はどうなのか?』を確認していきましょう。

※画像はクリックで拡大可能
- 従業員数は2013年3月期以降毎年増え続けており、13年3月期から10年程で約2.5倍に。
- 従業員の生産性をあらわす1人当たりの純利益は、横ばいで推移しており、前期は中央値を下回る76万円。
配当金の推移
センコーグループHDの『過去10年間の配当金の推移』を確認していきましょう。

※画像はクリックで拡大可能
- センコーグループHDは、過去10年間で減配は1度もなし。
- ⇒加えて、配当性向も非常に安定しており、常に40%以下で推移。
- 増配率に関しては、過去5年間で1株22円⇒1株34円と54.5%の増配と着実に成長。
配当方針に関して
将来の事業展開と経営体質の強化のために必要な内部留保を確保しつつ、株主への利益還元を充実させるため、安定配当に加え、業績連動を考慮した配当を実施することを基本方針。
自社株買いの推移
センコーグループHDの『過去10年間の自社株買いの推移』を確認していきましょう。

※画像はクリックで拡大可能
- 自己株式の取得に関しては、過去10年間中1期のみ実施。
- 総還元利回りは、3%前後で推移も、前々期は7.39%と高還元。
⇒過去10年間での総還元利回りの平均値は3.44%と魅力的な水準。
株主優待
センコーグループHDには株主優待はありません。
現在の株価は割安なのか?
センコーグループHDの『現在の株価は割安なのか?それとも割高なのか?』把握をするために下記の5項目を確認していきます。
- 予想PERの状況
- 実績PBRの状況
- 配当利回りの推移(過去5年間)
- 目標株価
- アナリストの評価
予想PER/実績PBR/配当利回り
センコーグループHDの『現在の株価水準は割安なのか?』を確認していきましょう。

※画像はクリックで拡大可能
- 予想PERに関しては現在8.6倍で、過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見ると、ともに中央よりもやや低い水準。
- 実績PBRに関しては現在0.86倍で、過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見ると、こちらも同様に中央よりも低い水準。
- 過去5年間の予想配当利回りの推移を見ると、最大値は4.06%、平均値は3.06%、最小値は2.31%、現在の配当利回りは3.68%。
⇒予想配当利回りは最近の株価上昇に伴い下落傾向。ただ、平均値以上での推移が続いており、依然としてコロナショック時と同水準での推移。
上記資料の予想配当利回りの推移や、予想PER、実績PBRのレンジ位置で割安度合いを確認したいという方は、マネックス証券の銘柄スカウターをご利用ください。
目標株価 / アナリストの評価
センコーグループHDの目標株価 / アナリストの評価を確認していきましょう。

※画像はクリックで拡大可能
- 過去3カ月間に5名のアナリストがセンコーグループHDの株価を評価しており、目標株価は『現在の株価から+27.92%の1182円』で『買い』の評価。
上記資料のアナリストの評価や、テクニカル指標の状況をもとに投資タイミングを検討したいという方は、TradingViewの銘柄詳細を確認してみてください。
【個人的見解】センコーグループHDの買い時について
ここまでを踏まえて、センコーグループHDに対するボクの個人的見解は、
- センコーグループHDは11期連続で増収増益と業績好調な優良高配当株のひとつ。
- 配当性向は常に40%以下で推移しており、配当余力も十分にある。
- 配当利回りは過去5年間の中では比較的高く、悪くはない水準か。
懸念材料としては、利益率が低い会社ということもあり、インフレや人件費の増加は業績に直結する可能性が高いので注意したいところ。

参考【重要】高配当株の買い時はこの7パターン!タイミングの見極め方についても解説
注意事項
あくまでも、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方はご自身でしっかりと企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。