アイモバイル(6535)

YUSUKE

こんにちは、YUSUKEです!
今回は、アイモバイルついて解説をしていきます!

この記事では、

  1. 業績は成長しているのか?
  2. 収益源はなんなのか?
  3. 株主還元は充実しているのか?

といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。

この記事は、元メガバンク出身の現役FPが、これまでに積んだ経験をもとに執筆しています。

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目次

企業の概要について

アイモバイル(6535)

インターネットサービスを提供している会社です。時価総額は約320億円の小型株。
ふるなびをはじめとするBtoCのコンシューマ事業、アドネットワーク、インフルエンサーマーケティングといったBtoBのインターネット広告事業を展開。

チャート推移

こちらは、アイモバイルの週足5年チャートです。

アイモバイルの株価は、2020年の3月頃には1株147円でしたが、21年6月には約4倍の1株652円まで上昇。そこから若干下げたものの、高値圏での推移は続いており、石破新総裁誕生後からは上場来高値の更新を狙ってきています。

セグメント別業績

こちらは、セグメント別業績に関する資料です。

  • 2024年7月期の業績は「ふるなび」をはじめとするコンシューマ事業が大部分を占めており、利益率も20%超と高い利益率を誇っています。
  • そのふるなびは前期、市場の安定的な高成長を背景に、新規顧客獲得と独自返礼品の強化施策、効率的な販促が奏功し、寄付受付総額は過去最高となりました。
  • ここで気になるのが、ふるさと納税の今後の市場についてかと思います。
  • こちらの資料にある通り、ふるさと納税の利用率はわずか16.6%となっています。認知度はかなり上がってきているように感じますが、実際に利用している人はまだまだ少ないということが分かります。
  • 今後、利用率が更に上がってくるようであれば、更なる成長の余地はあるように感じます。

業績の推移

こちらは、売上高・営業利益に関する資料です。

  • 売上高に関しては、150億円から200億円の間での推移が続いており、今期は過去最高を更新する計画となっています。
  • 営業利益に関しては、22年7月に過去最高益を記録してからは横ばい、今期は過去最高益を狙っています。

四半期純利益の推移

こちらは、四半期純利益に関する資料です。

  • 最新の本決算では目標に対して93.1%の達成率となっており、目標には少し届かず。アイモバイルの過去の推移を見るに、ふるさと納税が活発になる11月、12月を含む1Q、2Qの純利益が大きくなっており、3Q・4Qが落ち込む傾向にあります。

配当金の推移

こちらは、配当金・配当性向に関する資料です。

  • 配当金に関しては、22年7月期に大幅減配も、その後は2期連続で増配。
  • 配当性向に関しては、前期52.4%と余力は十分にあり、業績次第ではまだまだ増配していく可能性があります。
配当方針に関して

2024年7月期から2027年7月期までの4年間は配当性向50%を目安に配当を実施する方針。

自社株買いの推移

こちらは、自社株買い総額、配当総額、総還元性向に関する資料です。

  • 自社株買いに関しては、過去10年間中6期で実施と積極的。
  • 総還元性向は、100%近くで推移している年も多く、振れ幅はあるものの、10年平均では59.4%と余力はまだあります。

総還元利回りの推移

こちらは、実績配当利回り、総還元利回りに関する資料です。

  • 総還元利回りに関しては、積極的に自社株買いを実施していることもあり、全体的に高水準。
  • 前期も4.84%と高く、10年平均でも5.91%で、高配当株としては魅力的な利回り水準かと思います。
総評

アイモバイルは、ふるさと納税サイト大手4社の一角「ふるなび」を運営しており、高い利益率が魅力。株主還元にも積極的で割安感のある株価水準であれば狙いたい銘柄のひとつです。

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YUSUKE

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YUSUKE

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