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小型株

【最新】JACリクルートメント(2124)の買い時について|配当金や株主優待は?業績や株価から徹底分析!

2022年10月27日

業績好調のJACリクルートメントの配当金に興味があるんだけど、業績ってどうなの?
JACリクルートメントの株を買いたいんだけど、今の株価は割安?それとも割高?

この記事を読むことで得られるモノ

この記事を最後まで読むことで、投資初心者の方でもJACリクルートメントの株が「投資対象として適切なのか?」「今の株価は割安なのか?割高なのか?」客観的な視点から判断することが出来ます。

YUSUKE
JACリクルートメントの業績や財務内容、配当金の推移、株主優待など6つの投資判断基準から銘柄を分析し、僕の個人的な考えを紹介していきます。

本記事の信頼性

投資家12年目の僕が成功や失敗を繰り返し、これまでに積んだ経験をもとに、今回は記事を作成しました。

YUSUKE
時間のない方で「効率よく銘柄分析をしたい!」という方は、目次から興味のあるトピックに飛んで頂ければと思います。それでは、早速やっていきましょう!

注意事項

本記事は僕の銘柄分析の一環としてまとめたもので、僕の独断と偏見が含まれた個人の見解になります。投資をする際は必ず最新の情報を調べた上で、自己責任で投資判断をお願いいたします。

僕の代表的な6つの投資判断基準

投資判断の基準は「投資家」や「投資スタイル」によって様々です。僕の軸としている高配当株投資の場合、業績好調な高配当株に出来るだけ割安な水準で投資をすることが重要なので、以下の6つの観点を重視しています。

上記6つの投資判断基準からJACリクルートメントの株価は買い時なのか?僕なりに分析をしてみました。

前提条件としてこちらの記事は

2022年10月25日時点での情報をもとに作成した記事になっておりますので、事前にご理解下さい。

JACリクルートメントってどんな企業?

【2124】JACリクルートメントの公式HP

企業概要

JACリクルートメントは、転職希望者と求人企業を結びつける人材紹介の中堅企業。1988年にJACジャパンとして設立。田崎忠良氏が英国で開業した日本人向けサービス会社が発祥。英国やアジアなど世界10カ国にグループ会社や子会社を展開。外資系企業や日系企業の海外要員など幹部級クラスの紹介に特化している。高額案件での競争力強化へコンサルタントの教育を戦略的に推進。埼玉、横浜、名古屋、静岡、京都、大阪、神戸、広島に支店を持つ。さらに地方展開に注力中。


週足/日足チャート


各種指標


同業種比較

解説

【時価総額】エン・ジャパンがトップですが、JACリクルートメントが近づいてきておりそろそろ抜くか。【売上高/営業利益率】パソナGが最も売上高は高いものの、JACリクルートメントが営業利益率はトップ。収益性は抜群に高い。【予想PER/実績PBR】PERはエン・ジャパンが最も高く、PBRはJACリクルートメントが最も高い。成長企業なのでこの水準は妥当か。【1年前比株価上昇率】JACリクルートメントのみプラスで、他2社はマイナス40%超と厳しい展開。【有利子負債/自己資本比率】エン・ジャパンとともにJACリクルートメントは有利子負債ほぼゼロ。非常に健全な財務。【予想配当利回り/配当性向】JACリクルートメントが最も配当利回りが高いものの、配当性向が比較的高く懸念材料ではある。

業績の推移

One-Pointメモ

2018年12月期に売上高43.8%の成長率を記録するも、その後業績は鈍化傾向、2020年12月期はコロナの影響もあり減収減益となるも、前期は復調し再び過去最高の売上高を記録。営業利益率はピーク時から低下傾向も依然として20%超と素晴らしい利益率。成長率を見ていくと、売上高は過去10年間で398.5%の増加、営業利益は638.8%の増加で年平均63.9%の増益と驚異的な成長率。

今期進捗状況

One-Pointメモ

今期経常利益の進捗率を確認すると、2Q終了時点で63.5%と50%を大きく超えています。前年同期比で見ても大きく業績を伸ばしている事が分かります。ただ、業種的な問題もあり、3Q、4Qと業績は下落傾向にあるので要チェック。

海外売上高比率

One-Pointメモ

日本での売上高が90.6%と大部分を占め、続いて、アジアの売上高が8.3%となっています。海外売上高比率は9.4%と日本での売上高が大部分を占めています。

キャッシュフローの推移

One-Pointメモ

「営業CF」「フリーCF」ともに毎期プラスで、右肩上がりで増えてきており非常に良い形です。「営業CFマージン」は10年平均21.9%と、目安とされている15%を超えており素晴らしい水準。

財務状況の推移

One-Pointメモ

総資産、自己資本は右肩上がりで伸びていくも、コロナ禍の2020年12月期から鈍化傾向。有利子負債は常にほぼ無借金経営に近い状態で財務は健全。自己資本比率に関しては、常に70%超を維持しており、超優良な水準。

従業員数と生産性の推移

One-Pointメモ

従業員数は2018年12月期に大きく増えるも、その後は横ばい。1人当たり純利益は上場企業の中央値である127万円を上回ってはいるものの、平均的な水準。

配当金の推移

One-Pointメモ

前期は減配も、2019年12月期までは連続で増配をしてきていました。過去7年間での増配率を見ていくと、461.5%の増配、年平均で65.9%の増配率と驚異的な増配率です。配当性向に関しては、コロナ禍の2020年12月期に100%を超えるも、前期は75.9%。比較的高い水準ではあるものの、財務も健全で問題なし。利益剰余金も127億円あります。(前期純利益は38億円)

株主優待

JACリクルートメントは株主優待はありません。

現在の株価は割安なのか?

過去5年間の予想PER推移

One-Pointメモ

現在の予想PERは23.5倍で過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見ると中央よりもやや割安な水準に位置しています。予想PERのチャート推移を見ると、最大値は48.4倍、平均値22.4倍、最小値9.3倍となっており、現在は平均値近辺での推移。

過去5年間の実績PBR推移

One-Pointメモ

現在のPBRは7.30倍で過去2年間レンジ、過去5年間レンジで見ると中央よりもやや割高な水準に位置しています。PBRのチャート推移を見ると、最大値は10.03倍、平均値6.28倍、最小値2.38倍となっており、コロナショック前の最大値に迫る勢いで推移。

過去5年間の予想配当利回り推移

One-Pointメモ

現在の予想配当利回りは3.12%で、コロナショック時に記録した配当利回り8.71%から大きく下げてきています。コロナショック前の水準から減配をしたことに加えて、株価が急騰してきていることが要因。

個人的見解

JACリクルートメントについてあらゆる角度から企業分析をした結果、超簡単にまとめると下記のようになります。

これらを踏まえて、僕の個人的見解はJACリクルートメントは業績好調の高配当株の一つで、今は決して割安とは言えない水準も、値上がり益も狙える高配当株の一つという判断です。

YUSUKE
値上がり益と配当金の両方を狙って購入するのは全然ありですが、本格的に買うのは、『株価が落ちて配当利回りが4%を超えてくるまでは待ちたい』と考えています。

注意事項

あくまでも、僕の個人的見解になりますので、投資を検討の方はご自身でしっかりと企業分析をした上で、ご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

最後に

『高配当株を買って日々の生活を豊かにしていきたい!』と思ってるけど、まだまだ資金が少ないという方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。

マネックス証券のワン株

昔と違い、今はネット証券大手のマネックス証券でも1株から手数料無料で買い付けが可能です。

YUSUKE
僕自身もマネックス証券で単元未満株を日々購入をしていっています。

マネックス証券は買付手数料が無料と言うのは勿論、何よりもアプリやwebサイトがお洒落で直感で操作が可能です。

贅沢をする順番をかえるだけ

コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を1回我慢するだけで、好きな高配当株を買う事が出来ます。ちょっとした我慢を先にすることで、将来的には配当金でランチをしたり、友達と飲み会にいったりすることが出来るようになります。

誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に高配当株を積み上げていきましょう。

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