USSの株主優待でカタログギフトをGET！今後の買い時についても言及

皆さんのこのようなお悩みにお応えし、

USSの、

1. 業績は成長しているのか？
2. 配当や株主優待は充実しているのか？
3. 現在の株価は割安なのか？

といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。

USSってどんな企業？

USSは何で稼いでいるのか？

それでは、USSが『何で稼いでいるのか？』適時開示資料をもとに簡単にまとめてみました。

USSの業績推移

それでは、USSの『業績は成長しているのか？』を把握するために、

1. 売上高の推移
2. 利益率の推移

上記の2項目について確認をしていきましょう。

売上高の推移

• 売上高に関しては、緩やかではあるものの、着実に伸びており、前期の23年3月期は過去最高を更新。
• 営業利益に関しても、前期・前々期と400億円超と、2期連続で過去最高を更新しています。

最新の決算短信

• 今期24年3月期3Q時点で、売上高は前期比+11.0%、営業利益＋12.3%、経常利益＋12.1%、純利益＋11.9%、進捗率は純利益で76.7%となっています。
• 配当に関しては、前期の1株67.5円から今期は1株73.1円に増配、増配率は8.3%です。

利益率の推移

• 営業利益率に関しては、14年3月期以降つねに45%超で推移しており、前期の23年3月期は49.3%と高水準。
• 当期利益率に関しては、コロナ禍で一時落ち込むも、すぐに復調し、前期は33.8%と平均的な水準まで回復。

ここで、同業種のライバル企業「オークネット」の利益率と比較してみましょう。

USSの株主還元姿勢

つづいて、USSの『株主還元は魅力的なのか？』を把握するために、

1. 配当金の推移
2. 自社株買いの推移
3. 株主優待

上記の3項目を確認していきましょう。

配当金の推移

• 配当金に関しては、右肩上がりで増え続けており、2001年3月期から23期連続増配中。
• 配当性向に関しては、緩やかに上昇をしてきており、14年3月期の45.1%から前期は55.0%とこの10年間10%ほど上昇してきています。

実績配当利回りの推移

実績配当利回りの推移を過去5年間レンジで確認すると、

• 最大値：3.74%
• 平均値：2.78%
• 最小値：2.26%

自社株買いの推移

• 自社株買いに関しては、過去10年間中4期で実施。
• 総還元性向は、比較的高水準で推移しており、10年平均で96.0%と余力はほとんどありません。

総還元利回り

• 総還元利回りに関しては、直近2年間は4%を超えてきており、前期に至っては4.80%と高還元。
• また、過去10年間での総還元利回りの平均値は2.81%と、少し物足りない利回り水準かと思います。

株主優待

USSの株主優待は廃止されるのか？

オリックスやJTを筆頭に、近年の株主優待廃止の理由を確認すると、「公平な利益還元のため」が占める割合が増加傾向にあります。

株主優待は、

• 大口の投資家にとってメリットが薄い
• 機関投資家や外国人投資家にとってメリットが薄い

などといった課題を抱えているとの指摘もあり、株主の平等性の観点から廃止する企業が増えてきています。

その点、USSの提供している株主優待は、自社サービスを利用してもらう機会を提供する株主優待とは言えず、優待内容（金額）も小さいとは言えない内容ですので、株主優待を廃止する可能性があるのかなと、ボクは考えています。

USSの株に対するQ＆A

それでは、USSの株に対する『よくある質問』にお答えしていきます。

USSは将来性のある企業ですか？

結論：個人的には「将来性のある」企業だと考えています。

これらを踏まえた上で、ボクの個人的見解は…、

USSの株は「今」買い時ですか？

それでは、USSの株価が「どのような値動きをしているのか」確認していきましょう。

こちらは、週足5年チャートです。

コロナショック時の安値649.5円から2023年12月には上場来高値の1497円まで上昇。ですがそこから株価を20%ほど下げてきており、現在は1200円前後での推移となっています。

※あくまでも個人の見解です。

もちろん、将来的に株価がどう動くのかについては誰にも分かりませんので、ご自身でも様々な角度から分析をしてみて下さい。

USSの株はどうやって買うんですか？