7261|マツダの株価はどこまで下がるのか?

この記事は、マツダ(7261)の株に投資を検討している方に向けた記事となっております。

❶ 業績は成長しているのか?
❷ 収益源はなんなのか?
❸ 株主還元は充実しているのか?

YUSUKE

これらの投資判断基準について分析したうえで、最終的には個人的な見解を述べていきます。

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注意事項

こちらの記事は、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方は企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

目次

🏢 マツダ(7261)

現在値:1,025.5円  時価総額:6,479億円

自己資本比率45.8 %PER(予)4.6 倍
ROE(実)13.07 %PBR(実)0.36 倍
ROA(実)5.89 %配当利回り(予)5.36 %

更新日:2025年2月12日

企業概要

マツダは広島に本社を置く国内4位の自動車メーカー。「Be a driver.」をキャッチフレーズに次世代エンジン・車両構造技術「スカイアクティブ」のパフォーマンスとデザイン・環境性能を特色にグローバルビジネスを展開。2017年にトヨタ自動車と資本業務提携、2024年にはトヨタ・SUBARUと新エンジンの開発で提携。

チャート推移

こちらは、マツダの週足5年チャートです。
コロナショック時の20年4月に505円まで株価を下げるも、その後は上昇トレンドで推移。24年2月には直近高値1961円まで上昇しました。ですが、その後株価は大きく下げてきており、再び900円と1200円のレンジ内での推移となっています。

セグメント別業績

それでは、マツダが「何で稼いでいるのか?」適時開示資料をもとに簡単にまとめてみました。

こちらは、マツダの販売台数に関する資料です。
先日発表された3Q決算では、前期比プラス4%の96万6千台販売しています。特に北米での伸びが著しく、前期比プラス22%とマツダの業績を牽引しています。

個人的には2024年10月から販売された3列シートSUVのCX80なんかは「購入も検討する」ほど欲しいなーと思える車種で、マツダのラージ商品群には結構期待しています。

業績の推移

こちらは、業績に関する資料です。
コロナ禍の21年3月期に赤字を記録するも、22年3月期からは増収増益を達成。前期24年3月期は過去最高益を大きく更新し、2000億円もの利益を上げています。

四半期純利益の推移

こちらは、四半期純利益に関する資料です。
今期の目標は1400億円で、前期の2077億円から30%以上減益の計画。そんな中、3Q終了時点での進捗率は64.7%と、正直このままでは目標に届かないのではないかと考えています。

1株価値の推移

こちらは、1株の価値に関する資料です。
EPS・BPSはここ数年右肩上がりで伸びており、配当も3期連続増配中。配当性向は18.2%と低く、配当余力はまだまだあります。配当方針に関しては、中期経営計画の財務指標として、配当性向30%以上を目指す方針です。

株主還元の推移

こちらは、配当総額、自社株買いに関する資料です。
マツダは21年3月期に無配に転じており、自社株買いはこの5年間一度も実施していません。総還元性向も20%以下で推移しており、還元の余力はまだまだあるように感じます。

総還元利回りの推移

こちらは実績配当利回り、総還元利回りに関する資料です。
マツダは総還元利回り=配当利回りとなっており、株価を大きく下げた20年3月期に利回り6.10%まで上昇しています。そして、現在の配当利回りはその時に次ぐ高さ5.36%まで上昇してきており、ここ数年ではなかなか見なかった水準まで上昇してきています。

個人的見解

マツダ(7261)

現在値:1,025.5円  時価総額:6,479億円

自己資本比率45.8 %PER(予)4.6 倍
ROE(実)13.07 %PBR(実)0.36 倍
ROA(実)5.89 %配当利回り(予)5.36 %

更新日:2025年2月12日

個人的見解

マツダはPER:4.6倍、PBR:0.36倍とマーケットからの評価が著しく低い銘柄のひとつです。配当利回りは5%を超えてきており、各種指標面から見たら投資タイミングとしては悪くはない水準かと思います。ただ、懸念材料としては、販売台数が落ち込み、業績悪化からの減配となると、更なる株価下落も考えられます。

読者の方からよくあるQ&A

YUSUKE

それでは最後に、読者の方からよくある質問についてお答えしていきます!

Q. マツダの株価は今後どうなるのか?

YUSUKE

将来の株価について気になる方は多いかと思いますが、正直ボクには未来の株価は分かりません…。

業績が突然悪化するかもしれないし、配当が出なくなったりする可能性もあります…。

ただ、これらのリスクを勘案したうえで、ボクはマツダの株にはまだ投資をしていません。

YUSUKE

各種指標に割安感がある割にマツダ株は買われておらず、下げ止まりを確認するまでは様子見をするべきかと思います。

Q. 配当金で生活をするためにはどうしたら良いのですか?

高配当株を買って日々の生活を豊かにしていきたい…!

と思っているけど、今はまだ資金が少ない…という方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。

ちなみに、皆さんの生活には欠かすことの出来ない日本No.1の通信会社NTTの株は1株たったの150円ほどですので、誰でも気軽に購入が出来ます👍

昔と違い、今はネット証券最大手のSBI証券でも1株からなんと手数料無料で買い付けが可能です。

YUSUKE

ボク自身もSBI証券を活用して1株ずるコツコツと高配当株を購入しています!

【公式サイト】 https://www.sbisec.co.jp/

SBI証券であればスマホアプリから手軽に高配当株を買うことが出来る(しかも手数料無料!!)ので、投資初心者の方でもストレスなく取引が可能です!

口座が開設されるまでには多少時間がかかりますので、「高配当株を買いたい!」と思った時に買うことが出来るように事前に開設の手続きをしておくことをオススメします👍

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