KDDIの株を「買うべき3つの理由」とは?今後の買い時はいくらなのかについて解説

KDDIの株を買うべき理由について知りたい。

KDDIの今後の買い時っていくらくらいなの?

皆さんのこのようなお悩みにお応えし、

KDDIの、

  1. 業績は成長しているのか?
  2. 配当や株主優待は充実しているのか?
  3. 現在の株価は割安なのか?

といった3つの投資判断基準を中心に、皆さんが気になるであろう項目について解説をしていきます。

本記事の内容はこちら
  • KDDIはどんな会社なのか?
  • KDDIの将来性について
  • KDDIの株を買うべき3つの理由
  • KDDIは「今」買い時なのか?
  • KDDIのお得な買い方とは?
YUSUKE

この記事は、元メガバンク出身の高配当株マニアが執筆しました。

最新の神アプリ情報

株式の売買タイミングが全く分からない…。

こんな悩みをサクッと解決してくれる、無料で使える神アプリを皆さんはご存知ですか?

最新の神アプリの特徴

  • バフェットの売買情報を覗き見
  • 大口の売買注文が一目瞭然
  • 株価暴落の前兆をアラート

\米国テスラ株がもらえるキャンペーン実施中/

※米国ナスダック上場企業が提供する最先端金融情報アプリ

目次

KDDIってどんな企業?

企業概要

KDDIは、携帯電話事業で国内シェア2位の大手電気通信事業会社です。時価総額は約10.7兆円の大型株。グローバルビジネスでは世界60都市100拠点のネットワーク、世界20都市40拠点超のデータセンターサービスを展開。最近はクレジットカード・銀行・証券等の決済・金融事業、ケーブルテレビやテレビ通販など事業領域を拡大中です。

KDDIは何で稼いでいるのか?

それでは、KDDIが『何で稼いでいるのか?』適時開示資料をもとに簡単にまとめてみました。

2022年度の業績に関する資料

2022年度の売上高に関しては、パーソナルセグメントの売上が約85%と大部分を占め、残りがビジネスセグメントとなっています。

利益率に関しては、パーソナルセグメントが18.21%、ビジネスセグメントが17.21%とほぼ変わらず。

連結営業利益の増減要因に関する資料

前期は、マルチブランド通信ARPU収入の減少や、燃料高騰、通信障害の返金対応等の減少分を、

  • 3G停波関連
  • DX・金融事業
  • コスト効率化等

で対応し、前期比+1.4%の増益で着地と事業は堅調に推移しています。

KDDIの業績推移

それでは、KDDIの『業績は成長しているのか?』を把握するために、

  1. 売上高の推移
  2. 利益率の推移

上記の2項目について確認をしていきましょう。

売上高の推移

  • 売上高に関しては、右肩上がりで伸びており、2017年3月期から7期連続で過去最高を更新。
  • 営業利益に関しても、2001年3月期から23期連続で増益と、緩やかではあるものの業績を伸ばし続けています。

最新の決算短信

  • 今期24年3月期3Q時点で、売上高は前期比+2.0%、営業利益+0.4%、税引前利益+3.1%、当期利益+2.3%、進捗率は当期利益で80.2%となっています。
  • 配当に関しては、前期の1株135円から今期は1株140円に増配、増配率は3.7%です。
YUSUKE

今期は前期から純利益+0.4%の計画を掲げており、本決算でどういった決算が出てくるのか注目です。

利益率の推移

  • 営業利益率に関しては、15%~20%の間を推移しており、19年3月期に過去10年間で最も高い20.0%を記録。
  • 当期利益率に関しては、16年3月期以降はかなり安定しており、常に12%前後での推移となっています。
  • 参入障壁の高い通信事業だけあって、利益率は全体的に高く、非常に安定しています。

ここで、同業種のライバル企業「NTT」の利益率と比較してみましょう。

KDDI
  • 営業利益率:18.97%
  • 当期利益率:11.94%
NTT
  • 営業利益率:13.92%
  • 当期利益率:9.23%
YUSUKE

営業利益率、当期利益率ともに業界No.1のNTTを上回っており、素晴らしい利益水準ということが分かります。

KDDIの株主還元姿勢

つづいて、KDDIの『株主還元は魅力的なのか?』を把握するために、

  1. 配当金の推移
  2. 自社株買いの推移
  3. 株主優待

上記の3項目を確認していきましょう。

配当金の推移

  • 配当金に関しては、右肩上がりで増え続けており、2003年3月期から驚異の21期連続増配中。
  • 配当性向に関しては、緩やかに上昇をしてきてはいるものの、前期は43.3%と余力はまだまだあります。
配当方針に関して

「配当性向40%超」と「利益成長に伴うEPS成長」の相乗効果により、今後も、持続的な増配を目指す方針。

予想配当利回りの推移

予想配当利回りの推移を過去5年間レンジで確認すると、

  • 最大値:4.52%
  • 平均値:3.49%
  • 最小値:2.76%
YUSUKE

現在の予想配当利回りは3.08%で、平均値を下回っており、KDDIにしては物足りない利回り水準です。

自社株買いの推移

  • 自社株買いに関しては、過去10年間中7期で実施と積極的。
  • 総還元性向は、コロナ禍で一時100%を超えるも、10年平均では63.0%と余力はまだあります。

総還元利回り

  • 総還元利回りに関しては、徐々に上昇をしてきており、前期の23年3月期には6.30%と高還元。
  • また、過去10年間での総還元利回りの平均値は4.82%と、非常に魅力的な利回り水準かと思います。

株主優待

» 企業のページで詳細を確認する
YUSUKE

KDDIの株主優待は、100株以上(約45.1万円分)保有の株主に対して、「3,000円相当のカタログギフト」が贈呈されます。

KDDIが株主優待を廃止しない理由とは?

オリックスやJTを筆頭に、近年の株主優待廃止の理由を確認すると、「公平な利益還元のため」が占める割合が増加傾向にあります。

株主優待は、

  • 大口の投資家にとってメリットが薄い
  • 機関投資家や外国人投資家にとってメリットが薄い

などといった課題を抱えているとの指摘もあり、株主の平等性の観点から廃止する企業が増えてきています。

YUSUKE

ただ、自社のサービスや商品を株主に優待として提供し、知ってもらう事で、売上が増加し、株価上昇へと繋がれば全ての投資家にとってメリットがあります。

その点、KDDIの提供している株主優待は、自社サービスを利用してもらう機会を提供する株主優待となっており、優待内容(金額)も大きすぎない内容ですので、株主優待を廃止する可能性は低いのかなと、ボクは考えています。

KDDIの株は割安なのか?

つづいて、KDDIの『現在の株価は割安なのか?それとも割高なのか?』把握をするために、

  • 予想PERの推移
  • 実績PBRの推移
  • 理論株価

上記の3項目を確認していきしょう。

予想PERの推移

まずは、予想PERの推移を過去5年間レンジで確認してみると、

  • 最大値:16.0倍
  • 平均値:12.4倍
  • 最小値:9.1倍
YUSUKE

現在の予想PERは14.2倍で、平均値を少し上回っており、KDDIにしてはやや割高なPER水準です。

実績PBRの推移

つづいて、実績PBRの推移を過去5年間レンジで確認してみると、

  • 最大値:2.05倍
  • 平均値:1.72倍
  • 最小値:1.36倍
YUSUKE

現在の実績PBRは1.83倍で、平均値近辺での推移となっており、KDDIにしては平均的なPBR水準です。

理論株価

それでは最後に、今の株価が『理論的に割安なのかどうか』を確認しておきましょう。

KDDIの現在の株価(4,541円)に対して、

  • PER基準(会社予想):4,674円
  • PER基準(アナリスト予想):4,673円
  • PBR基準:4,655円

上記のような理論株価になっています。

YUSUKE

こちらを見る限り、KDDIの現在の株価は全ての理論株価を下回っており、比較的割安感のある株価水準と見てとれます。

最新の割安度合いについては…

マネックス証券の銘柄スカウターを使えば、ご自身のスマホからいつでも無料で確認ができます。

唯一のデメリットはマネックス証券に口座を開設している方限定のツールという点です。ですが、5分ほどで手続きは終わりますので、この機会に開設を検討してみましょう。

\期間限定のキャンペーンも実施中/

※銘柄スカウターは高配当株投資家に大人気の無料ツールです。

KDDIの株に対するQ&A

それでは、KDDIの株に対する『よくある質問』にお答えしていきます。

注意事項

こちらの記事は、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方は企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

Q. KDDIは将来性のある企業ですか?

KDDIは将来性のある企業だと思いますか?

結論:個人的には「将来性のある」企業だと考えています。

ここで、KDDIの株価変動要因でもある「魅力」と「懸念材料」についてまとめておきます。

KDDIの魅力
  • KDDIは携帯電話事業で国内シェア2位の大手電気通信事業会社です。
  • 業績は安定成長を続けており、我々が生活を送る上でなくてはならない通信インフラ企業。
  • 配当に関しては、21期連続増配中で配当性向も40%前後と余力も十分。
  • 政府において、デジタル実装を通じた地域活性化を推進する「デジタル田園都市国家構想」が掲げられるなどKDDIにとっては追い風。
KDDIの懸念材料
  • 同業他社との料金競争などKDDIを取り巻く市場環境では競争が激化。
  • 勝ち残るための設備投資や研究開発などコストがかさみ、単価の下落もあって利益を圧迫する可能性も。

これらを踏まえた上で、ボクの個人的見解は…、

YUSUKE

KDDIの株は、高配当株ポートフォリオから外すことの出来ないエース級の銘柄です。

Q. KDDIの株は「今」買い時ですか?

それでは、KDDIの株価が「どのような値動きをしているのか」確認していきましょう。

こちらは、週足5年チャートです。

2019年3月の安値2353円から株価は右肩上がり。コロナショックも上手く切り抜け、綺麗な上昇トレンドを形成しています。

2024年に入ってからは上場来高値の5080円をつけた後に、株価を大きく下げるも、ここから再度高値を更新していけるか注目です。

YUSUKE

個人的には、予想配当利回り3.2%(株価4,375円)をひとつの目安としており、もう一段株価を下げたら買い増しも検討していきたいと考えています。

※あくまでも個人の見解です。

もちろん、将来的に株価がどう動くのかについては誰にも分かりませんので、ご自身でも様々な角度から分析をしてみて下さい。

Q. KDDIの株はどうやって買うんですか?

KDDIの株に興味が出てきたので、お得な買い方があれば教えてほしい…。

高配当株のお得な買い方の手順はこちらです。

高配当株のお得な買い方の手順4STEP
  1. 手数料の安い証券会社に口座を開設する
  2. 開設した口座に入金する
  3. 銘柄を検索し、買付注文を入れる
  4. 購入完了

証券会社に口座を開設すると言っても、たくさんあり過ぎてどこが良いのか分からない…。

といった質問をよく頂きます。

ちなみに、ボクはSBI証券をメイン口座として活用しています!

一番の理由は「業界屈指の格安手数料」です。

SBI証券は「ゼロ革命」と称し、国内株式の売買手数料を「無料」としており、他の証券会社ではかかるはずの売買手数料がゼロと個人投資家に最も人気のある証券会社です。

YUSUKE

株式投資において「取引手数料=無駄なコスト」ですので、出来る限りコストのかからない証券会社で取引するのがセオリーです!

\たった5分で手続き完了/

※取引手数料は驚異のゼロ円!最も選ばれている証券会社

【重要】配当金で人生を豊かにするために

高配当株を買って日々の生活を豊かにしていきたい…!

と思っているけど、今はまだ資金が少ない…という方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。

ちなみに、日本を代表するメガバンク三菱UFJフィナンシャルグループ(配当利回り:4.42%)の株は、1株たったの928円ですので、誰でも気軽に購入ができます!(2023年5月29日時点)

昔と違い、今はネット証券最大手のSBI証券でも1株からなんと手数料無料で買い付けが可能です。

YUSUKE

ボク自身もSBI証券のS株を活用して単元未満株をコツコツと購入をしていっています。

【公式サイト】 https://www.sbisec.co.jp/

SBI証券のS株は買付手数料が無料と言うのは勿論、何よりもアプリやwebサイトがシンプルで直感で操作が可能です!

資産形成を加速させる上でのポイントは、「贅沢をする順番を変える!」ということです。

具体的に解説をすると…、

コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を1回我慢するだけで、好きな高配当株を買う事が出来ます。ちょっとした我慢を先にすることで、将来的には配当金でランチをしたり、友達と飲みに行ったりすることが出来るようになります。

YUSUKE

誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に高配当株を積み上げていきましょう。

\たった5分で手続き完了/

※取引手数料は驚異のゼロ円!最も選ばれている証券会社

高配当株投資の攻略法3選

❶ 良い銘柄を選ぶ
現役FPが高配当株の選び方を伝授

良いタイミングで売買する
高配当株の買い時と売り時7パターン

❸ 入金力を上げる
【再現性あり】月10万円を稼ぐ副業術

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次