
【2025年版】永久保有したいおすすめ高配当株はこの10銘柄

先日、視聴者の方からこんな質問を頂きました。



日本の高配当株に投資をしたいんだけど、どの銘柄に投資をしたら良いのか悩んでいます…。



経験者が実際に投資をしている「永久に保有したい」おすすめの高配当株って何かありますか…?
今回の動画は、こういった疑問や悩みを抱え、
投資先の選定に不安を抱えている方に向けた動画となっております。
永久に保有したい銘柄の3つの特徴について学んだうえで、ボクが永久に保有したい「王道の」高配当株を厳選10銘柄学ぶことが出来ます!



皆さんの投資成績が1%でもUPすれば…と思い、考え抜いたうえで作成をした動画となっておりますので、是非最後までお付き合いください!
さらに、
永久に保有したい銘柄の3つの特徴
それでは、「永久に保有したい銘柄の3つの特徴」について解説をしていきます。
永久に保有したい銘柄
=生きている間に売却の予定がない銘柄
つまり、
- 生きている間に経営破綻することはないだろう
- 将来的にも稼ぎ続けていけるだろう
と考えられる銘柄が大前提となります。



更には、自分の子どもたちに引き継いであげたいと思えるような銘柄であれば尚良しです。
そのうえで、ボクが考える永久に保有したい銘柄の特徴がこちらの3つです。
- 市場での優位性があること
- 財務が健全であること
- 各種利益率が高いこと
これら3つの特徴に加えて、「減配の可能性が低い」増配傾向の企業であれば、配当株としては完璧です。



それでは、上記の3点について順番に解説をしていきます。
1. 市場での優位性があること
永久に保有したい銘柄の特徴の一つ目は、「市場での優位性があること」です。
企業がサービスを提供するにあたり、ほとんどの企業には競合(ライバル)が存在します。
そのライバルと戦って勝てるだけの戦闘力があるのか?限られたマーケットシェアを奪うことが出来るのか?といった点が非常に重要です。
その為には…、
- 日本でのシェアは何位か?
- ライバルと比べて強みはどこか?
- 環境の変化に対応できる資金力はあるか?
これらの項目をしっかりと確認する必要があります。
また、日本は「少子高齢化」で、どんどん人口が減り、日本というマーケットは確実に縮小していきます。ですので、世界で戦える企業か?といった点も非常に重要なポイントとなってきます。
2. 財務が健全であること
永久に保有したい銘柄の特徴の二つ目は、「財務が健全であること」です。
みなさんは、借金をたくさんしていて、お金に困っている企業と、長い間付き合っていこうと思えますか?
余程のモノ好きではない限り答えは「NO」かと思いますので、「借入の割合が適正の範囲内であるかどうか」は、とても重要な基準になってきます。
ボクが財務の健全性をはかる際に用いる指標は、主にこちらの3つです。
- 自己資本比率
- 利益剰余金
- ネットD/Eレシオ
上記の指標は、



お金ってちゃんと持ってるの?



借入は多すぎないよね?



ちゃんと返せる範囲内で借金してるんだよね?
といった事を確認するための指標です。
馴染みの薄い、ネットD/Eレシオについてだけ簡単に解説をしておくと、
ネットD/Eレシオ =(有利子負債-現金同等物)÷ 自己資本 × 100
といった計算式で表わすことが出来ます。
ネットD/Eレシオは低ければ低いほど財務は健全で、業種にもよりますがボクは50%以下を一つの目安としています。
ちなみに、
- 本田技研工業:43.6%
- 小松製作所:28.6%
- ブリヂストン:3.1%
ただ、日本電信電話は98.9%、三菱HCキャピタルは482.4%と、業種や事業内容によって大きく変わってくるので、あくまでもひとつの目安として用いることをオススメします。
3. 各種利益率が高いこと
永久に保有したい銘柄の特徴の三つ目は、「各種利益率が高いこと」です。
売っても売っても、利益が全然出ない企業が長い間存続していくのはとても厳しいです。
昨今の経済環境のように、「物価高」になったり、「とてつもない円安」になったり、「かつてない程のパンデミック」が起きたりと、長い間生きていたら様々な出来事が起こります。
これらの問題をしっかりと乗り越えて、長い間企業として存続していくためには高い利益率がないと対応するのは難しいです。
ボクが目安としている数値の基準は、
- 営業利益率が10%以上
- 経常利益率が8%以上
- 当期利益率が5%以上



事業内容にもよりますが、これら3つの内どれかは最低限クリアしていて欲しいです。
これよりも低い企業となってくると、なんらかしらの強みや特徴がない限り長期で保有しようとはなかなか思えないです。
加えて、
過去10年間で一度でも赤字をつけている企業に関しては、赤字の要因を分析して納得できないようであれば投資はしないようにしています。
永久に保有したい「おすすめ」高配当株10選
それでは、みなさんが気になっている永久に保有したい高配当株を厳選10銘柄紹介していきます。
今回紹介をする10銘柄は、ボクの高配当株ポートフォリオの中心となる銘柄で、株価を下げたタイミングで必ず買い増しをしている銘柄たちです。
ちなみに、今回紹介をしていく銘柄はこちらのスクリーニング条件で抽出をしました。
- 時価総額:1兆円以上
- 予想配当利回り:3.0%以上
- 配当性向75%以下
- 当期利益率:3年平均5%以上
といった条件でスクリーニングをしています。
基本を押さえた「安定重視」のスクリーニング条件となっており、結果として上場企業約3900社のうち29銘柄に絞ることが出来ました。



この29銘柄をそれぞれ分析した上で、特に注目の10銘柄を今回はコード順に紹介をしていきます!
1銘柄目:大和ハウス工業(1925)
「永久に保有したい高配当株」1銘柄目は、【1925】大和ハウス工業です。


国内最大手の住宅総合メーカー。時価総額は約3.1兆円の大型株。
住宅建築を中核に、物流施設・商業施設・医療介護施設等の建設・運営、開発を営む。2020年米住宅会社のスタンレー・マーチン社を約200億円で買収するなどM&Aにも積極的。
チャート推移
こちらは、大和ハウス工業の週足5年チャートです。


大和ハウス工業の株価は、20年3月に2230円まで下げるも、その後は右肩上がりで推移。24年12月には上場来高値の4905円まで上昇しています。現在は依然として高値圏での推移が続いており、どこまで株価を伸ばすことが出来るのか注目です。
2銘柄目:ヒューリック(3003)
「永久に保有したい高配当株」2銘柄目は、【3003】ヒューリックです。


不動産のビル管理で創業した不動産デベロッパー。時価総額は約1.0兆円の大型株。
東京23区を中心としたポートフォリオとし、オフィス・商業ビルでは最寄駅から徒歩3分以内の物件が6割を占め、好立地物件を多く保有。投資家需要も旺盛で不動産売却が想定超の増勢。
チャート推移
こちらは、ヒューリックの週足5年チャートです。


ヒューリックの株価は、コロナショック時に安値858円をつけるも、基本的には1000円から1300円のレンジで推移してきました。ですが、2023年の年末に1400円をブレイクすると、株価は一段上げ、24年2月には1648円まで上昇しました。ただ、その後は20%近く株価を下げてきており、現在は1300円を支持線として推移している状況です。
3銘柄目:ブリヂストン(5108)
「永久に保有したい高配当株」3銘柄目は、【5108】ブリヂストンです。


世界トップのタイヤメーカー。時価総額は3.8兆円の大型株。
世界150以上の生産・開発拠点により、事業をグローバルに展開。(海外売上は80%以上)原材料の開発・生産拠点から販売網の川上から川下まで垂直統合を確立しています。
チャート推移
こちらは、ブリヂストンの週足5年チャートです。


ブリヂストンの株価は、コロナ禍に安値2861.5円をつけてから、綺麗な上昇トレンドを形成。株価は大きく上昇し、24年5月には上場来高値の7058円をつけました。ですが、そこから株価は20%以上下落し、節目の配当利回り4%に近づいてきています。
4銘柄目:小松製作所(6301)
「永久に保有したい高配当株」4銘柄目は、【6301】小松製作所です。


国内最大手の総合建設機械メーカー。時価総額は約4.1兆円の大型株。
世界シェアは2位で、業界首位の米キャタピラー社と世界市場で競合。主力は油圧ショベル・ホイールローダーなどの建設機械で、大型ダンプトラックや無人ダンプトラック運行システムなど鉱山分野にも注力。
チャート推移
こちらは、小松製作所の週足5年チャートです。


小松製作所の株価は、20年3月に1507円まで下げるも、その後は右肩上がりで推移。24年7月には上場来高値の5131円まで上昇しました。ですがその後は、20%近く株価を下げており、現在の利回りは4%近い推移となっています。
5銘柄目:本田技研工業(7267)
「永久に保有したい高配当株」5銘柄目は、【7267】本田技研工業です。


自動車世界8位・オートバイ世界1位の国際的な自動車メーカー。時価総額は約8.4兆円の大型株。
世界各地の生産・販売ネットワークにより四輪車・二輪車のグローバル供給を中核に、船外機・小型ジェット機・ロボットなど多角的に事業を展開。
チャート推移
こちらは、本田技研工業の週足5年チャートです。


本田技研工業の株価は、20年3月頃に706円まで下げるも、その後は右肩上がりで推移。24年3月には上場来高値の1959.5円まで上昇しています。ですが、その後は下落トレンドで推移。ただ、先日に大規模な自社株買いを発表したことで反発し大きく上昇してきています。
6銘柄目:三菱商事(8058)
「永久に保有したい高配当株」6銘柄目は、【8058】三菱商事です。


総資産・売上高1位の大手総合商社。時価総額は約10.2兆円の大型株。
天然ガス、総合素材、石油・化学、金属資源、産業インフラなど10事業をグローバルに展開。石油・LNG・石炭・鉄鋼・銅・アルミなど資源権益を多数保有しているといった点が強み。
チャート推移
こちらは、三菱商事の週足5年チャートです。


三菱商事の株価は、コロナ禍の20年4月頃には一時700円を割るも、そこからは綺麗な上昇トレンドを形成。投資の神様ウォーレンバフェットが購入をしたということもあり、24年5月には上場来高値の3775円まで株価を伸ばしました。ですがそこから、株価は30%以上下げており、利回り4%前後での推移となっています。
7銘柄目:三菱UFJ FG(8306)
「永久に保有したい高配当株」7銘柄目は、【8306】三菱UFJ FGです。


三菱UFJ銀行を中核とする国内最大の金融グループ。時価総額は約23.1兆円の大型株。
銀行業務、信託銀行業務、証券業務を中心に、クレジットカード・貸金業務、リース業務、資産運用・投資運用業務等、幅広く金融事業を展開。金利上昇で預貸金利ザヤが拡大し、今期は過去最高益を更新する計画。
チャート推移
こちらは、三菱UFJ FGの週足5年チャートです。


三菱UFJの株価は、20年3月に380円まで下げるも、その後は右肩上がりで推移。25年1月には直近高値の1934円まで上昇し、この5年間で株価は5倍超にまで成長しています。現在も依然として力強い値動きをしており、どこまで株価を伸ばしていけるのか注目です。
8銘柄目:三菱HCキャピタル(8593)
「永久に保有したい高配当株」8銘柄目は、【8593】三菱HCキャピタルです。


三菱商事系列の大手総合リース会社。時価総額は約1.5兆円の大型株。
国内・海外法人ビジネスによる機械・器具備品のリース・割賦販売・貸付を主力に、ライフ・環境・再生エネルギー・不動産・航空・モビリティ領域の金融サービスを提供しています。土地建物リースやPFI事業(社会資本整備投資)の取扱いに実績。
チャート推移
こちらは、三菱HCキャピタルの週足5年チャートです。


三菱HCキャピタルの株価は、20年10月頃に437円まで下げるも、その後は右肩上がりで推移。24年7月には上場来高値の1102円まで上昇しています。ですがその後、株価はヨコヨコで推移しており、株価1000円前後での推移が続いています。
9銘柄目:MS&ADインシュアランスGHD(8725)
「永久に保有したい高配当株」9銘柄目は、【8725】MS&ADインシュアランスGHDです。


三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険を中核とする保険持株会社。
時価総額は約5.2兆円の大型株。
国内損保、国内生保、海外保険、金融サービス・リスク関連サービスの4事業を展開。損害保険料収入は東京海上HDと並びトップ、世界第8位の損保グループ。
チャート推移
こちらは、MS&ADインシュアランスGHDの週足5年チャートです。


MS&ADインシュアランスGの株価は、20年3月に863.5円まで下げるも、その後は右肩上がりで推移。24年7月には上場来高値の4018円まで上昇しています。ですがその後は、15%超株価を下げており、現在はレンジ圏での推移となっています。
10銘柄目:日本電信電話(9432)
「永久に保有したい高配当株」10銘柄目は、【9432】日本電信電話です。


国内最大手の通信事業グループ。時価総額は約14.2兆円の大型株。
国内外920社、従業員数33万人以上のNTTグループを統括する持株会社。携帯電話事業を中心とした総合ICT事業、光回線を提供する地域通信事業に加えて、グローバル・ソリューション事業、その他(不動産・エネルギー)の4事業を展開。
チャート推移
こちらは、日本電信電話の週足5年チャートです。


日本電信電話の株価は、コロナショック時に一時85.1円まで下げるも、その後は綺麗な上昇トレンドを形成。24年の1月頃には直近高値192.9円をつけ、約3年間で株価は2倍超にまで伸びました。ですが、2023年度の本決算が市場の期待に応えられなかったこともあり、そこから株価は急落。半年ほど150円前後での推移が続いていましたが、最近になって反転の兆しが見えてきています。
高配当株投資に関するよくあるQ&A
ここからは、高配当株投資に関するよくある質問にお答えしていきます。



上記の質問に対して、順番に回答をしていきます!
Q1 . 高配当株投資におすすめの証券会社はどこですか?
結論:個人的にはSBI証券かと思います。
一番の理由は「業界屈指の格安手数料」です。
SBI証券は「ゼロ革命」と称し、国内株式の売買手数料を「無料」としており、個人投資家にとって圧倒的な地位を築いています。
ちなみに、ボクの運営しているYouTubeチャンネルで高配当株投資家1,427人に「メイン口座で使用している証券会社はどこですか?」とアンケートを取ったところ、下記のような結果になりました。
- SBI証券
公式:https://www.sbisec.co.jp/ETGate
国内初1,300万口座突破! - 楽天証券
公式:https://www.rakuten-sec.co.jp/
楽天ポイントが貯まる・使える! - マネックス証券
公式サイト:https://www.monex.co.jp/
完全無料で使える分析ツールに強み!
※高配当株投資家1400人へのアンケート結果をもとに作成
アンケート結果1位のSBI証券は口座開設数が国内初1,100万口座を突破しており、



どこの証券会社にしようか悩むなぁ…。
という方は、SBI証券に口座を開設しておけば間違いないかと思います。
\たった5分で手続き完了/
※取引手数料は驚異のゼロ円!最も選ばれている証券会社
Q2 . 配当金で月3万円もらうにはいくら必要ですか?
結論:およそ1,500万円の投資元本が必要です。
月3万円(年間36万円)の配当金をもらうためには、税金を考慮すると、年間で約45万円の配当金をもらう必要があります。
年間45万円の配当金を得るためには、配当利回り3%の銘柄に投資する場合、1,500万円の投資元本が必要です。
このような現実を知ると…、



大きな元手がないと、配当金生活は難しそうだね…。
と感じることかと思います。
もちろん、まとまった配当金を得るためには大きな投資元本が必要です。
ですが、いきなり大きな配当金を狙うのではなく、SBI証券のS株などを利用して1株ずつコツコツと高配当株を購入していくのがオススメです。



実際にボクもS株を使って1株ずつコツコツ購入をしていて、やっと資産が2,500万円を超えてきました。
コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を一回我慢するだけで、好きな高配当株を買うことが出来ます。ちょっとした我慢を先にするだけで、将来的には配当金でランチに行ったり、友だちと飲み会に行ったりすることが出来るようになります。
誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に積み上げていきましょう。
\たった5分で手続き完了/
※取引手数料は驚異のゼロ円!最も選ばれている証券会社
Q3 . 配当金はいつもらえるんですか?
結論:権利確定日から2~3か月後にもらえます。



すぐに入ってくるわけじゃないんだね…。
配当金はご自身が指定した銀行口座か、証券口座に通常入金されます。
権利確定日に株を持っていたからと言って、すぐに入金されるわけでなく、「意外とタイムラグがある」という点だけ覚えておきましょう。
まとめ



はい、いかがでしたでしょうか?
今回は、【2025年版】永久保有したいおすすめ高配当株はこの10銘柄というテーマで解説をしてきました。
- 大和ハウス工業(1925)
- ヒューリック(3003)
- ブリヂストン(5108)
- 小松製作所(6301)
- 本田技研工業(7267)
- 三菱商事(8058)
- 三菱UFJ FG(8306)
- 三菱HCキャピタル(8593)
- MS&ADインシュアランスGHD(8725)
- 日本電信電話(9432)



みなさん、興味のある銘柄はありましたでしょうか?
今回紹介をした銘柄はすべて押さえておくべき王道の高配当株10銘柄です。業界をリードする銘柄でありながら、高い株主還元を維持し続けています。
今回紹介をした銘柄以外にも注目すべき高配当株はたくさんあるかと思います。ですので、是非皆さんの「2025年に狙いたい永久保有銘柄候補」もコメント欄で教えて頂けるとボク自身勉強になりますので、気軽にコメントして頂ければと思います。(全てのコメントに返信します👍)


こちらは、動画の冒頭でお伝えした永久保有銘柄候補50選の業種別ポートフォリオになります。
様々な業種のリーディングカンパニーをまとめたリストとなっており、投資先の選定に悩んでいる方にとっては必須のリストかと思います。ボクが普段利用しているトレーディングビューという銘柄分析ツールの方に無料で公開をしていますので、興味のある方はこちらのQRコードを読み取るか、下記のリンクからリストを確認してみて下さい。



最後に、今回の動画が少しでも勉強になったという方は「グッドボタン」を押して頂けると、動画作成のモチベーションに繋がりますので、是非押して頂けたらと思います!