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大型株

【40年減配なし】アサヒ株の買い時はいつなのか?株価や配当、株主優待まで徹底分析

アサヒグループHDの株の業績や配当金の推移ってどうなの?
アサヒグループHDの株に興味があるんだけど、今の株価は割安?

この記事では、皆さんのこのようなお悩みにお応えし、以下の3つの投資判断基準からアサヒグループHDの株を徹底的に分析をしました。

また、アサヒグループHDの株に投資を検討している皆さんが気になるであろう項目に関しては、よくあるQ&Aにまとめています。

アサヒグループHDの株に対するよくあるQ&A

※この記事は、株式投資歴13年目の個人投資家であり、現役のファイナンシャルプランナーのボクが、自分の銘柄分析の一環として作成をした記事になります。

本記事の信頼性

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アサヒグループHDってどんな企業?

出所:【アサヒグループHD】公式ホームページ

企業概要

アサヒグループHDは、アサヒビールを中核とする持株会社です。時価総額は約2.9兆円の大型株。酒類、飲料、食品の製造・販売を営んでおり、主要ブランド商品は「スーパードライ」「ドラフト」「クリアアサヒ」「WONDA」「十六茶」「三ツ矢」「カルピス」などが挙げられます。傘下の企業はアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品、カルピス、エノテカなど、誰もが一度は耳にしたことがある企業ばかりです。

アサヒグループHDは何で稼いでいるのか?

それでは、アサヒグループHDが『何で稼いでいるのか?』決算資料をもとに簡単にまとめてみました。

出所:アサヒグループHD - 決算資料

23年3月期の売上高に関しては、日本国内での売上が約52%と半分を占め、つぎにオセアニア、欧州と続いていきます。

事業利益に関しては、

  • 販売数量の増加
  • プレミアム化や価格改定に伴う単価改善
  • 各種コスト効率化

により、前期比+5.9%となっています。

出所:アサヒグループHD - 決算資料

コロナの影響も落ち着き、業績は堅調に推移しているものの、少し気になるデータもあります。

こちらは、日本の酒類の市場データです。

1994年をピークに緩やかに減少をし続けています。これは国内の景気動向の影響もありますが、国内の人口減少・少子高齢化の影響が大きいです。

YUSUKE
この現状を踏まえて、海外にどう展開していくかは、今後のアサヒグループHDにとって大きな課題です。

月足10年チャートの推移

つぎに、アサヒグループHDの株価が『どのような値動きをしているのか』確認をしていきましょう。

出所:楽天証券 - マーケットスピード2

こちらは、月足10年チャートです。

2014年2月頃の安値2537円から株価は右肩上がりで推移。18年1月頃に上場来高値(6076円)をつけてからは、コロナの影響もあり株価は低調。

最近の株価推移

出所:楽天証券 - マーケットスピード2

直近の値動きを日足1年チャートで確認をすると、23年1月の安値3993円から株価は40%超の急騰。

現在は、綺麗な上昇トレンドで推移しており、このまま株価を伸ばしていくことが出来るか注目です。

YUSUKE
みなさん気になるアサヒグループHDの株の買い時については後ほど解説をしていきます。

様々なテクニカル指標を利用してチャート分析をしたいという方にはマーケットスピード2がおすすめです。

楽天証券の公式サイトはこちら

業績は成長しているのか?

アサヒグループHDの『業績は成長しているのか?』把握をするために下記の2項目を確認していきます。

売上高の推移

それでは、アサヒグループHDの『過去10年間の業績の推移』を確認していきます。

  • 売上高に関しては、右肩上がりで伸びており、前期の22年12月期には過去最高を更新。
  • 営業利益に関しては、コロナ禍の20年12月期に大きく落ち込むも、売上高同様に前期は過去最高を更新しました。

利益率の推移

こちらは、アサヒグループHDの『過去10年間の利益率の推移』です。

  • 営業利益率はコロナ前までは上昇基調で、18年12月期には過去10年間で最も高い10.0%を記録。
  • 当期利益率はコロナ禍で大きく落ち込むも、最近は6%前後で推移と安定しています。

ここで、同業種のライバル企業「キリンHD」の利益率と比較してみましょう。

アサヒグループHD

  • 営業利益率:8.64%
  • 当期利益率:6.04%

キリンHD

  • 営業利益率:5.83%
  • 当期利益率:5.58%
YUSUKE
営業利益率、当期利益率ともにライバルのキリンHDを上回っており、まずまずの利益水準ということが分かります。

株主還元は魅力的なのか?

アサヒグループHDの『株主還元は魅力的なのか?』把握をするために下記の3項目を確認していきます。

配当金の推移

それでは、アサヒグループHDの『過去10年間の配当金の推移』を確認していきます。

  • アサヒグループHDの配当金は、40年以上もの間1度も減配なし。
  • EPSも増減はあるものの、着実に増え続けています。
  • 配当性向は比較的安定しており、前期は37.8%と低く、配当余力はまだまだあります。

配当方針に関して

配当性向35%程度を目途とした安定的な増配(配当性向は2025年までに40%)を目指しています。

予想配当利回りの推移

つづいて、アサヒグループHDの『過去5年間の予想配当利回りの推移』を確認していきましょう。

出所:マネックス証

予想配当利回りの推移を過去5年間レンジで確認すると、

  • 最大値:3.43%
  • 平均値:2.33%
  • 最小値:1.75%
YUSUKE
現在の予想配当利回りは2.00%で、平均値を下回っており、アサヒグループHDにしてはイマイチな利回り水準です。

上記資料の過去5年間の配当利回りの推移は、銘柄スカウターで確認をすることが出来ます。

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銘柄スカウターは、マネックス証券に口座を開設している人のみが使える「無料」の分析ツールです。

  • 過去15年間もの業績推移をチェック
  • セグメント別の売上比率をチェック
  • 過去5年の配当利回りをチャート化
  • アナリスト(専門家)が株価を予想
  • 3パターンの理論株価を自動計算

高配当株投資において「銘柄分析は必須」事項ですので、銘柄スカウターを活用して効率よく分析をしていきましょう。

自社株買いの推移

つぎに、アサヒグループHDの『過去10年間の自社株買いの推移』を確認していきましょう。

  • 自己株式取得に関しては、過去10年間中2期で実施も、14年12月期に実施して以降は一度もしていません。
  • 総還元性向は、比較的安定して推移しており、基本的には30%前後での推移となっています。

総還元利回り

つづいて、アサヒグループHDの『過去10年間の総還元利回りの推移』がこちらです。

  • 総還元利回りは、高還元とは言えないものの、徐々に上昇をしてきています。
  • また、過去10年間での総還元利回りの平均値は2.27%と、高配当株投資家にとっては物足りない利回り水準かと思います。

株主優待

こちらは、アサヒグループHDの株主優待です。

» 企業のページで詳細を確認する
YUSUKE
アサヒグループHDの株主優待は、100株以上(約58万円分)保有の株主に対して、「グループ会社の商品」が贈呈されます。

アサヒグループHDが株主優待を廃止しない理由とは?

オリックスやJTを筆頭に、近年の株主優待廃止の理由を確認すると、「公平な利益還元のため」が占める割合が増加傾向にあります。

株主優待は、

  • 大口の投資家にとってメリットが薄い
  • 機関投資家や外国人投資家にとってメリットが薄い

などといった課題を抱えているとの指摘もあり、株主の平等性の観点から廃止する企業が増えてきています。

YUSUKE
ただ、自社のサービスや商品を株主に優待として提供し、知ってもらう事で、売上が増加し、株価上昇へと繋がれば全ての投資家にとってメリットがあります。

その点、アサヒグループHDの提供している株主優待は、自社サービスを利用してもらう機会を提供する株主優待となっており、優待内容(金額)も大きすぎない内容ですので、株主優待を廃止する可能性は低いのかなと、ボクは考えています。

「株主優待廃止の流れの理由と対策について知りたい!」という方には、下記の記事がおすすめです。

あわせて読みたい
株主優待は『なぜ』廃止の流れなのか?その理由と廃止されやすい銘柄の特徴とは

アサヒグループHDの現在の株価は割安なのか?

アサヒグループHDの『現在の株価は割安なのか?それとも割高なのか?』把握をするために下記の3項目を確認していきます。

予想PERの推移

出所:マネックス証

それでは、予想PERの推移を過去5年間レンジで確認してみると、

  • 最大値:26.3倍
  • 平均値:16.4倍
  • 最小値:9.9倍
YUSUKE
現在の予想PERは18.1倍で、平均値を少し上回っており、アサヒグループHDにしてはやや割高な水準です。

実績PBRの推移

出所:マネックス証

つづいて、実績PBRの推移を過去5年間レンジで確認してみると、

  • 最大値:2.29倍
  • 平均値:1.55倍
  • 最小値:0.98倍
YUSUKE
現在の実績PBRは1.23倍で、平均値を少し下回っており、アサヒグループHDにしては比較的割安な水準です。

理論株価

それでは最後に、今の株価が理論的に割安なのかどうかを確認しておきましょう。

出所:マネックス証

アサヒグループHDの現在の株価(5,751円)に対して、

  • PER基準(会社予想):5,638円
  • PER基準(アナリスト予想):5,596円
  • PBR基準:6,063円

上記のような理論株価になっています。

YUSUKE
こちらを見る限り、アサヒグループHDの現在の株価は理論株価近辺で推移しており、妥当な株価水準と見てとれます。

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高配当株投資において「銘柄分析は必須」事項ですので、銘柄スカウターを活用して効率よく分析をしていきましょう。

アサヒグループHDの株に対するよくあるQ&A

それでは、アサヒグループHDの株に対するよくある質問にお答えしていきます!

アサヒグループHDの株に対するよくあるQ&A

注意事項

こちらの記事は、ボクの現段階での個人的見解であり、経済環境の変化により見解も変わります。投資を検討の方は企業分析をした上で、必ずご自身の判断で投資をするようお願いいたします。

Q1 . 将来性のある企業ですか?

アサヒグループHDは将来性のある企業だと思いますか?

結論:個人的には「将来性のある」企業だと考えています。

アサヒグループHDの魅力について

  • アサヒグループHDの業績は安定成長を続けており、「ビール業界」において素晴らしい地位を築いています。
  • 配当に関しては、過去40年間で一度も減配はなく、配当性向も40%以下と余力も十分。
  • 国際事業では中国をはじめとするアジア圏や豪州、北米、欧州で海外ビジネスを展開しています。(海外売上高比率:49.0%)

アサヒグループHDの懸念材料について

  • 主力市場である国内において、消費者のビール離れが深刻化。
  • また、ビールの原料となる麦芽やコーン、缶材料のアルミニウムなどの価格が高騰すると、利益を圧迫するリスク。
  • 海外事業を積極的に展開しているということもあり、為替の影響もあり。

これらを踏まえて、ボクの個人的見解は…、

YUSUKE
アサヒグループHDは業績が安定しており、特に40年以上1度も減配がない点は魅力的。

ボクにとってはポートフォリオの一角に組み込みたい銘柄のひとつです。

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【日本株版】永久保有したい『おすすめ』高配株を7銘柄紹介!長期保有必須の銘柄とは

Q2 . 「今」って買い時ですか?

アサヒグループHDの株は「今」買い時だと思いますか?

結論:個人的には「今」は積極的に買いたいとは思いません。

ちなみに、

YUSUKE
ボクは予想配当利回り2.5%をひとつの目安にしています!

※あくまでも個人の見解です。

出所:楽天証券 - マーケットスピード2

アサヒグループHDの予想配当利回りが2.5%まで上がるためには、株価は4600円まで下げる必要があります。

アサヒグループHDの株価は現在、直近高値の5700円近辺での推移となっており、購入するには比較的リスクの高い価格帯だとボクは考えています。

もちろん、将来的に株価がどう動くのかについては誰にも分かりませんので、ご自身でも様々な角度から分析をしてみて下さい。

テクニカル指標の状況

個人的な見解に加えて、客観的な指標としてテクニカル指標の状況を確認しておきましょう。

出所:auカブコム証券

アサヒグループHDの現在の株価は11もの項目で『売りシグナル』が出ています。

RSI、25日乖離率といったテクニカル指標で売りサインが出ており、これらテクニカル指標を活用した際の通算パフォーマンスはまずまずの水準ですので、敢えてこのタイミングで買い向かう必要はないかと思います。

アサヒグループHDのテクニカル指標の中では「75日乖離率」が、過去2年間での通算パフォーマンスが最も高く、売買タイミングの参考にしたいテクニカル指標となっています。

上記資料の過去2年間の売買シミュレーションのデータは、auカブコム証券で口座開設済みの方のみ確認ができます。

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売買タイミングは、auカブコム証券に口座を開設している人のみが使える「無料」の分析ツールで一目瞭然です。

  • 「今」買い時の銘柄がワンクリック
  • 相性の良いテクニカル指標を判別
  • 最適な損切りラインも自動で診断

全上場銘柄(約3900社)で上記項目をすべて自動で分析してくれます。

高配当株投資において「売買タイミングは重要」な項目ですので、auカブコム証券の分析ツールを有効活用していきましょう。

Q3 . アサヒグループHDの株の買い方について教えてください。

アサヒグループHDの株の買い方の手順はこちらです。

買い方の手順4STEP

  1. 証券会社に口座を開設する
  2. 開設した口座に入金をする
  3. 銘柄を検索し、買付注文を入れる
  4. 購入完了
証券会社に口座を開設すると言っても、たくさんあり過ぎてどこが良いのか分からない…。

といった質問をよく頂きます。

ちなみに、ボクはSBI証券をメイン口座として活用しています!

一番の理由は「業界屈指の格安手数料」です。

手数料定額プランなら、1日の現物取引合計額100万円までなんと0円で取引が可能です!

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株式投資において「取引手数料=無駄なコスト」ですので、出来る限りコストのかからない証券会社で取引するのがセオリーです!

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【重要】配当金で人生を豊かにするために

高配当株を買って日々の生活を豊かにしていきたい…!

と思っているけど、今はまだ資金が少ない…という方は1株ずつ高配当株を購入していくことを僕はオススメします。

ちなみに、日本を代表するメガバンク三菱UFJフィナンシャルグループ(配当利回り:4.42%)の株は、1株たったの928円ですので、誰でも気軽に購入ができます!(2023年5月29日時点)

昔と違い、今はネット証券最大手のSBI証券でも1株からなんと手数料無料で買い付けが可能です。

YUSUKE
僕自身もSBI証券のS株を活用して単元未満株をコツコツと購入をしていっています。
【公式サイト】 https://www.sbisec.co.jp/

SBI証券のS株は買付手数料が無料と言うのは勿論、何よりもアプリやwebサイトがシンプルで直感で操作が可能です!

資産形成を加速させる上でのポイントは、『贅沢をする順番を変える!』ということです。

例えば…

コンビニでの買い物や、お昼のランチ代、会社の飲み会を1回我慢するだけで、好きな高配当株を買う事が出来ます。ちょっとした我慢を先にすることで、将来的には配当金でランチをしたり、友達と飲みに行ったりすることが出来るようになります。

誰もが最初は少額から。1株ずつコツコツと一緒に高配当株を積み上げていきましょう。

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